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そのため、なるべく床ずれにならないようなベッドを用意してあげることも、歩けない老猫への介護のひとつになります。
歩けない上に、老猫の場合、自律神経の衰えが原因となり、体温調節も難しいです。
そのため、体温が低くならないように暖かいベッドを用意し、歩けない老猫は抜け毛が増えやすいため、常にベッドを清潔にしてあげましょう。
介護をする人も、不潔なベッドを掃除するのは介護をするのに、気が滅入りますので、毎日1度は抜け毛を取ってあげると良いでしょう。
Xiaojiao Wang/shutterstock.com
歩けない老猫は、自分で毛づくろいするのが困難になります。
そのため、歩けない老猫のために、毎日ブラッシングを行うことも歩けない老猫への介護のひとつです。特に肛門まわり等、歩けない老猫が届かない部位はきれいにしてあげましょう。
先述したとおり、老猫は被毛が抜けやすいため、優しくブラッシングをしてあげることも、大切な歩けない老猫の介護です。
老猫は、運動量が若いころよりも少なくなります。また、歩けない老猫の場合、運動はほとんど出来ませんので、シャンプーの頻度を減らしても大丈夫です。
肛門まわり等の部分的なシャンプーで問題ありません。
歩けない老猫の体温に気をつけ、お湯の温度を調節してあげましょう。
老猫の介護は、まず噛む力が弱くなるため、フードを変えることからはじまります。
若いころはドライフードでも、老猫の場合は、柔らかいウェットフードを介護として与えることになるでしょう。
しかし、ウェットフードは、ドライフードに比べ歯垢が溜まりやすいため、虫歯等に注意する必要があります。
そこで歯磨きの介護が必要になります。歯が傷つかない柔らかい布等で、老猫を食後に歯磨きをする介護をしてあげることで、虫歯等の病気になりづらくなります。
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猫は家につく動物です。
老猫が歩けないと、ストレスがかかりますので、ブラッシング等の介護をすることで、猫のストレスを緩和させますが、突然の部屋の模様替えや、猫のベッドの位置を変える等、生活環境を変えることは、老猫にとって大きなストレスとなりますので、なるべくそのような行為は避けたほうが良さそうです。