- 週間ランキング
19世紀の初めには絶滅の危機に瀕しましたが、絶滅は脱していますが、稀少犬種である事に変わりはありません。
性格は、飼い主や家族に従順で愛情深く、子供に対して優しく接する犬で、日中のほとんどを寝そべっているとされる大人しい犬種です。
ただ、縄張り内に侵入者を確認すると、警戒心を一気に高め、場合によっては攻撃を加えます。
チベタン・マスティフの価格は、中国では約130~1億5000万円にも達し、過去最高金額は約2億円にも達した事もあるとされるほど、かなりの高級犬種です。
これは、稀少性が高い為に起こる現象で、2013年には中国で動物園でライオンと偽って展示していたという事件まで発生しています。
なかなか手が出す事ができない犬種といえます。
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ロットワイラーは、もともとはロットワイラー・メッツァフンドという犬種名でしたが、イメージが悪いという事で現在のロットワイラーとなりました。
もともとは闘犬として使役していましたが、頭が良かったために牧牛犬として改良され、牧牛犬として活躍しました。 また、首から現金を掲げて、それを取ろうとする者に対して容赦ない攻撃を咥えて現金を守った事から生きた金庫と呼ばれ、警備犬としても活躍しました。
基本的には落ち着いた性格で、子供も好きなので子供の相手としても適している犬種です。 また、飼い主や家族に対しては従順な性格で、非常に用心深いので番犬としても活躍できます。
そんなロットワイラーの価格は、今までの犬とは違い、約87~131万円もします。
かなり高額で、簡単な気持ちでは手が出せない高級犬種犬ですね。
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高級犬種ランキングNo.3であるファラオ・ハウンドは、外から隔離された環境で長年純血を保ってきた古代犬種です。
古代エジプトの時代には、狩猟について記録が残っていて、長い歴史を有する犬種で、日本ではあまり人気がある犬種ではありませんが、原産国であるマルタ共和国では国犬の称号が与えられました。
また、ファラオ・ハウンドは興奮すると鼻や耳に血液が集中して顔が赤くなるという特徴がある犬種です。
人懐こく、愛情深い性格をしていて、子供にも寛容なので子供がいる家庭でも飼育ができる高級犬種です。 ただ、もともとウサギ猟をしていた狩猟犬なので、猫や小動物を見ると追いかけてしまう習性があるので、一緒に飼育する場合には注意が必要です。
ファラオ・ハウンドを家に迎える為には17~26万円ほどかかります。
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高級犬種ランキングNo.4であるヨークシャー・テリアは、美しい絹糸のような毛質から動く宝石ともいわれる日本でも高い人気を誇る犬種です。
ヨーキーという愛称でも知られるヨークシャー・テリアは、19世紀の中頃のイギリスのヨークシャー地方の工業地帯において、ネズミ狩りをする狩猟犬として作出されました。
当時の犬種名は、ブロークン・ヘアード・スコッチ・オア・ヨークシャー・テリアと呼ばれ、非常に長い犬種名だったために、現在のヨークシャー・テリアになりました。
ヨークシャー・テリアは、可愛らしい見た目とは違って冒険が大好きなエネルギッシュな犬種で、テリア犬種らしく大胆で気が強い部分もある高級犬種です。
相場は約15~30万円です。
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高級犬種ランキングNo.5はマルチーズです!
紀元前1500年頃にマルタ島にフェニキアの水夫たちが持ち込んだ犬が元になっている犬種で、紀元前300年頃には記録が残っているので、この頃には既に存在していたとされるかなり古い歴史を有する犬種です。
上級階級の夫人の間では、ラップドッグとして高い人気を誇る高級犬種です。
また、日本では1855年頃に持ち込まれ、1970年代の高度成長期にはポメラニアンやヨークシャー・テリアと並んで座敷犬御三家と呼ばれるほど高い人気を誇り、現在でも高い人気を博している高級犬種です。
マルチーズの価格は、約13~30万円ほどが相場となっています。
純白の被毛に真っ黒な目と鼻が高級感のあるチャームポイントですが、美しい被毛を保つためにはこまめな日々お手入れとトリミングサロンでの施術が必要です。
眼瞼内反や逆さまつ毛などで涙が出やすく、涙ヤケや目の病気にも起こしやすい犬種なので、医療費も十分に用意しておいたほうがよく、大切に飼えば20歳近くまで長生きできるのですが、シニアになってからは歯周病にも注意とケアが必要なことからも、継続して費用がかかるという意味でも高級犬種だと言えます。