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犬にとってもダイエットとしての行為は辛いものです。食事制限をして、摂取カロリーを確認しながら、バランスよくダイエットできるようにしっかり飼い主さんが管理してあげましょう!
ダイエットの方法として、犬の断食が今注目されています。
犬が断食をすることで体内にどんな変化が起きるのか、得られる効果、注意点やおすすめの断食方法についてご説明していきます!
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犬がダイエットとして断食を行うと、体内ではどんな変化が起きるのかを知っておきましょう。
断食を丸一日行うと、血液に含まれているグルコースが、脳にいくことを優先し始めます。そのため、心臓・筋肉・腎臓などの臓器への栄養が減ってしまうことになります。
断食を2日続けると、肝臓に貯まっていた糖のグリコーゲンが減少していきます。
体内では、血糖値を保つためにタンパク質や脂肪からエネルギーとなる糖の一種であるグルコースが作られるようになります。
断食を3日続けると、代謝が低下します。
断食をさらに数日続けると、体内に蓄えられていた脂肪を主なエネルギー源として活動することになります。
そうなると、脂肪を燃焼させて生きることになるので、ダイエットにはつながるということですね。
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犬の場合は、日を追うごとに緩やかに体内で変化が起きます。そのため、急に飢餓状態に陥ることはありません。
けれど、丸一日食べないということで、犬にストレスがかかってしまうことは明らかです。
丸一日の断食や、数日間の断食では体重を落とすというダイエット効果があっても、おすすめできません。
丸一日や、数日もの断食はおすすめしません。
欠点としては、犬がトラウマになってしまい、絶食が終わった後で、与えられた食事を勢いよく食べすぎてしまうなどの行為に走ってしまう可能性があります。
もともと犬は早食いの傾向があり、家庭で与えられるフード類は丸飲みしてしまいますが、過度の早食いは食事と一緒に空気を飲み込んだりして胃拡張の原因となり、ひいては胃捻転など重篤な疾患を誘発するリスクが高くなります。
また、子犬は身体が小さいこともありますが、膵臓の機能も未発達なため長時間の空腹は低血糖に陥るおそれがあり、その場合には意識を失い、生命にもかかわることから絶食を行ってはいけません。
子犬期にぽっちゃりしていることはむしろ当然で、成犬になるに従い引き締まった体型になりますので子犬にダイエットは不要です。
断食ダイエットをする場合は、動物病院の先生としっかり相談した上で行うようにしましょうね。
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丸一日や、数日間に及ぶ断食は、ダイエット効果があってもお勧めできません。
けれど、プチ断食はデトックス効果もあり、犬にとっても効果的なダイエット方法です。
プチ断食は、一日のうちの一食だけを抜くということです。そうすることで、お腹の中を掃除してデトックス効果を得ることができます。
プチ断食でデトックス効果をさらに上げるには、しっかり水分を摂ることが大切ですよ。
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プチ断食といっても、デトックス効果をあげて体内をきれいにしたいので、水分はしっかり与えましょう。
それ以外に、酵素を含んだサプリメントを与えるのも良いですよ。
一気にダイエットの効果を狙うのではなく、一週間に一度のプチ断食で、デトックス効果を実感しながら楽しくダイエットをしましょうね!
このプチ断食によるデトックス効果とダイエット効果は、飼い主さんにもおすすめです。
一緒に楽しくチャレンジしてみてください!