【2022年版】猫にスイカを与えても大丈夫?知っておきたい注意点もご紹介!
猫もスイカを食べる?
pixabay.com
猫とスイカ・・・あまり食べている姿をみかけたことはありませんが、このような動画で「猫もスイカを食べていいの!?」「猫がスイカを食べても大丈夫!?」と疑問に思う飼い主さんも多いはず・・・。
では、果たして猫はスイカが好きなのでしょうか?そもそも、スイカをあげても大丈夫なのでしょうか?
猫はスイカが好き?食べていい?
まずはスイカを食べても大丈夫なのかを知る前に、そもそも猫の味覚は少し人間と違っていることをご存じですか?
実は猫は肉食動物なので、舌にある甘味を感じる細胞が退化してしまっています。 そのため、猫は糖分の甘味を感じることはありません。
スイカは糖度が高いのですが、猫はその甘味に惹かれて食べるわけではないようです。単純に味が好みの場合や食感を好んで食べているだけかもしれません。 そのため、スイカを好まない猫も少なくないようです。
猫にスイカをあげると体にいい?
そもそも、スイカはその90%が水分でできています。
ということは、スイカはほぼ水でできているということになります。 じゃああげても大丈夫なんじゃないの?と思いますが、水分だけかと思いきや、スイカにはビタミンやカリウム、グルタミン酸、アルギニンといったさまざまな栄養素が多く含まれています。
しかも、スイカには注目すべき秘密が隠されています。
抗酸化作用
スイカにはリコピンやシトルリン、ビタミンCなどが多く含まれ、これらには抗酸化作用があります。抗酸化作用とは、体の細胞を酸化して錆びさせ、さまざまな病気を引き起こしてしまう活性酸素を抑える作用のことをいいます。
つまり、猫はスイカを食べていいどころか、体を病気から守ることができるかもしれません。
利尿作用
スイカにはシトルリンやカリウムが多く含まれ、これらには利尿作用があります。
この利尿作用により体内の余分なナトリウムが排泄され高血圧を予防したり、体の中の毒素を体外に排泄してくれます(デトックス)。
熱中症予防
スイカのほとんどは水分なので、夏場の水分補給に適しています。また、スイカに含まれる果糖とブドウ糖はすばやくエネルギーに変わるため、まるでスポーツドリンクのような役割もしてくれます。
ますますあげてもいい気がしますが、本当に猫にあげても大丈夫なのでしょうか。
猫にスイカをあげても大丈夫?
結論をいうと基本的に「猫はスイカを食べてもいい」、つまり中毒を起こすことはないので猫がスイカを食べても大丈夫です。
しかし、スイカをあげる際には注意しなければいけないことがあります。
猫にスイカをあげすぎないこと
先ほど述べた通り、スイカの90%は水分でできています。
また、体を冷やす食べ物でもあるので、食べ過ぎると下痢をしてしまうので、いくら食べていいからといってもあげすぎは体に悪影響をおよぼしてしまいます。
猫がスイカを食べていいとはいっても、場合によっては効果が良くない方向に作用してしまいます。
高齢猫にスイカをあげるのは要注意
スイカにはカリウムというミネラルが多く含まれています。そのため、カリウムを排泄しにくい腎臓病を患っている場合はあげないようにしましょう。
カリウムが体にたまってしまうと高カリウム血症を引き起こし、心臓にまで負担をかけてしまいます。
特に高齢猫はかなりの確率で腎機能が低下しているため、スイカを食べていいとはいえません。
猫にスイカの皮は与えない
猫というのは人間ほど食物を消化できる生き物ではありません。
そのため、猫はスイカを食べてもいいといっても皮ごとあげると消化不良を起こしてしまうので、あげるのは実だけにしましょう。
また、種をあげても大丈夫ですが、種をあげたい場合は細かく刻んであげましょう。 しかし外側の種皮と呼ばれる部分が固いため、食べてもほとんど消化されずに便と一緒に出てきてしまいます。
猫はスイカを食べても大丈夫ですが、必要がなければ種を取り除いてあげると良いでしょう。
1回限定!猫ちゃんの健康に必要な6要素が満たされるプレミアムフード
人と猫ちゃんでは必要な栄養や摂取バランスも異なるので食生活は非常に気をつけたいポイントですね。 2,500以上の特許とペット学会の論文・研究実績のある獣医師、栄養学者、免疫学者nado500人以上の専門家チームが科学的根拠に基づき開発したプレミアムフードも一つの食の選択肢として検討してみるのも良いかもしれません。
スーパーやドラッグストアなどでもよく見かける「ピュリナワン・キャットフード」は、コーヒーでお馴染みのネスレが販売しているキャットフードです。猫の年齢や体調に合わせてフードが選べるようさまざまな種類がラインナップされています。「ピュリナワン・キャットフード」はどのようなフードなのかを解析しましょう。
https://mofmo.jp/article/3451