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ヘアレスドッグなどは寒さに弱いので冬は防寒対策をしてあげないと体調を崩すかもしれませんし、
紫外線にも弱いので洋服を着せてあげるほうがよいかもしれません。
逆に寒い地方の犬は、暑さに弱いので夏は水で湿らせるベストなどが役立つかもしれません。
皮膚の病気や手術の後など犬がひっかかないようにしたり、ばい菌が入らないようにするために服を着せることもできます。老犬は体温調節がしにくくなっているため、着せてあげるとよい場合があるかもしれません。
散歩の時に、虫やダニにがくっついたり、刺されたりするのを防いだりすることもできます。
カフェや公共施設に入る時には、周りの人への配慮のために着せるという飼い主さんもいます。
雨の日の散歩はドロドロになってしまうので、レインコートを着せればお手入れがグッと楽になります。
Liliya Kulianionak/shutterstock.com
服を着せたらかわいいからというだけの理由で無理やり着せるのは犬にとってストレスですし、まして抜け毛が増えて掃除が大変だから着せるという人間の都合を優先させるのではよくありません。
愛犬が極度に嫌がる場合は、洋服を着せることを考え直しましょう。
服を着たり脱いだりすることで静電気が起きやすかったり、また摩擦が生じ毛玉になりやすくなります。ブラッシングやシャンプーの時のケアに少し手間が増えることもあります。
装飾の多い服は、かわいいかもしれませんが、装飾が取れて誤飲する危険があります。装飾が少ない洋服を選ぶか、装飾があってもしっかりと固定されており、安全性が担保できているような洋服を選びましょう。
無理やり着せると嫌がるので、袖のない服から慣らせたり、服を着るとおやつをあげる、散歩に行くなど服に対する良いイメージが焼き付くなら
好きになるかもしれません。
服の素材で反応が変わることもあります。
無理して着せたり、余りに負担をかけるのはよくありません。
愛犬に服を着せるのはおしゃれのためだけでなく、愛犬の体調管理やケアの手間を省く助けになることが分かりました。
犬に服が必要かどうかは、メリットとデメリットをよく考えた上で飼い主さんが決めるのが一番なのかもしれませんね。