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また、嫌がらせされていると思われ、猫に嫌われてしまいます。
このような叱り方はおすすめできません。
物理攻撃は、絶対にNG。
猫が「攻撃された!」と感じて、なつかなくなってしまいます。
特にしっぽは、猫の弱点なのでなおさら避けましょう。
叱っている途中に猫がそっぽを向いたり、逃げ出したりしてしても、無視しているわけではありません。
不安や恐怖から必死で逃れようとしているのです。
追いかけてまで叱るのはやめましょう。猫はとてもデリケートなのです。
猫の名前を何度も呼びながら叱ると、猫の頭の中で「名前を呼ばれる=叱られている」と意味づけされてしまうので注意しましょう。
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猫を叱る時のコツは、「猫が嫌がることをする」こと。
…なのですが、猫は叱られてもその意味が分からないので、「天罰」のように思わせることが重要です。
「ここでその行動をしようとすると、いつも嫌なことが起こるな」と思わせたらしめたもの。その場所ではいたずらしなくなるはずです。
ポイントは、いたずらをしている時に現行犯で叱ること。
また、人間がやっていると猫にばれてしまうと、嫌われたり、飼い主に隠れていたずらをするようになる可能性があるので気をつけましょう。
猫がいたずらをしているのを見かけたら、後ろから霧吹きで水を吹きかけましょう。
少量でも嫌がるので効果的です。
「この場所で爪をとぐと身体が濡れるからいや!」と思わせましょう。
トイレ以外の場所でそそうをしてしまう時は、その場所やまわりにアルミ箔を敷いてみましょう。
猫はアルミ箔の上を歩く感触が嫌いなので、そこによりつかなくなります。
猫がいたずらをしようとしたら、猫の近くにお手玉や、小石を入れた空き缶を投げて驚かせましょう。
ポイントは、あくまで「音」で驚かせること。猫に当てては絶対にいけません。
いたずら現場を見つけたら、「あ!」と大きな声を出したり、手をパンと叩いたり、いつもはしないような「音」を出して猫をびっくりさせましょう。
近くで大きな音を出すのはいけませんが、離れたところからなら、猫の負担にもなりにくいでしょう。
面と向かって猫を叱るなら、まず低い声(いつもと違う声)で呼んだ後、淡々と言い聞かせるくらいにしておきましょう。
あくまで冷静に…がポイント。感情的になると「飼い主=怖い人」だと思われてしまいます。
また、家族が複数いる場合は、猫を混乱させないため、叱り方を同じパターンにしておきましょう。
猫が遊んでいる最中にいたずらをしたら、興奮している場合が多いので、ケージに入れてしまうのもひとつの手です。
最初はケージの中で暴れたり泣き叫んでも、猫が落ち着くまで入れておきましょう。猫と向き合える時間が来たら、ケージから出して対話してみてください。
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猫はデリケートな性格。面と向かって叱られた場合は、やはりショックを受けるので、時間を空けてほめてあげるなどフォローをしましょう。
また、叱る前にキャットタワーや爪とぎボードを用意してあげるなど、猫がいたずらをする原因を取り除くための工夫をしてみるとよさそうです。
いかがでしたか?
おうちで飼っているかわいい猫。嫌いで叱るわけではないですから、叱り方のコツをつかんで、少しで大きな効果を上げたいものですよね。
猫の叱り方に迷っている方は、ぜひ実践してみてください!