オス猫の発情期の行動ってどんなの?また、その特徴は?

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オスの発情期の行動について

オス猫に発情期が来たと言われますが、オス猫には決まった発情期というものはありません。
オス猫は、メス猫の発情期に出す匂いを嗅ぐとその刺激によって発情します。という事は、オス猫は発情しているメス猫が近くにいれば、いつでも交尾OKという事になります。

オス猫の発情期によくある行動は、攻撃的になる、臭いにおいの尿スプレーをする、外に出たがる、脱走する、オス同士のケンカが増えるといったものです。

上記の行動というのは、繁殖を望まない限り人間にとっても猫にとってもストレスになります。

繁殖を望まないのであれば去勢手術を受けましょう。
去勢手術をすることによりケンカによるけがや病気の感染、外へ脱走しての交通事故といった行動によるリスクから解放されて、長生きにもつながります。

去勢手術はメリットも多いですが、デメリットもあります。それは、太りやすくなるので体重コントロールが必要となるところです。

発情期のオス猫の特徴について

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目に見える体の変化としては、成熟すると陰茎に小さな棘が生えます。
これはメス猫と交尾をする際に、この棘によりメスが痛みを感じ刺激を受けることで排卵を促すのです。(メス猫は犬と違い、強い刺激がないと排卵しません。)

ちなみに、去勢手術をした猫は男性ホルモンが減るためにこの棘は消えてしまいます。

また、発情期のオス猫は顔つきも変わってきます。えらが張り、いかつい強面の顔になってきます。

まとめ

早い猫では生後6か月から発情します。
一才までに去勢手術を受けるとマーキング(尿スプレー)の行動の約9割がなくなると言われています。

性格も中性的になって問題行動も減り、私たち人間との共同生活もしやすくなります。
育てられない猫を増やさないためにも、去勢手術は受けましょう。

情報提供元: mofmo
記事名:「 【猫の発情期】オスの猫の発情期の行動や特徴について詳しく解説。