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一方で、年を取ってからの夜泣きの原因のひとつは、飼い主さんを恋しく思う気持ちが、強まることだと考えられています。
飼い主さんが恋しいからと、夜泣きされるのは困ってしまいますね。
でも、それは飼い主さんのことが、好きだからこそ…。
とは言え、夜泣きは、近隣への影響が気になりますね。
老犬の場合、年をとると、鼻・耳・目などの感覚が少しずつ弱くなっていきます。
すると、飼い主さんのことを感じられなくなっていきます。
愛犬が夜眠るとき、これまで感じ取れていた飼い主さんの気配を、感じ取りにくくなり、寂しくて鳴いてしまいます。
夜泣きのもう一つの原因は、痴呆などで昼寝すると、夜眠れなくなり、飼い主さんを呼ぶために吠えてしまうのです。
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子犬の夜泣きは、鳴いても極力かまわず、環境に慣れてくれるのを待ちます。
ここでかまってしまうと、「鳴けばかまってくれる」と勘違いさせてしまうこともあるので、要注意です。
それでも難しい場合は、専門家に対策についての相談を、検討されてもよいかもしれません。
年を取って鼻・耳・目などの感覚が弱まって、飼い主さんを感じられない場合の対策についてです。
愛犬に飼い主さんの存在が分かるよう対策し、安心させてあげましょう。
愛犬の寝場所を飼い主さんのそばにしたり、愛犬のそばに、飼い主さんの臭いがするものを置いてあげるなど、愛犬が飼い主さんを感じられる対策が、望ましいです。
昼夜逆転してしまっている場合の対策は、なるべく昼に寝かせないようにすることです。
昼間に水・ご飯をこまめにあげたり、できるだけかまったり、日当たりが良い場所にいるようにしたりなど、対策しましょう。
様々な対策をしても、夜泣きが止まらないことが、あるかもしれません。
獣医さんに相談すれば、愛犬に合った対策法を一緒に考えたり、夜眠れるようお薬を出してくれたりと、力になってくれるでしょう。
ここまで、犬の夜泣きの原因・対策について見てきました。
夜泣きしてしまうといっても、その原因は、飼い主さん・愛犬それぞれ、大きく違うはずです。
最後は、飼い主さんが愛犬をよく見ながら、状況に合わせた対策を打っていくでしょう。
そんなとき、獣医師・トレーナーなどの力も借りながら、少しずつでも解決へ、進めていけると良いですね。
犬に感情があるのか無いのかは、様々な意見がありますが、喜ぶことがハッキリわかる以上、犬も泣くことや、行動の中で悲しむこともあり得るのではないでしょうか?いろんな例を示しながら、犬の感情について考えてみます。
https://mofmo.jp/article/889