猫が顔を洗うと雨が降るの?

pixabay.com

猫が顔を洗うのは、湿気が関係しているといわれています。 それは、猫のひげがセンサーの役割をしているからです。 ですから、雨の前に湿気が多くなるとひげでそれを感じ取り、顔を念入りに洗います。 このことから、”猫が顔を洗うと雨が降る”といわれるようになったのでしょう。

猫が顔を洗う理由は?

pixabay.com

猫が顔を洗うのは湿気だけではありません。 その他にもいくつかの要素が関係しています。 ゆえに、雨が降らなくても顔を洗っている様子を頻繁に見かけるのです。

どのようなものがあるか、ご紹介します。

ひげのお手入れ

pexels.com

湿度と関係なく、猫はひげの状態にとても敏感です。

少しでも曲がっていたり、汚れていたりすると、猫は気持ち悪く感じるといわれています。このような状態を解消するために、顔を洗い、整えます。 飼い主さんも愛猫のひげの状態をチェックして、汚れが付着していたら取り除いてあげましょう。

臭いを消すため

pixabay.com

猫はきれい好きな動物です。ごはんを食べた後の臭いが残らないように、顔を洗う習性があります。 口の周りに食べた物が付着しているのは、猫にとってストレスになるのでしょう。

野生時代には、自分が食べた物の臭いをつけていると、その臭いで天敵に襲われる危険がありました。 飼い猫になった今でもその習性が残っているので、ご飯を食べた後は、念入りに顔を洗います。

ストレス解消

pixabay.com

猫はストレスを感じると、それを発散するためにいろいろな形で転移行動を取ります。

その中の一つが、顔を洗うしぐさを含めたグルーミングです。 愛猫が顔を洗っている様子はとてもかわいいですが、あまりにも頻繁なら、何かしらのストレスを感じているのかもしれません。 飼い主さんがその原因を見つけて取り除いてあげましょう。

体温調節

猫は汗をかかない動物として知られています。足の裏でしか汗をかくことができません。 ですから暑いときにはグルーミングをし、唾液の水分の蒸発で体温を下げます。その一環で、体だけではなく顔も洗うのでしょう。

まとめ

猫が顔を洗う理由は一つではありません。

湿気も関係するので、ことわざの”猫が顔を洗うと雨が降る”といわれるのも科学的な根拠はないとはいえ、まんざら間違いではありません。 猫が顔を洗うのにはいろいろな理由があるので、飼い主さんが本当の理由を見極めて対応してくださいね。

情報提供元: mofmo
記事名:「 愛猫が顔を洗っているから明日は雨?言い伝えの秘密をひも解く!