ノラ猫の繁殖による爆発的な増加は制御が難しく、地域の人々だけでなくノラ猫たちにも悪影響を与えてしまいます。やせ細った猫の増加や病気の蔓延を防ぐために、やむを得ずノラ猫たちを殺処分するところもあります。

こうした問題に対処するため、「公益財団法人どうぶつ基金」はノラ猫の無料不妊手術に取り組んでいます。

そして新たに3月15日から18日間、世界6大猫スポットとして世界的に有名な相島でノラ猫の不妊手術サービスが行われました。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000036.000033795.html

「猫の楽園」の現実は悲惨!?

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福島県の相島は、世界6大猫スポットとして紹介されるほど猫に愛されてきた場所です。

実際に島に到着すると、人馴れしたたくさんのノラ猫たちが近づいてきます。猫好きな人々の観光スポットとしても有名なため、「島の駅」では猫グッズなどもたくさん販売されています。観光客たちにとってはまさに「猫の楽園」でしょう。

しかし、「猫の楽園」の裏側は悲惨な状態にあります。ノラ猫たちの繁殖により、すべての猫が十分な生活を送れていません。ボロボロの猫や栄養失調の猫が多いのです。

この問題を解決するには、根本原因である「繁殖」をストップさせるしかありません。

233頭の猫に不妊治療を実施!「さくらねこ」になって安心!

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そこで公益財団法人どうぶつ基金は、相島の地元団体と協力して相島にいるノラ猫たちに不妊治療を施し、「さくらねこ」にする取り組みを開始しました。

さくらねことは?

「さくらねこ」とは不妊治療済みのしるしに、耳先をさくらの花びらの形にカットした猫の事です。

つまりさくらねこが増えれば、ノラ猫たちも地元の人々も安心して生活できるようになるということです。

18日間で233頭の猫がさくらねこに!

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今回の手術では、ボランティアの人たちのおかげで、当初予定していたよりもはるかに多くの未手術のノラ猫たちが連れてこられました。

そして獣医さんたちの精力的な働きの結果、累計233頭もの猫に不妊手術が施されました。公益財団法人どうぶつ基金の働きによって「猫の楽園」は名前だけでなく、現実のものとなったのです。

もちろん、相島にはまだ不妊手術を受けていないノラ猫がいます。しかし、今後もこうした取り組みによって、猫にやさしい「さくらねこ」の島へと変化していくことでしょう。

公益財団法人どうぶつ基金 さくらねこ♡TNRとは世界6大猫スポット福岡 相島でノラ猫233頭に不妊手術。どうぶつ基金
情報提供元: mofmo
記事名:「 猫の楽園を現実に!世界6大猫スポット「相島」で233頭のノラ猫に不妊治療サービス!