意外と犬は「ドジっ子」⁉ドジっ子の多い犬種をランキングで紹介します!
犬を始め多くの動物は、時折何とも愛くるしい動きをすることがあります。時には「ドジっ子」とも思える動きもします。例えば、せっかくかっこよくジャンプをしたのに着地に失敗してしまったり、とんできたボールを上手くつかめずボールにぶつかってしまったり、水の中に落っこちてしまったりなど、予測不能な動きをすることが少なくありません。
「我が家の愛犬はいつも変な動きをする」という飼い主の方も少なくないでしょう。犬の種類は多岐に及びますが、今回は「ドジっ子」度合いの強い犬種をランキング形式にしました。
犬のドジっ子ランキング
ドジっ子にはドジっ子なりの可愛さや愛しさがあります。これから犬のドジっ子ランキングを詳しく解説するので、これから犬を飼おうと思っている方も参考にしてください。
1位「フレンチブルドッグ」
pixabay.com
ドジっ子のイメージが強い犬種の一つに「フレンチブルドッグ」がいます。日本では「フレブル」の愛称で親しまれている犬種です。
大きく開いた耳、潰れた顔、丸く大きな目、顔からしてユーモラスで、いかにもドジっ子感が漂っています。とはいえがっちりした筋肉質の体型をしているのも特徴です。
ユーモラスな一面として、フレンチブルドッグは透明なガラスを前にすると、前足で一生懸命ガラスを掘ろうとしたり、ガラスにかみつこうとしたりすることがあります。また、窓からベランダに出ようとする時に、たいした段差ではないのに、あたかも目の前に高い塀があるかのようにジャンプしたりと、なんともドジっ子というかユニークな動きを見せることがあります。
そんなフレンチブルドッグですが、意外と繊細な一面を持ちます。オスは成犬になってもとても子どもっぽくてさみしがり屋な子が多いです。独りになってしまうのが嫌で留守番は苦手です。また、落ち着きはあまりなく非常に活発です。オスはメスに比べてより活発で元気があるため、長めの散歩を必要とします。
さらに、フレンチブルドッグの多くはひとつのことを長くするのが苦手です。つまり飽きやすい傾向を持っています。そのため、トレーニングやしつけをする場合には1日の中で2、3回に分けて、気分転換をさせながら行うとよいでしょう。
覚えるまでに時間がかかる犬種であるため辛抱強さが求められます。このような側面も、フレンチブルドッグのドジっ子さを増し加える要素といえます。
2位「ウェルシュコーギーペンブローク」
pixabay.com
「ウェルシュコーギーペンブローク」は、ウェールズのペンブロークシャーという所にいたことからこの名前がついたといわれています。
この犬種はもともと牧畜犬で、大型の家畜や牛、羊、ポニーなどをとりまとめていました。コーギーの低い体高は、牛の反撃をかわすときに有利だったのです。
この犬種の特徴として、キツネのような顔、直立した大きな耳、胴長短足のかわいらしい見た目などを挙げることができます。フレンチブルドッグ同様、見た目そのものがユーモラスです。
また、運動が好きな犬種ですが、運動中にしばしばドジっ子具合を発揮してくれることがあります。例えば、走っているとそのまま壁に元気よくぶつかってしまうことがあります。さらに、ジャンプする際には足が短いために思ったようにジャンプできず、やはり物にぶつかってしまうこともあります。
見た目がかわいいウェルシュコーギーペンブロークがこのようなドジっ子な一面を見せると、もうかわいくてたまりません。
3位「ラブラドールレトリバー」
pixabay.com
ラブラドールレトリバーは、鳥猟犬です。大型ですが非常に温厚なのが特長です。日本でも「ラブ」の愛称で広く親しまれています。友好的な犬で番犬には向かないといわれています。
人と共に過ごすことが大好きで、ひとりぼっちで長時間過ごすのは苦手です。見た目のソフトなイメージから盲導犬の代表格にもなっています。ラブラドールレトリバーは見た目的にはドジっ子の要素はさほどありません。
ただ、食いしん坊で肥満になりやすい犬種という点でユニークな要素を備えています。食べ物への執着が強く飼い主の目を盗んで冷蔵庫を開けたり、一緒に住んでいる別のペットの食べ物を食べてしまったりすることもあります。外に出ても散歩の途中で落ちている物を食べてしまうこともあります。
変なものを食べないか心配とはいえ、食べるのが大好きという面だけ見るとユーモラスです。
他にも、飼い主さんの指示に従って移動しようとして壁に頭をぶつけたり、大好きなボールをくわえたらボールが歯に刺さって口から外れなくなったりと、いろいろとドジっ子な一面を見せることがあります。
4位「柴犬」
pixabay.com
「柴犬」は日本の土着犬です。主に山岳地帯で小動物や鳥猟犬として飼育されてきました。海外でも「shiba inu」と呼ばれ人気を呼んでいます。
猟犬として野山をかけめぐっていたので、柴犬には十分な運動量が必要となります。散歩は朝晩1日2回、30分以上必要と考えられていますから、たっぷりと運動させることが必要となります。このように、運動量が多い犬ですから、時に面白い動きを見せてくれることがあります。
例えば、階段の隙間に挟まってしまってキャンキャンと助けを求めたり、庭のネットに引っかかってしまったりすることがあります。見た目は凛々しい顔をしていますが、実はドジっ子になるところが多々あり、それがまたたまらなくかわいいです。