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・体高26~31cm前後
・体重8~14kg前後
・サイズ中型犬
■ボストンテリア
・体高28~38cm前後
・体重7~9kg前後
・サイズ小型犬
比較してみると、体高はさほど違いがないものの、体重はボストンテリアの方がやや軽めであることが分かります。体重の違いが小型犬か中型犬かの分類に影響しているのでしょう。
フレンチブルドッグはがっしりとした筋肉質な体をしています。足は短く、胸板が厚く大きく広がっているのが特徴です。ややずんぐりむっくりなマッチョ系タイプといえるかもしれません。
一方のボストンテリアは、フレンチブルドッグとは違ってスリムな体型と細くて足長なのが特徴です。顔もフレンチブルドッグと比較すると小さいサイズをしています。
フレンチブルドッグとボストンテリアはしっぽにも違いがあります。フレンチブルドッグのしっぽはとても短いのが特徴です。しっぽと呼べるかといっていいほど、丸くてお団子のような可愛らしいしっぽをしています。ボストンテリアは人間の指の大きさくらいの細いしっぽを持っています。
被毛の違いにも注目してみましょう。ボストンテリアの被毛は黒地にホワイトカラーの2色で構成されているのが主流です。一般にいう「ボストンカラー」と呼ばれる色で、タキシードを着ているように見えることからそう呼ばれています。もちろん、ブラック&ホワイトカラー以外にもいますが、日本にいるボストンテリアのほとんどはこのブラック&ホワイトといっても良いでしょう。
一方、フレンチブルドッグは大きく分けると「クリーム(白)」「ブリンドル(黒)」「パイド(黒白)」「フォーン(茶色)」の4種類が存在します。クリーム以外は、ベース地に差し色カラーが入っています。差し色の配色の出方や模様も個体によって違っていて、多種多様なのが特徴です。
Branislav Nenin/shutterstock.com
フレンチブルドッグとボストンテリアは性格も全然違います。フレンチブルドッグは非常に穏やかで、落ち着いた性格なのが特徴です。比較的のんびりした性格の子が多く、走り回るといったこともあまりありません。甘えん坊で寂しがり屋な性格をしています。ずっと一緒に過ごしてあげられる家庭や、お年寄り向けの犬といえるかもしれません。
ボストンテリアはフレンチブルドッグとは違って、活発でアクティブな犬種です。走り回ることが大好きで、運動能力も優れています。とても利口で賢く、しつけがしやすい犬種でもあります。我慢強くて寛容な性格も持ち合わせているので、子供がいる家庭に向いている犬種といえるでしょう。