- 週間ランキング
・体をくねくねさせる
・高い声で鳴く
・お腹を見せる
・舐めようとする
・飛びかかろうとしてくる
・耳を倒す
・うれしょんをする
・飛び跳ねる
・走り出す
・落ち着きがない
興奮しすぎて吠え続けてしまう犬もいます。「早く遊んでよ」「たくさん撫でて欲しい」「かまって欲しい」という期待の気持ちから、吠えるとか飛びつくといった問題行動を取ってしまうことがあるのです。
来客を知らせるインターホンが鳴った時や、見知らぬ人や犬に出会った瞬間に吠えるのは、ほとんどが威嚇行動や警戒心からくるものと考えられます。
特にインターホンが鳴って吠えるのは、「自分のテリトリー内に見知らぬ人が来た!」という事に警戒してする場合が多いと言えるでしょう。
郵便屋さんとか宅配の人、回覧板を置きに来る人などは用が済むとすぐに帰ります。しかし犬は「自分が吠えたことでいなくなった」と学習してしまう場合があります。
なので最初はインターホンが鳴った時しか吠えなかった犬が、吠え続ければ来客者はいなくなってくれると思って、ずっと吠え続けてしまうということもあります。興奮行動がエスカレートしてしまう場合もあるということです。
他にも犬が警戒心から興奮している時、どんな行動に出ることがあるでしょうか。
・吠える
・うなり声をあげる
・毛を逆立てる
・しっぽを振る、立てる
・耳がピンと立っている
・噛みつこうとする
来客者が来たことを喜んでいる場合も警戒している場合も、同じように犬は吠えたり飛びかかろうとしたりしてくることがあるので注意が必要です。
「遊んで欲しいのかな」「撫でて欲しいのかな」と思ってうっかり近づいてみたら、実は「早くどこかに行け!」と怒っていて、ガブリと噛まれてしまったなんて事にならないように気を付けましょう。犬の他のパーツなどもよく観察して、注意深く接することが必要です。
Eric Isselee/shutterstock.com
来客者に対して興奮する理由は「嬉しくて」もあれば、「警戒して」の時もあります。こうした興奮する理由の違いは、犬の性格によって反応に違いが出ることもあるという点を覚えておきましょう。
では、興奮しやすいのはどんな性格の犬でしょうか。また、それぞれの性格によって興奮する理由はどのように違ってくるのかも検証してみましょう。
来客者が来ると低い声でうなり声をあげてみたり、吠えては見るものの来客者が触ろうと近づいてくると逃げたりするタイプは、ビビりで怖がりな性格の犬です。
自分のテリトリーに侵入してくる見知らぬ人の存在に恐怖を感じていて、「これ以上こっちに近づいてこないで!」と、自身の身を守るために必死にアピールしているわけです。
怖がっていながらも必死に威嚇しているので、無理に仲良くなろうとして近づいたり、手を出したりするのはやめましょう。噛まれてしまうこともありますし、さらに吠えさせてしまうだけで、興奮を落ち着かせることにはならないからです。
飼い主や家族だけでなく、とにかく人が大好きで人見知りしないタイプの犬もいます。そうした性格の犬の場合、来客者を怖いと感じることはなく、むしろどんどん近づいていきたいタイプと言えます。
来客に興奮して嬉しくてピョンピョン跳ね回ってみたり、飛びかかろうとしたり、来客者の顔や手など至るところをベロベロ舐めまくってみたり…あまりに興奮しすぎて吠えまくってしまうワンちゃんもいます。
来客者が来るたびにこうした行動を取るのは、以前に同じことをした時に要求が通ったことで、パターンを学習してしまったことが考えられます。
お客さんにワンワン吠えたら撫でてもらえたとか、遊んでもらえたといった経験があると、「同じことをすればまた楽しいことをしてもらえる」「かまってもらえる」と思って、同じ行動を繰り返している可能性があるわけです。
怖がりなわけでもなく、だからといって人が大好きな愛嬌タイプでもない犬の場合、自分のテリトリーでは優位に立とうとする傾向があります。
来客者よりも上の立場になろうとして相手の足などに腰を振る、マウンティング行動を取ることもあります。これは特にオス犬に多い行為ですが、去勢した後のオスでもメスであっても、気が強いタイプの犬はマウンティングをすることがあるようです。