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シャルトリューはフランスを代表するブルーの被毛を持つ猫種です。
シャルトリューのブリードには、ブリティッシュショートヘアが利用されていたので、シャルトリューとブリティッシュショートヘアの区別がつかない時期もありましたが、現在では毛の柄や色によって両者の違いがはっきりと明確にされています。
ブルー御三家のロシアンブルーとコラットは瞳の色が緑色をしていますが、シャルトリューの瞳はオレンジ色かゴールド色をしているのが特徴です。
シャルトリューの被毛は、20世紀初頭まで毛皮として使用されていましたが、それ以降は飼い猫として飼育されています。特にフランス元大統領のシャルル・ドコールと女流作家のコレットは愛国心を表現するためにフランス代表のシャルトリューを好んで飼っていたことで知られています。
コラットはタイを代表するブルーの被毛を持つ猫種です。
原産国タイでは、「シ・サワット」という別名を持ち、幸せと繁栄をもたらすブルー猫として昔から大切に扱われてきました。
顔の形がハート型に見え、瞳がペリドットに近い緑色をしていることが特徴的なブルー猫です。
「幸運の猫」とも呼ばれる美しい被毛のコラットは希少種で、日本でも見かけることがとても少ない猫です。
ロシアンブルーやシャルトリューと並ぶ3大ブルーキャットの一つとしても知られています。
今回はそんな珍しい猫、コラットの性格や特徴、飼い方のコツをご紹介していきますね!
Steve Collender/shutterstock.com
シャルトリューとロシアンブルーは非常に似ていますが、どのように見分けることができるのでしょうか?見分け方をいくつかご紹介します。
シャルトリューは筋肉質でどっしりとした体つきをしています。シャルトリューは頭も丸く、短めの足元をしているので、見た目がとてもガッシリ感を与えます。
一方、ロシアンブルーはほっそりとしたスリムな体型をしているため、スマートでほっそりした立ち姿は優雅な印象を与えます。
シャルトリューとロシアンブルーは体型が異なっているので、そこで見分けることができるでしょう。
シャルトリューはダブルコートでブルーの被毛をしています。ロシアンブルーもシャルトリュー同様ブルーの毛色をしているダブルコートの短毛種なので、両者ともかなりよく似ています。
シャルトリューの瞳はオレンジ色、ゴールド色、赤みがかかったようなオレンジ色のようなカッパー色のいずれかをしていますが、ロシアンブルーはエメラルドグリーンの瞳をしています。
瞳の色でどちらの猫種か区別がつくでしょう。
シャルトリューは顔の大きさと比較すると少し小さい耳をしていますが、ロシアンブルーは大きくて細長い耳が特徴的です。
シャルトリューの平均寿命は12~15歳と言われています。一般的な猫の平均寿命は15歳前後なので、平均的な寿命と言えるでしょう。
一方、ロシアンブルーの平均寿命は約11~13歳と言われており、一般的な猫やシャルトリューと比較すると少し短い寿命のようです。
もちろん、あくまでも平均寿命ですので、飼い方次第ではどんな猫種でも長生きさせることができます。
シャルトリューの平均体重はオス猫が4~7㎏程度、メス猫が3~5㎏程度です。
一方ロシアンブルーは小柄でスレンダーな体型をしている外見通り、オス猫の平均体重は4.3㎏、メス猫は3.5㎏とシャルトリューも若干小柄で体重も軽いのが特徴です。
シャルトリューもロシアンブルーも、どこから迎えるかによって値段が変動しますが、平均価格はおおよそ20万円前後となっています。
今回はシャルトリューについて、詳しく調べてみました。あまり見かけない珍しい猫種ですが、「ブルーキャット御三家」の一つであるシャルトリューの性格や特徴、飼い方について知れば知るほどとても魅力的な猫ですよ。
https://mofmo.jp/article/1817