柴犬は高くジャンプできる犬種

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日本を代表する柴犬は、日本国外でも「SHIBA INU」として人気を集めています。実は国の天然記念物にも指定されているんですよ。天然記念物に指定されているのは6犬種ですが、その中でも最も飼育されているのが柴犬です。とても身近な犬種ですが、天然記念物に指定されていると聞くとなんだか特別な感じがしますね。

そんな柴犬ですが、他の日本犬と同じく運動神経が良くてジャンプ力が高いんです。柴犬を飼う前に、「柵はどのくらいの高さにしたらいいですか?」などと質問する飼い主さんもいるくらいです。高さが十分でないと柴犬は軽く飛び越えてしまうようです。今回は柴犬のジャンプ力について考えてみます。そしてもちろん、歴史や特徴などの魅力もまとめますね。

これから柴犬を飼ってみたいと思っている人、すでに柴犬を飼っていて魅力に取りつかれているという人、ぜひ参考にしてくださいね。

柴犬のジャンプ力

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柴犬のジャンプ力はどのくらいなのでしょうか?運動神経が良くてジャンプ力もあると言われているので気になりますよね。それに、柵を軽々と飛び越えられてしまったら勝手に外に出てしまうので大変なことになってしまいます。

柴犬がどのくらいの高さをジャンプできるのか、それは個体差にもよるので何mだと断言することはできません。それでも、多くの柴犬の飼い主さんたちがSNSに愛犬がジャンプしている動画を掲載しているので参考にすることができます。例えば、Instagramに登場する柴犬のシン君は、1mほどの高さの壁を軽々と飛び越えています。本気を出したらもっと高くジャンプできそうです。

ただ単純にジャンプするだけだと、自分の身長の倍くらいの高さをジャンプできるようです。興奮状態なら身長の3倍はいけるという人もいます。ただ、どんなに運動神経に優れた個体だとしても、それ以上の高さはさすがに無理だと言えるでしょう。中には高いところが苦手な子もいますよ。椅子の上に乗せるだけでオドオドしてしまうような。やはり個体差があるということがわかりますね。

柴犬を放し飼いにするなら柵や塀の高さはどのくらいがいいの?

最近でこそ室内飼育をする飼い主さんが増えていますが、少し前までは柴犬は庭で放し飼いをするということが多かったようです。放し飼いとは言わなくても、庭で遊ばせたいと思っている飼い主さんも多いのではないでしょうか。その場合、柴犬が柵を飛び越えて外に出てしまわないようにする必要があります。どのくらいの高さにしたらいいのでしょうか?

インターネットで調べてみると、1m20cmほどの壁または柵を考えている人がいました。さすがにこの高さの壁を軽々と飛び越えることは困難でしょうが、中には他の犬たちのケンカを見て興奮したために1m50cmほどの壁を飛び越えて外に出てしまった子もいたとのことです。もしものことを考えるとそれ以上の高さにしたほうがよさそうですね。

基本的にジャンプした先に何があるかわからない場合は無理して飛ぶことはないようです。ただし、何かのきっかけで興奮してジャンプしてしまうということはあるのでそのことを考慮しておく必要はあるでしょう。中には柵の向こうに水の入ったバケツを置いておいて、一度ジャンプさせたという飼い主さんもいました。水に濡れた柴犬は、それ以降はジャンプしなくなったとのことです。

柵などに横棒が入っている場合がありますが、横棒を上手く使ってさらに高くジャンプすることのできる賢い子もいます。教えればもちろん学習しますが、教えなくても自分で出来ちゃう子がいるんです。柵を設置する場合は、足を引っかけて登れないかどうかをチェックする必要があるでしょう。さらに、柵を壊さないようにしっかりと固定することを忘れないようにしましょう。

壁であっても、壁の上に手を引っかけて登り切ってしまう子がいます。そのため、壁の上にもさらに網のようなものを設置して外に出られないようにしている飼い主さんもいますよ。柴犬のジャンプ力は思った以上であることが多いので、万が一に備えてなるだけ高く設定しておくほうがよさそうです。


情報提供元: mofmo
記事名:「 柴犬のジャンプ力はとても高い!柴犬の身体能力や基本情報を徹底解説