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性格:愛情深く、好奇心旺盛
寿命:12〜18歳
体重:5〜11kg
体高:25〜38cm
毛色:ホワイト、ベージュ、アプリコット、レッド、ブラウン、ブラックなど多彩
値段相場ペットショップ15〜20万、ブリーダー15〜20万、ブリーダー直販のペットショップ25〜30万
コッカープーは、アメリカン・コッカー・スパニエルとプードルを掛け合わせたミックス犬です。アメリカン・コッカー・スパニエルの愛情深い性格と、プードルの抜け毛が少ない性質を受け継いでおり、家庭犬として非常に人気があります。従順で賢く、なんでもすぐに覚えるのでしつけがしやすい点も魅力です。
最初は雑種のひとつとして誕生したコッカープーですが、北米を中心に徐々に人気が高まってきたことから、コッカープー同士の交配が行われきたという背景があります。毛色の種類も多岐にわたります。
コッカープーはミックス犬のため、犬の品種認定や犬種標準の指定などを行っているジャパンケネルクラブに犬種として登録されていません。
同じく交配種から生まれたマルチプーは、コッカープーと同様にプードルを親に持つことからよく比較されます。マルチプーはマルチーズとプードルを掛け合わせた犬種で、コッカープーよりも小柄であることが多いです。
コッカープーは小型犬で、平均寿命は12〜18年です。
犬の寿命は身体の大きさによって異なり、大型犬になるほど短くなる傾向にあります。
コッカープーの平均体重は5〜11kgです。ミックス犬の場合は個体差が非常に大きいので、平均体重から大きく外れることもあります。
理想の体重も個体によって変わるため、体高とのバランスが取れているかがポイントになります。
コッカープーの平均的な体高は25〜38cmです。体高も体重と同様個体差が大きいため、犬によっては中型犬くらいの大きさになる場合もあります。
コッカープーはプードル譲りのカールした被毛を持つことが多い犬種です。被毛の量も多いので、様々なカットを楽しめることで人気があります。
カットの種類はプードルを参考にすると良いでしょう。顔まわりのカットを変えるだけでも、見た目の印象が大きく変わります。
全体的に短くカットs owen/shutterstock.com
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コッカープーの毛色は、ブラック系、ホワイト系、ブラウン系、ベージュ系など多岐にわたります。単色のほか、ミックス犬のため他の色が柄として出ることもあります。
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など多彩
成犬になるまでの期間は犬の身体の大きさによって異なり、一般的には大型犬になるほど期間は長くなります。
小型犬であるコッカープーの成犬になるまでの期間は約8〜10カ月です。
※成犬とは身体的な成長が止まることです。
コッカープーは穏やかな性格で無駄吠えの少ない犬種です。身体も小柄で声のボリュームも大型犬のように大きいわけではないところも、家庭犬として人気の高い理由のひとつです。
コッカープーのようなミックス犬は、純血種と比べて遺伝による疾患にかかりにくいと言われています。ただし、確率が下がるというだけで、絶対にかからないというわけではないので注意しましょう。
病名 | 時期や症状 | 治療費 |
---|---|---|
外耳炎 | 外耳に菌による炎症が起きる。梅雨などの湿気の多い時期にかかりやすくなる。 | 数千円程度 |
進行性網膜萎縮症 | 網膜が萎縮し、視力が失われていく病気。遺伝性の疾患で早ければ生後1カ月半から発症する。 | 月々に数千円 |
白内障 | 水晶体が白く濁って視力が落ちてしまう病気。加齢に伴って発症するケースが多い。 | 約30万円 |
※症状や病院によって金額は変わってきますので、かかりつけの動物病院で確認してください。
気温が22~23度、湿度が60%を超えてきたら熱中症に注意する必要があります。コッカープー は、ダブルコートの犬種やマズルが短い犬種のように暑さに弱いわけではありませんが、発汗による体温調節が難しい犬は、人よりも気温の影響を大きく受けてしまいます。
夏の散歩は早朝や夜にしたり、こまめに水分を補給したりすることが大切です。
車内や室内の温度を高い状態にしておくことも危険です。エアコンをつけるなどして犬が快適に過ごせるよう配慮してあげましょう。
コッカープーはアメリカン・コッカー・スパニエルのニオイの軽減を目的にプードルを交配させたという歴史があるため、比較的ニオイが少ない犬種と言われています。
コッカープーは社交的で愛想が良く、とても辛抱強い性格の犬種です。人懐こく、小さい子どもとの相性も良いので、室内犬に非常に向いています。
ただし、子犬の時期は好奇心旺盛でやんちゃな面があるため、そのまま成長させてしまうとコントロールが難しくなってしまうこともあります。頭も良くすぐになんでも覚えてくれるので、子犬のうちからしつけをしっかり行うようにしましょう。
ドッグフードは、身体の大きさやライフステージに合ったものを与えるようにしましょう。コッカープーのような小型犬の場合、運動量も多く沢山のエネルギーを必要とします。様々な栄養をバランス良く配合したものを選ぶと良いでしょう。
フードの種類によって給餌量は異なりますが、子犬の場合は1日摂取量を3~4回に分けふやかして与えます。
成犬になれば基本的は1日2回に分けて与えましょう。
犬が食べてはいけない食べ物 | ネギ類全般(にんにく、ニラ、玉ねぎなど)・ぶどう類全般・チョコレート・キシリトール・生の魚介類(魚、イカ、タコ、エビ、カニ)・鶏の骨・アボガド・ナッツ類全般 |
犬は避けたほうがいい食べ物 | ほうれん草・生肉・香辛料・にぼし・のり・生卵・生野菜・牛乳・ココナッツオイル・干しあんず |
上記は代表的な食べ物を記載していますが、もっと詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
また犬が苦手な食べ物として、犬は臭覚が優れているため酸み・辛み・苦みに対する感覚がとても敏感で、においを嫌がります。
柑橘類
酢類
スパイス類
クセのある葉物野菜
上記の食べ物も控えたほうが無難でしょう。
コッカープーはシングルコートである、プードル寄りの被毛を持つことが多い犬種です。そのため抜け毛が少ないことでも知られています。ダブルコートの犬種のように、換毛期が無いため手入れも簡単です。
ただし、抜け毛が少ない代わりに被毛は伸びるため、定期的にカットをして整える必要があります。
コッカープーは被毛の長さにもよりますが、短くカットしている場合には、1カ月に1回を目安にお風呂に入れてあげると良いでしょう。被毛が長い場合でも、2〜3週間に1回程度が目安です。
コッカープーは、好奇心旺盛で散歩が好きな犬種です。猟犬として用いられていたアメリカン・コッカー・スパニエルの性質も持つため体力もあります。散歩は朝と晩の2回、30分程度が理想です。
コッカープーの散歩が足りなかった場合、ストレスによって無駄吠えや噛み癖に繋がってしまうかもしれません。また、猟犬の名残から太りやすい体質でもあるため、肥満予防のためにも毎日必ず散歩の時間を確保するようにしましょう。
コッカープーは賢く、しつけやすいことでも人気のある犬種です。信頼関係を築いていく中で、子犬のうちから少しずつ訓練を積み重ねていきましょう。
しつけは怒鳴ったり叩いたりして覚えさせるものではありません。できなくて当たり前という気持ちで取り組みましょう。
ここからは、コッカープーの「トイレ」「吠え」「噛み癖」「散歩」「待て」のしつけ方法について紹介します。
コッカープーの子犬を迎えたら、すぐにトイレのトレーニングを開始しましょう。いつかできるだろうと放置するのは大きな間違いです。トイレのしつけは、犬に成功を繰り返し体験させることで覚えていきます。
1歳以上の成犬からでもトイレのしつけは可能です。ただし、子犬と違って排泄の回数が少ないので、しつけ完了までは時間がかかります。
里親や保護犬などの場合も、新しいトイレに慣れなければならないため、失敗しても粘り強く教えていくことが大切です。
多頭飼いでトイレを共有させる場合は、こまめに掃除をしてあげるようにしましょう。犬の性格によってはトイレを別にしてあげることも必要です。
コッカープーは無駄吠えが少ないと言われていますが、犬なので絶対に吠えないわけではありません。些細なことで激しく吠える場合もあります。吠え癖につながらないよう、しっかりしつけをしておきましょう。
辛抱強く穏やかな性格のコッカープーは、人を噛むことはあまりありません。しかし、子犬の時期はやんちゃな面もあることから、遊びの一環で噛む場合があります。しつけをせずにそのまま放置してしまうと、成犬になっても噛み癖が残ってしまうかもしれません。子犬のうちからしつけておくことが大切です。
待てを覚えることで散歩のときや外出時に、他の犬とのトラブルや飛び出しなどの事故を防ぐのに役立ちます。しっかり覚えさせておきましょう。
犬は飼い主と離れることをストレスに感じることが多いです。一人の時間に慣れていない状態のままの留守番は、問題行動に繋がってしまうおそれもあります。あらかじめ飼い主の不在に慣れさせておくことが大切です。
犬という生き物は、いい香りがしたりすると食べ物じゃなくても口に入れてしまいます。
でも、犬には食べさせてはいけない食べ物も存在します。食べてしまうと命の危険もあるので要注意です。
今回は、そんな食べ物を食べてしまった時の対処法も合わせてお話していきます。
https://mofmo.jp/article/19619