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などが挙げられるでしょう。
加えて、以下のようなもう少し詳しいことも提示できるかもしれません。
・猫の性格
・保護猫となった経緯、保護した場所
・現在の生活環境
・現在食べているキャットフードの種類
・しつけの有無
このような情報があるなら、飼い主さんも安心できるに違いありません。トラブルが生じた時も、この情報を元に対処することが出来るはずです。
譲渡会にはたくさんの里親希望者が来られます。ある猫を希望する方が複数あらわれる場合もあるでしょう。
譲渡会を訪れるほとんどの方は保護猫を正しく愛してくれる人でしょう。それでも少数ながら、そうでない人もいるかもしれません。猫のお世話に対する認識が譲渡側と大きくズレている場合もあります。
ですから、譲渡条件を最初から明記しておくことは大切です。譲渡条件がはっきりとしているなら、譲渡に関するトラブルを未然に防ぐことが出来ます。また、譲渡した後も猫が正しく扱われるように促すものとなります。
では、どんなことを譲渡条件にすることができるでしょうか?
・健康管理
健康管理を行なってくれることは大切です。指定されている予防接種を受ける事、定期的な検査を行なうことなどが条件にできるでしょう。
・生涯世話すること
保護猫を増やさないためにも、最後までお世話することを条件としましょう。加えて、不妊手術や去勢手術がなされていないなら、その手術を行なうことを条件とできるかもしれません。
・飼い犬の飼育環境
犬の飼育環境を指定することもあるでしょう。室外で飼育することを条件にすることもあります。
・里親の家族に関する事
里親の家族構成にも触れることがあります。里親に何かあったとしても、代わりに育てることができる家族構成を条件にできるかもしれません。
・年齢制限
年齢を制限する場合もあるでしょう。里親が亡くなってしまった場合のことを考えて、年齢制限を設けるかもしれません。また、高齢者には高齢の猫をおすすめすることもあるでしょう。
・将来の予定について
家庭環境が変わる予定の方を制限する必要があるかもしれません。例えば結婚予定である場合、必ずしも相手が猫を受け入れてくれるとは限らないからです。
譲渡条件が厳しすぎると感じる人もいるかもしれませんね。しかし、譲渡会が利益目的でないことを考えるなら納得できるでしょう。引き取られた猫が保護対象として逆戻りすることが無いよう十分注意を払う必要もあるのですね。里親希望者も条件があるなら判断しやすいはずです。