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◆ラブラドール・レトリバー
◆フラットコーテッド・レトリバー
◆カーリーコーテッド・レトリバー
◆チェサピーク・ベイ・レトリバー
◆ノヴァ・スコシア・ダック・トーリング・レトリバー
いずれのレトリバーにも、昔から人間と共に生活をしてきた、パートナーとして活躍していたという歴史があります。では特徴をみてみましょう。
MilsiArt/shutterstock.com
原産国:イギリス
体重:オス29~34kg、メス24~30kg
体高:オス58~61cm、メス54~57cm
被毛の色:ゴールド、クリーム
◆イングリッシュ・ゴールデン・レトリバー
イギリスで発展したゴールデンレトリバーをイングリッシュ・ゴールデン・レトリバーということがあります。毛色の特徴は、白からクリーム色のプラチナカラーが特徴です。
毛質は硬めでウェーブが強い傾向があります。基礎となった犬種はニューファンドランドです。そのせいか骨太で筋肉質な体型でずっしりしているのが特徴です。マズルは短めだといわれています。
◆アメリカン・ゴールデン・レトリバー
アメリカン・ゴールデン・レトリバーはアメリカに渡ったイングリッシュ・ゴールデン・レトリバーに様々な犬種が掛けあわされ誕生したものです。ストレートで柔らかな毛質で、カラーはライトゴールドから茶色がかったゴールドと幅があります。比較的スマートでイギリス系よりスタイリッシュです。長いマズルが特徴です。
優しい顔立ちの印象そのままで、温和で賢いわんちゃんです。縄張り意識が薄く誰にでも愛想がよく、めったに怒ることはありません。褒められて伸びるタイプのわんちゃんで、怒られるといじけるようなそぶりをすることもあります。
飼い主には従順で温厚ですので家庭犬としてぴったりな犬種ですが、活発で好奇心旺盛なところがあり、ややハイテンションになりやすいところがあります。甘えん坊のところがあり放置されるのが苦手なため、留守番の多い家庭や屋外飼育しなければならない環境で単独で飼う場合は寂しさを感じるかもしれません。
学習能力も高いですし、飼い主さんへの服従心が強いため、しつけは難しくありません。むしろ飼い主さんと一緒にいることを好むので様々なことを教えてトレーニングさせるのも良いでしょう。
人と触れ合うことが大好きな性格で、人の役に立ちたい、一緒に作業したいという欲求が強く、介助犬やセラピードッグなどとして活躍しています。
Rosa Jay/shutterstock.com
原産国:イギリス
体重:オス30~35kg、メス25~30kg
体高:オス60cm前後、体高55cm前後
被毛の色:ブラック、イエロー、チョコレート(レバー)の3色です。
ラブラドールレトリバーは家庭犬としても、作業犬としても世界トップクラスに入るほど優秀といわれています。盲導犬、介助補助犬、災害救助犬、麻薬探知犬などで活躍していることを多くの方はご存知なのではないでしょうか。
性格は穏やかで攻撃性が少ないといわれています。服従心がとてもありますが、自分で考えて判断する能力も持っている、知的レベルの高いわんちゃんです。
家族に対する愛情はもちろん、他の犬や猫などの小動物に対してもとても優しく接してくれます。あまりにも優しく社交的なので番犬としては向かないかもしれません。
◆人気毛色No.1イエロー
イエローは薄いクリームから黄色っぽいゴールデンと幅があります。ほかの毛色のラブラドールと比べて落ち着いた性格のわんちゃんが多いと言われます。
◆人気毛色No.2 ブラック
黒ラブとの愛称でおなじみのカラーと言えます。性格はイエローに比べて活発です。そのため黒ラブちゃんの盲導犬は少ないのかもしれません。
◆人気毛色No.3 チョコレート
チョコラブの愛称で親しまれているわんちゃんです。チョコレートのような茶色からほぼ黒に近いこげ茶のカラーのわんちゃんです。性格はブラックと同じように活発です。
Bianca Grueneberg/shutterstock.com
原産国:イギリス
体重:オス27~26kg、メス25~21kg
体高:オス58~61.5cm、メス56~59cm
被毛の色:ブラック、チョコレート(レバー)
毛足の長さはゴールデンレトリバーといった感じで、「黒いゴールデン」と勘違いされることもあります。それでも他のレトリバーと比べると、胸幅や腰幅がなくすらりとしています。筋肉もしっかりとついていて、より軽快に優雅に歩くのが特徴です。
成犬になっても子犬のようにやんちゃです。機嫌はいつもよく、はしゃぎまわることはあっても攻撃的になることはありません。陽気で明るく楽天的で、他の人や犬を疑うことなくどんな相手にもフレンドリーに接してくれる犬です。いつもエネルギッシュで天真爛漫なため元気だけが取り柄のように思われがちですが、とても賢く訓練性能に優れています。
ただ、歩いているだけのお散歩ですとストレスがたまってしまいますので、軽くジョギングをするとか、アウトドアレジャーに連れて行きキャンプやハイキングを共に楽しむことをおすすめします。