犬も催促することがある?

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人間の子どもの場合、親に何かをして欲しい時や欲求不満の時、何かを催促することがあります。例えば遊んで欲しい時やどこかに連れて行ってほしい時、何かを買ってほしい時などには直接言葉でそれを訴えてくることでしょう。赤ちゃんであっても、おむつを替えてほしい時や母乳がほしい時に泣くなどして催促します。

犬はどうかというと、人間のように言葉で催促することはないにしても、確かに行動や仕草によって催促してくることがあります。この記事では、犬が何かを要求している時にするサインについて詳細を見ていきたいと思います。

1.じっと見てくる

時々ふと愛犬の方を見ると、こちらをじっと見つめてくるという事がありませんか?飼い主をじっと見つめる時は何かの催促をしている場合があります。

この仕草をする場合に考えられるのは、「退屈だ」とか「散歩に連れて行ってほしい」「掃除など家事を終わらせてかまってほしい」などのサインです。単純に飼い主のことが好きでじっと行動を見ているという可能性もありますが、何か要求している可能性も大です。

2.吠えてくる

犬が吠えてくる場合も催促のサインであることがしばしばです。催促の内容としては、「おやつを欲しがっている」とか「散歩に行きたがっている」といったものがあげられます。

3.後をついてくる

犬が「自分の後ろからとことこついてきて離れない」というのもよくあるパターンです。このような場合はいくつかのケースが考えられます。犬は群れのボスを認識する動物です。そのためボスである相手についていくという習性があります。ボスと認めた相手に本能的にくっついていく可能性があります。

催促の可能性もあります。もし以前「飼い主の後をついていった結果おやつをもらった」という経験があると、「ついていけば何かもらえるかもしれない」と考えるかもしれません。ねだるような目で見てくるようであればその可能性があります。

もし「どこにでもついてきて離れない」というように行動が異常なレベルだと感じる時は、「分離不安症」を疑った方がよいこともあります。

分離不安症とは、飼い主と離れるとパニックになって、物を壊したり吠えたり排泄ミスをしたりする症状を指します。このような行動が起きると非常に面倒なので、改善策を考えないといけません。分離不安症の場合は、飼い主がいないことに少しずつ慣れさせる必要があります。具体的には帰宅してすぐにかわいがる代わりに、犬が落ち着いてからてからかわいがってあげるといった対策が必要です。

4.頭やお尻を押し付けてくる

頭をぐりぐりと押し付けてくる場合、なにかを催促している可能性があります。単純に甘えたいだけという可能性もありますが、撫でてほしい時やマッサージしてほしい時にもこの行動が見られます。実際それに応えてあげると満足げな感じを見せます。

5.前足をチョンチョンしてくる

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前足をチョンチョンとタッチするようにしてくる場合は、撫でてほしい時のサインかもしれません。この仕草はとてもかわいいですよね。

6.前足をのせたり引っかいてくる

飼い主がなでていて手を止めると、片手を乗せてきて「もっと続けろ」と言っているかのように催促する場合があります。また遊んでほしい時やお腹が空いた時のこのようなサインを見せることがあります。

またこれを行う時は、催促というより何かにおびえていて「かまってほしい」と言っている可能性もあります。前足を乗せるというよりカリカリしてくるような時は、雷など何かを恐れているのかもしれません。

7.背中を見せたり鼻でつついてくる

鼻でツンツンしてきたり背中を見せるというユニークなパターンもあります。その場合は「撫でてほしい」とか「甘えさせてほしい」、「遊んでほしい」と言っている可能性があります。

8.顔(口)をなめてくる

口を中心に顔をなめてくる子もいるようです。これについては「母親からエサをもらっていた時の名残から来るエサの催促だ」という意見もありますが、愛情表現とも考えられます。


情報提供元: mofmo
記事名:「 犬も催促することがある!催促の仕草や行動に隠された犬の心理とは?