猫の多頭飼い事情

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猫の多頭飼いは、猫好きにはたまらない夢とも言えるでしょう。猫だんごの真ん中に顔をうずめた時の幸福感や満足感は、猫好きの方には幸せのひと時です。猫に囲まれて暮らすという夢を叶えてくれる多頭飼いは、理想とはちがう現実もあるのが事実です。今回は、猫を多頭飼いすることのメリットとデメリット、そして現実についてみてみましょう。

猫の多頭飼いのメリットとは?

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はじめて猫を飼うことを検討している方も、すでに愛猫を1匹飼っている方も、”こんなに猫が可愛いなら、あと1匹いても・・”と考えてしまうようになるかもしれません。実際のところ、猫を多頭飼いすることにはどんなメリットがあるのでしょうか?

猫だけで留守番できるので寂しくない

猫は1匹で留守番中でも1人遊びしたり、寝て過ごしたりしていることでしょう。しかし、飼い主的には、”うちの子ひとりでお留守番できているかしら””寂しくないかしら・・”と心配になるという飼い主さんも少なくありません。しかし、猫を多頭飼いしているなら、一緒に遊んだり毛繕いしあったり、時にはくっついて寝て過ごすこともあります。たまに喧嘩をする場合もありますが、動き回ることでいい運動になるでしょう。

運動不足の解消になる

年齢や性格にもよりますが、猫が数匹いればじゃれ合ったり、追いかけしたりするので、運動不足の解消になります。しっかり運動できれば、肥満予防にもつながり、結果として健康維持になるでしょう。

猫社会が学べる

多頭飼いの猫たちは、猫同士でじゃれ合うことで、加減して噛んだり押したりする傷みなどを少しずつ覚えていきます。それを踏まえて、人間に対しても加減してじゃれるようになってきます。また猫によっては、しつけをしっかり教えてくれる子もいるので、多頭飼いなら猫社会をしっかり学べるでしょう。

寒い日は猫だんごで暖がとれる

寒い季節は、寒さに弱い猫たちが寒い思いをしないよう飼い主のみなさんは、さまざまな工夫をしていることでしょう。しかし、多頭飼いをしているなら、猫たちはくっつきあってだんご状態となり、暖をとって寝ています。この猫だんごを見ると、こちらもあたたかい気持ちになってききます。飼い主さんが癒される姿と言えるでしょう。

飼い主が癒される

子猫の時から人間とだけ暮らしている猫と、多頭飼いで暮らしている猫を比較すると、仕草や行動が違います。やはりほかの猫たちと一緒に多頭飼いされている子たちは、本来の猫らしさを充分に発揮できています。もちろん1匹でも充分可愛いですが、猫同士がじゃれ合う姿や、毛づくろいをし合う姿、寄り添って寝ている姿を見ると最高に癒されるでしょう。


情報提供元: mofmo
記事名:「 たくさんの猫に囲まれて暮らしたい!多頭飼育ってどんな感じ?