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犬は引っ張りっこのような遊びを好みますが、日常生活の中で使用しているタオルではなく、専用の遊び用のロープなどを用意し、遊ばせるようにしてあげましょう。
部屋の中に犬を放す時には、そもそも犬の歩くエリアにはできるだけ物は置かないようにして、噛んではいけないものに興味を示したなら、そのたびに、噛んではいけないと教えてあげるようにしましょう。噛んでしまったものを後から見つけて叱るよりも、その場で叱るようにし、愛犬が何が理由で怒られているのかがわかるようにしてあげましょう。
かじってはいけないものにスプレーをかけておくという方法もあります。
犬がかじると苦い味のするスプレーをかけておくわけです。そうすると犬は嫌がって、やがてはその物についてはかじらなくなるでしょう。ただ、このスプレーですが、場合によってはしみになってしまうこともあります。それで、あらかじめ試験的に少量のスプレーをふりかけてみて、かける物にしみが生じないかどうか確認してから使用してみると良いでしょう。
そして、中にはその苦みがきかない犬もいますので注意が必要です。
かじっていたずらをした時に、大きな音を出してしつけることもできます。かじっていたずらをした時に、手をたたいたり、机をたたいたりしてみるのです。そうると、犬の気がそれると共に、かじると大きな音が鳴るということを認識して行き、噛まない方向へと進んで行くことになるでしょう。
しつけが上手くゆくまでは、もしかすると、子犬がつい家具を噛んでしまったりすることがあるかもしれません。それはやむを得ないことと考えられます。根気が必要かもしれませんが、だんだんと、噛んではいけないものがわかるようになってきます。飼い主との信頼関係が増して強くなって行けば、飼い主の許可なく噛むようなことはなくなることでしょう。
飼い主さんが外出中に家具をボロボロにしてしまったりすることもあり得ます。
それで、留守番の際には、大事な家具を置いていない部屋で留守番をさせたり、ケージの中で留守番をさせることもできるかもしれません。
Plalo S/shutterstock.com
室内犬がフローリングに傷をつけてしまうことがあります。その理由は犬の爪にあると言えます。小型犬が少し走った程度では傷にはなりにくいかもしれませんが、大型犬がフローリングの上を走るなら、深い傷をつけてしまうことがあり得ます。
走り回ったり、遊んだりしている時に、犬の爪がフローリングを引っかいてしまい、傷をつけてしまうのです。そして、フローリングは犬にとっては滑りやすい素材です。滑りそうになると、爪や手足を使って踏ん張ろうとするため、そういう状況でも傷がついてしまいます。
では、この点対策はあるでしょうか。定期的な爪切りをしてあげることができます。そうすれば爪が地面に触れてしまうのをある程度防ぐことができます。手足の被毛をカットしてあげることも良い方法です。そうすることで滑りにくくなりますし、フローリングを傷つけにくくすることができるでしょう。
他にも、愛犬にとって安全な成分を使用した塗料などを用いてフローリングに滑り止め加工をしてあげることもできます。もし、フローリングの滑り止め加工を行うのが難しい場合には、滑りにくい素材を用いた敷物を準備してあげることもできます。
ジョイント・マットを活用すると、フローリングを保護することができます。ジョイント・マットは比較的安価で購入できますので助かります。柔らかい素材でできていますので、愛犬の脚に優しいと言えます。断熱効果を期待できるものもありますし、冬場は暖かく過ごすことができるでしょう。食べかす程度が落ちても、掃除機できれいにすることができます。
水をこぼしたとしても、こぼしたあたりのジョイント・マットをはがして床をふけば大丈夫です。ジョイント・マットはお風呂で丸洗いをすることも可能です。何らかの事情でマットに穴をあけてしまっても、その部分のジョイント・マットを外して、新しいマットと交換すれば大丈夫です。捨てる時にも場所によっては可燃ごみとして捨てることができるので便利です。必要とあらば、カットして、粗大ごみにならないようにすることもできます。
ただ、ジョイント・マットも万能なわけではありません。ジョイント・マットのジョイント部分にゴミがたまることがあります。またマットの裏にもごみがつくこともあります。掃除するのが面倒と感じることもあることでしょう。
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室内犬が壁紙をはがしたり、ボロボロにしてしまうことがあります。全ての犬に見られる行動ではありません。中には壁紙を器用にはがしてしまうわんちゃんがいます。とりわけ壁の角の部分は犬が噛みやすい箇所です。角の部分の壁紙をボロボロにされてしまうということがあり得ます。
さらに、壁を使って爪とぎをするのが好きな犬の中には、爪が伸びてしまうことによる不快感を解消するために壁紙を掘ってしまうということもあり得ます。
では、この点対策はあるでしょうか。あえて家具を置き、壁紙に触れられないようにすることができるかもしれません。あるいは、ペットの引っかきにも対応している耐久性の高い壁紙があるなら、ボロボロにされていまいそうな場所については、耐久性の高い壁紙に張り替えることができるかもしれません。
さらに、保護シートを貼ることもできるかもしれません。壁紙シールなどを貼っておけば、壁にできてしまったささくれから守ることもできます。しかも、壁紙シールはきれいにはがせるので、原状回復が必要となる賃貸住宅にお住まいの方でも使用することができます。