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泣きわめく赤ちゃんを慰めるためにとった行動は自分の犬用のおやつを赤ちゃんの所に運んでいることです。
小さな小さなチワワちゃんではありますが、心の中には大きな大きな寛大な精神が満ち溢れているような健気な姿に学ばされます。このチワワちゃん、家族の「お兄ちゃん?お姉ちゃん?」のどちらかの役割をしっかり果たしていますよね。
わんちゃんを飼っている人は身近でわんちゃんの健気さに触れることができて心が洗われるような日々を送っているのではないでしょうか。
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では次は人間の命のためにかっこよくも健気に働いてくれる災害救助犬(レスキュードッグ)についてご紹介したいと思います。災害救助犬(レスキュードッグ)とは地震や台風、土砂崩れなどの災害で行方不明になっている人を、優れた嗅覚で捜索してくれるわんちゃんです。
その優れた嗅覚を用い人間が入ることができない瓦礫の中や、障害物の中、それらを乗り越え土砂や雪などの中に埋もれている人を探してくれる、人間の捜索ではできないことを可能にしてくれる存在です。
しかし、東日本大震災ではそのような働きが別のものになってしまったようです。本来、生存者を救助することが役目であるものの、「民間の災害救助犬・レイラ」は被災地の岩手・大船渡市で1日で150体の遺体を発見するという経験をしたそうです。
レイラは生きている人を発見したら、大喜びでうれしそうに吠え、早く見つけて!とばかりにこちらへ駆け寄ってきたりします。亡くなっている場合は、私のほうを振り向いて哀しい目つきをするんです。調教師はそんな犬の表情やしぐさを読み取っていくんです。でもあのとき、レイラは次から次へと、ここにも、ここにも、と哀しい目をするんです。出典:https://www.news-postseven.com/archives/20110407_16926.html
経験を積んだレスキュー隊でさえ心が折れるような捜索だったにもかかわらずレイラの生存者を見つけたいという気持ちと裏腹に見つかっていくのは・・・それでも救助に立ち向かうレイラの殊勝な心がけには感動します。