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長岡市にゆかりの偉人がもう一人いました。
英傑ではないですが、童話や昔話でも有名で、人々に仏の教えを説き、庶民の中で生きた僧良寛さまです。
その良寛さまにちなんだ公園、良寛と夕日の丘公園は、上越新幹線が開通した記念に新潟県景勝100選が選定された際に、この良寛と夕日の丘公園から見える、日本海と佐渡が一位に選ばれました。
場所は、長岡市からは少し外れて、お隣の出雲崎町になります。
長岡市の中心からはだいたい車で30分少しぐらいの位置にありますが、海岸沿いの国道を上越に向かって走っていると、知らないうちについてしまうぐらい長岡市とは目と鼻の先です。
日本海と佐渡を展望しながら走る道の途中にあります。
佐渡島は、本間氏の一族が支配しており、その中で、2つに別れて争っていましたが、上杉謙信の越後統一で一旦は収まりました。
上杉謙信の死後、再び再燃し、東北の蘆名氏、最上氏と結んで、反上杉となりました。
謙信の後を継いだ、上杉景勝が秀吉の許しをえて佐渡平定を行い、本間氏は滅びました。
佐渡はその後、上杉家が米沢に転封された後に、金が取れる関係で、江戸幕府の天領となり、流刑地としても有名です。
そんな歴史を秘めた佐渡島ですが、長岡市や出雲崎町の海岸沿いから見る、日本海と佐渡島は絶景です。
とくにこの、良寛と夕日の丘公園からみる景色は、天気が良ければ新潟県景勝100選の一位に選ばれただけある絶景を見せてくれます。
公園内には、良寛さまが子供と語らっている銅像や、詠まれた歌の碑が立っており、わんちゃん連れて散歩がてら碑文を読んで回りましょう。
周辺には、良寛を偲ぶため、良寛の生家の橘屋の敷地に建てられた良寛堂という、お堂などもありますので、そちらの方にも、わんちゃんを連れて、散策に行ってみましょう。
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悠久山公園は、長岡市のほぼ中心に位置している公園です。東京ドーム8.5個分の広さがあります。
蒼柴神社の土地と、市民有志の土地の寄付によって作られた都市公園です。
もともと神社の土地には多くの桜が植えられており、全国的にも桜の名所として知られています。
また、園内には長岡ゆかりの人物の碑がたくさんあります。
有名なところとでは、河井継之助、小林虎三郎、堀口大学、山本帯刀、などなどです。
山本家は越後長岡藩の牧野家に仕える、家老の家柄で、山本帯刀は維新の際に、河井継之助とともに長岡藩を従えて戦い、官軍を恐れさせた武将です。
薩長に捕まり、降伏して詫びれば許すと言われたが、拒否して阿賀野川の河原で斬首された傑物です。
山本家は薩長により廃絶させられていましたが、明治16年に河井家とともに家名再興が許されたとのことです。
その後この越後の名家山本家に養子として入り後を継いだのが、山本五十六です。
山本五十六は旧日本海軍の連合艦隊司令長官です。
山本五十六は日本海軍を率いた英雄と言われる場合と、日本を壊滅させた張本人と言われるあたり、河井継之助と同じような運命を辿ったとも言えます。
さて、そんな記念碑が広い園内のあちこちにたくさんありますので、歴史ファンの飼い主さんならわんちゃんを連れて見て回るのも楽しいですが、かなりの広さなので、わんちゃんの体力はもちろん、飼い主さんの体力や復路のことも考えて散策しましょう。
園内には、ピクニックに最適な芝生広場などもありますし、前述の通り桜がたくさんあり、お花見シーズンには人が溢れます。
特に、雪深い長岡では、春の訪れを、人々が待ち望んでいますので、ひときわ賑やかに喜ぶ人で溢れます。
わんちゃんを連れているなら、あまり人が多いとしんどいので早い時間など人出の少ない時間を選んで行くことをお勧めします。
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おぐに森林公園は、長岡市小国町にある、森林公園で、広い里山の中にあります。
小国町の長岡市への編入などがあり、何度か名前が変わっています。
ブナの森林の中、キャンプ場や宿泊施設、温泉施設などが整備されており、周囲の参道や遊歩道が整備されています。
キャンプ場は、フリーサイトで、今時のオートキャンプ場ではありませんが、車の乗り入れが可能なので、キャンプサイトの中に乗り入れて、テントに横付け可能ですから、わんちゃん連れには非常にありがたいです。
里山を整備した公園なので、ブナの森が広がっており、夏は昆虫採集や野鳥の観察などが楽しめます。
秋には、どんぐりがたくさん取れ、近くの小国沢城跡までの道は紅葉が見事に色づくので絶好の散策ポイントです。
城跡までは2kmという距離なので、30分から40分というところです。
小国沢城は室町時代まであったと言われている城で、遺構が綺麗に残っていますが、かなり草深い場所になっているので、歴史好きならいいですが、紅葉を楽しんで、城跡を期待せずに、景色を楽しんでください。
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国営越後丘陵公園は長岡市の中心部近くにある、北陸地方では唯一の国営公園です。
広さは、実に東京ドーム63個分あり、もはやどれぐらいの広さか感覚ではわかりません。
長岡市の他の公園もかなりの広さなのですが、ここは桁違いです。
さすが国営と言いたいところですが、この公園の由来は、国営の住宅開発が行われていたのですが、バブル崩壊で断念したので、開発予定だった場所の一部を国が都市公園としたという場所です。
今となっては、市民にとってはよかったのか悪かったのか、わんちゃん連れて遊び場所を探している身としてはよかったと思います。
開発は、現在約300haですが、最終的には、約400haになるようです。
現在でもかなりたくさんの施設があり、芝生広場、展望台、バラ園やバーベキュー場、様々な体験や四季の花が楽しめます。
広い園内は1日で回るのは無理なので、この公園の醍醐味である花や木の季節の旬を楽しむためには、ホームページで見頃などよく確認して、わんちゃんと遊びに行きましょう。
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新潟県を超えて多数の県を流れる信濃川ですが、河川敷には長岡市の流域でも運動公園や、芝生広場や散策用の遊歩道、ウォーキングやジョギングコースなどなど、親水施設が多数あります。
車を停める場所さえ見つけて、河川敷に出れば散歩道に不自由しません。
また、川のそばまでいければ水辺の生物を観察したり水鳥や渡鳥なんかを見ることもできます。
長岡市のちょうど信濃川河川公園という複合の運動施設のある、河川敷の施設のそばに、わんこ広場ながおかという名前のドッグランがあります。
事前の登録料はかかりますが、わんちゃんを自由に走らせることができます。
場所としては、信濃川右岸運動公園ソフトボール場に隣接しています。
施設の管理は国土交通省から長岡市が使用許可をとって管理しており、運営は長岡愛犬友の会というところがしているようなので、マナーを守って譲り合って使いましょう。
新潟を代表する都市、新潟県長岡市を紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
日本海側特有の雪深い土地ですが、その分自然が多く、広々とした公園も多く、わんこを連れて行きたくなる場所がたくさんあります。
食べ物も美味しい越後長岡は四季を通じて楽しめるスポットがたくさんありますので、わんこを連れて新潟訪問の際には長岡市にもぜひ立ち寄って見てください。