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戦国時代は武田家の本拠があり、信濃を平定し、駿河へ出て、武田家は海にたどり着きました。
武田家が滅んだ後は、織豊時代には、徳川家が入り、関東へ転封されてからは、浅野長政が治めた時期もあります。
余談ですが、筆者はディープな歴史ファンではないので、浅野長政と浅井長政がよく混乱して、あれ?こんなところに、なぜ、北近江の雄、淀君とお江の父親がと勘違いして混乱したりします。
浅野長政は豊臣家の五奉行の一人ですが、関ヶ原前後しか目にしないので、馴染みが少ないせいですね。
さて、そんな山梨県甲府市は、法制上、首都圏に属することもあり、関東への傾倒が強い傾向にあります。
東京近郊の県の、東京への憧れは当然といえば当然のものなので、山梨県に限ったことではないですが。。。
さて、そんな東京に敏感な文化を持ち、自然に囲まれた山国です。
細長い三日月のような土地は、山地に挟まれる形であり、市内中心部と周囲との高低差が激しい土地です。
そして日本一の山、富士山を仰ぐ土地なので、絶景の富士を見ながら、史跡や自然に囲まれたわんこと遊べるスポットを紹介してまいります。
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甲府城を築城したのが誰かわかっていないという問題があり、武田家の滅んだ後に、徳川家康が築城に着手したとも言われ、豊臣時代の加藤氏、浅野氏の時代に築城されたのは間違いないようです。
徳川時代に徳川義直の居城となり、その後駿河に併合され、有名な、駿河大納言、徳川忠長の支城となりました。
忠長は家光の弟で、将軍の跡目争いで、色々と時代劇の題材として扱われた、有名人です。
時代劇で有名なのは、「長七郎江戸日記」の主人公の長七郎の父親です。
あとの有名どころでは少し古いですが、映画「柳生一族の陰謀」やそのテレビ時代劇「柳生一族の陰謀」にも家光と忠長の跡目争いが描かれています。
共に古すぎて今の人にはわからないかもしれません。
「柳生一族の陰謀」(1978年公開)に関しては、オールスターキャストなのですが、もう40年も前の映画なので、出演者もだいぶ亡くなられており、古さを感じますが、今見ても良くできた映画だと思います。
話はそれましたが、江戸時代は直轄領となり、甲府藩となり、再び直轄領となった土地柄で、徳川家の一族が入ったり、徳川の御用人柳沢吉保が入ったこともあります。
維新の際には、徳川家の本拠、徳川慶喜の居城である、駿河の横でもありますので、すぐに降伏して板垣退助が無血入城したそうです。
戦火に焼かれていないので、場内には城廓など壊されなかったものが保存されています。
元々は、巨大な城で、広さも東京ドーム4.2個という大きさでした、現在はそこまでの広さはありませんが、わんちゃん連れて散策するには十分な広さの公園です。
城廓も復元されているので、廓や櫓をバックに写真撮影しましょう、インスタ映えする場所があちこちにあります。
広場もありますし、ゆったりと城廓を眺めながら、散歩しましょう。
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山梨県甲府市の東側を南北に流れる荒川は遊歩道も整備されており、自然に囲まれた気持ちの良い散歩道です。
荒川河川公園は、ペット同伴禁止なので、こちらはパスして、南に向かって散策しましょう。
天気が良ければ富士山がよく見えますので、日本一の山を前方に仰ぎつつ散策できます。
真夏は甲府盆地は非常に暑いので、避けるとして、春と秋は河川敷に季節の花が咲き乱れているので、愛でながら散策できます。
かなりの距離がありますので、ほどほどに加減しながら、帰りの距離も考えながら歩きましょう。
糞の後片付けや、リードを離さないなどの、マナーはちゃんと守りましょう。
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山梨県芸術の森公園は、県立美術館と県立文学館に隣接する緑地です。
芸術の森にある、山梨県県立文学館は山梨県ゆかりの作家について、展示がされています。
樋口一葉、山本周五郎、井伏鱒二、太宰治などなど、近代の有名作家の展示や、篤志家から寄贈された貴重な蔵書が納められています。
県立美術館については、ミレーのコレクションが有名で、こちらも山梨にゆかりのある作家の作品の展示などが行われています。
芸術の森公園は、広い敷地に緑も多く、芝生広場もあり、季節になるとバラ園のバラでむせかえるような匂いに包まれ、牡丹園のボタンが綺麗に咲き誇ります。
また、園内各所にある彫刻を見ながらの散策は、美術品ファンなら、時間を忘れて見入ったりするような公園となっています。
秋には、園内の各所にある、広葉樹が色づき、紅葉が楽しめます。
富士山をバックに岡本太郎さんを始め、有名な作家さんの彫刻を鑑賞しながら、色づく紅葉を楽しめる、なんとも贅沢な公園です。
美術館と文学館にはわんちゃんは入れませんが、公園は全然問題ありませんので、マナーを守って散歩しましょう。
秋には是非わんちゃん連れで散策に行って、芸術の秋を満喫しましょう。