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・メスの場合:3.0〜4.0kg
と言われているので、中型もしくは、少し小柄なサイズです。
ボディタイプは、胴が真っ直ぐで長く、すらりとしているフォーリンタイプで、脚も長くて細いですが、華奢というよりは、スリムながらも筋肉がしっかりついている感じです。実際、丈夫な猫種のようです。
後脚の方が前脚よりも少し長いのですが、それほど差はないですし、頭も小さく、尻尾も短いので、横から見ると長方形に見えるとも言われています。
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ジャパニーズボブテイル最大の特徴である尻尾ですが、少しカールしている場合が多く、ウサギの尻尾のような、ボンボンのような、とてもキュートな見た目をしています。
座っていると、お尻の下に丸く巻き込まれるので、全く見えなくなってしまい、生えていないように感じてしまうことさえありますが、歩いている時にチョコンとついている尻尾が愛らしいですね。
ただ全ての尻尾がカールしているわけでもなく、真っ直ぐ伸びたままの尻尾を持っている個体もいますし、形はそれぞれです。形状はそれぞれでも短いことは確かです。
短いといっても、何センチくらいなのでしょうか?一般的に、ジャパニーズボブテイルの尻尾の長さは、5cm〜7cmと言われています。伸ばしても7.5cmまでのことが多いようです。時に10cmほどの長い尻尾を持つ個体もいないわけではありませんが、ごく稀です。
ジャパニーズボブテイルの尻尾には柔軟性はなく、カールしている場合も関節で固まって曲がっているそうです。
このジャパニーズボブテイル特有の短い尻尾は、劣性遺伝によって発現するそうです。ですから、両親ともに短尾の遺伝子を持っていない限り、短い尻尾の子猫は生まれないのです。
ジャパニーズボブテイルのように、短尾の遺伝子を持つ猫は、「アメリカンボブテイル」「クリルアイランドボブテイル」「マンクス」などがいます。
尻尾が短いと、事故や喧嘩で切れちゃったのかと心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、大抵の場合は生まれつき短尾であることがほとんどです。
さらに、猫の尻尾には、体のバランスをとったり、マーキングをする際に使用したり、寒さ対策に体に巻きつけたり、様々な役割があります。
犬ほどではありませんが、猫も感情を尻尾で表現することもあり、嬉しかったり甘えている時には尻尾をピンと立てたり、尾の毛を逆立てて怒りや興奮を表したり、足の間に挟んで服従や敗北を表すこともあります。
ですから、ジャパニーズボブテイルのように短いと、不自由がないのかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、もともとの作りでそうなっていますので、多少できないことはあるとしても、彼らが困ることはありませんのでご安心ください。
日本原産の猫種だけあり、顔立ちは和の雰囲気漂っています。顔自体は小さいのですが、頬骨が高く、鼻は長めで丸い輪郭をしているので、シャープというより、可愛らしい感じでしょうか?
目は、楕円形で大きく、被毛の色によって瞳の色が異なります。被毛が白い場合は、左右の瞳の色が異なるオッドアイの個体も多く見られます。
耳は、大きく直立していますが、先端は丸みを帯びているので、丸い顔、丸い目など目立つパーツが全て曲線になり、和風な雰囲気になっているのかもしれません。
まず、自然発生した短毛種と、突然変異によって登場した長毛種の2種類がいます。どちらも絹のように柔らかく、抜けにくい毛質だと言われています。
短毛種の場合は、ミディアムショートヘアで、わずかなアンダーコートがあります。長毛種の場合は、ミディアムロングヘアで、化粧用パフのように放射線状に広がった尾毛をしています。
ロングでもショートでも、お手入れはそれほど手間がかからず、週に1回か2回程度のブラッシングで大丈夫でしょう。
毛色は、実に様々で、ブラック・ホワイト・レッド・ブルー・クリームなど、たくさんのカラーが認められています。
柄も、ソリッド・タビー・キャリコ&バイカラーなどバリエーションが豊富ですが、特に人気があるのは、顔と尻尾の部分だけに模様が入っている三毛猫です。「ミケ」はアメリカでも通用する模様で、日本猫っぽさが出るのでやはり人気なのでしょう。