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などもあります。これらは安いドッグフードに含まれている添加物が愛犬に与えている影響である可能性が高い症状です。
よく観察して愛犬の様子をチェックしてみてください。これらの症状が病気へとつながる可能性も非常に高いからです。
添加物がたっぷり入っている安いドッグフードを食べさせ続けることにより、危険信号ともなる症状、さらには病気にかかってしまうことがあります。
例えば
などが挙げられます。
また安くて危険なドッグフードは肝臓や腎臓にも悪影響を与え、甲状腺機能に障害をもたらす可能性もあります。毎日の食事が原因でこれらの病気にかかってしまうと、薬で完治させることが難しくなる場合があります。
実際にどのような原料が使われているのか、国産の安くて有名なドッグフードをチェックしてみました。
スーパーやホームセンターで見かけることが多い人気の国産格安ドッグフードです。「全成長段階用ビーフ・緑黄色野菜・小魚入り」と謳われていますが、原材料名のなかには気になるものも入っています。
記載されている原材料名は次の通りです。「穀類(トウモロコシ、小麦粉、コーングルテンミール、フスマ、パン粉、コーングルテンフィード等)、肉類(チキンミール、チキンエキス、ビーフパウダー、ササミパウダー等)、動物性油脂、豆類(脱脂大豆、大豆エキス)、野菜類(ビートパルプ、ニンジンパウダー、カボチャパウダー、ホウレンソウパウダー)、魚介類(フィッシュミール、乾燥小魚)、ビール酵母、チーズパウダー、
ミネラル類(カルシウム、塩素、コバルト、銅、鉄、ヨウ素、カリウム、マンガン、ナトリウム、リン、亜鉛)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D、E、K、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、着色料(赤色102号、赤色106号、黄色4号、黄色5号、青色1号)」です。
メイン原料が穀類であることに気が付くでしょう。しかも「トウモロコシ」や「小麦」などのアレルギーを起こしやすいといわれる原料が使われています。これらのたくさんの穀類は愛犬の消化に悪く、いわゆる「かさ増し」されたドッグフードであることがわかります。
さらに使用されている肉類は「ミール」、「エキス」、「パウダー」など肉を加工したものばかりです。どこの部位が使用されているのかは全くわかりません。値段が安いことを考えると、何らかの理由でコストダウンされていることは明らかです。人が食べることのできないような部位や廃棄する肉が使用されている可能性も高いといえるでしょう。
「動物性油脂」という記載がありますが、これも非常にあいまいで、何の動物が使われているのかがわかりません。死んだ動物から取られた油である可能性すらあります。「豆類」が使用されていますが、これらは食べても問題はありませんが、大豆アレルギーを持つ犬もいるので、与える際は様子を見る必要があります。
「ミネラル類」、「ビタミン類」がたくさん使用されています。これらの添加物は原料の栄養価を補うためにたくさん使用されていると考えることができます。また「着色料」も使用されていますが、色を見分けることのできない犬のためではなく、見た目をよくして人間の購買意欲を掻き立てるために使用しているものです。愛犬に与え続けると悪影響を与える原料だということが言えます。
ビタワンコンボ(角切りビーフ・野菜ブレンド)もよく見かけるドッグフードで、格安で購入できるものです。
記載されている原材料名は次の通りです。「穀類(トウモロコシ、小麦粉、脱脂米糖、コーングルテンフィード)、角切りビーフジャーキー、肉類(チキンミール、牛肉粉、チキンレバーパウダー)、豆類(脱脂大豆、脱脂粉末)、油脂類(動物性油脂、γ-リノレン酸)、魚介類(小魚調整品、小魚粉末)、ビール酵母、野菜類(キャベツ、大麦若葉、カボチャ、トマト、ニンジン、ブロッコリー、ホウレンソウ、モロヘイヤ)、オリゴ糖、カゼインホスホペプチド、プロピレングリコール、
ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、クロライド、鉄、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素、コバルト)、リンゴ酸、保存料(ソルビン酸カリウム、デヒドロ酢酸ナトリウム)、ビタミン類(A、B2、B6、B12、D、E、パントテン酸、コリン)、着色料(二酸化チタン、食用赤色102号、食用赤色106号、食用黄色4号、食用黄色5号、食用青色1号)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物)、グルコサミン、アミノ酸類(アルギニン、メチオニン)、コンドロイチン」です。
「愛犬元気」と同様、穀類がメイン原料になっており、さらにアレルギーを起こしやすいトウモロコシや小麦粉が使用されていることがわかります。また肉類には「ミール」や「パウダー」など不安なものが使用されています。アレルギーの犬も多い大豆、あいまいな動物性油脂、たくさんの添加物、購買意欲を掻き立てるだけの着色料が使用されていることも分かります。
さらに保存料で使用されている「ソルビン酸カリウム」ですが、これは発ガン性、免疫障害を引き起こす可能性があるとして最近では使用されることが少なくなっています。また「デヒドロ酢酸ナトリウム」は毒性が強いとされ、海外では使用禁止されている物質です。
コストコのオリジナルブランドであるカークランドシグネチャーが販売しているドッグフードです。コストコならではの大容量販売ですが、1kgあたり300円くらいでコスパの良いドッグフードです。気になる原材料は次の通りです。
「ラム、ラムミール、玄米、米ぬか、米、卵類、精製麦、鶏脂、ビートパルプ、ジャガイモ、フィッシュミール、フラックスシード、調味料、イースト、キビ、えんどう豆、ニンジン、ケルプ、リンゴ、スキムミルク、クランベリーパウダー、塩化カリウム、食塩、塩化コリン、ミネラル類、ビタミン類、ローズマリーエキス、グルコサミン、コンドロイチン、パセリ、チコリールート」
こちらはアメリカのダイアモンド社が提供しているドッグフードで、プレミアム性が高いということで人気も高く、1kgあたり333円からと格安です。気になる原材料は次の通りです。
「ラム肉、米粉、精白大麦、粟、鶏脂肪(ミックストコフェロールにて保存)、卵、米糠、ピートパルプ、亜麻仁、天然フレバー、魚肉、塩化カリウム、食塩、塩化コリン、補助ビタミンE、鉄たんぱく質化合物、亜鉛たんぱく化合物、銅たんぱく化合物、硫酸鉄(2)、硫酸亜鉛、硫酸銅、沃化カリウム、チアミン価硝酸塩、マンガン(2)たんぱく質化合物、アスコルビン酸、補助ビタミンA、ビオチン、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、硫酸マンガン、亜セレン酸塩ナトリウム、塩化ピリドキシン(ビタミンB6)、補助ビタミンB12、リボフラビン、補助ビタミンD、葉酸」
家族の大切な一員である愛犬にはできるだけ良いものを食べて欲しいですね。家計に余裕があるなら、ぜひヒューマングレードのプレミアムドッグフードを与えるようにしてください。値段は高くても、後々病気になって治療費がかかるかもしれないことを考えると、良いものを与える価値はあるといえます。さらに安全性を第一に考えれば健康で長生きすることができるでしょう。
それでもコスパを第一に考えて経済的なドッグフードが良いという場合は、原材料名をよく見てから選ぶようにしましょう。メイン食材が肉か魚のもの、アレルギーが発症する原因になる穀類を使用していないこと、そして無添加のものを選びましょう。今回おススメした以外にも安くて愛犬に優しいドッグフードはあるので、良く調べて、愛犬に合ったドッグフードを選んであげてくださいね。
【お願い】ドッグフードは食いつきやアレルギー、わんちゃんのライフステージなどで必要なものは変わっていきます。特定のドッグフードが愛犬にぴったりということはありませんので、必ず飼い主さん、場合によっては獣医師さんの判断によって、少しずついろんなタイプのフードを試してあげてください∪・ω・∪
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