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うんちの主なにおいは、【動物性たんぱく質のにおい】だと考えられています。
猫の場合は、その動物性タンパク質を人間の4~5倍、犬の倍以上取るので当然便のにおいは、臭く・強くなるわけです。
また、猫が自分の体をペロペロとなめている姿を見かけることも多いと思いますが、猫はこまめに毛づくろいをします。
この毛づくろいには、体を綺麗にする目的だけではなく、自分の臭いを舐めとって敵となる動物に気づかれないようにするという厳しい生存競争を生き抜くための野生時代からの習性が残っているそうです。
舐めたものは胃の中に入り、それがうんちとなって排出されますので猫独特のにおいが凝縮された便になるのも仕方がないことなのです。
Cat litter box with scoop on wooden floor
RJ22/shutterstock.com
上記の理由から、もともと猫のうんちは他の動物よりも臭いことを踏まえて、ここからは、同じ猫であっても便臭が特に強くなる原因について考えていきたいと思います。
原因を知ることは改善への第一歩になりますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
猫のうんちの臭いが強くなるほとんどの理由は消化不良と言われています。
つまり食べ物が大きく関係しているということです。
先程ご紹介したように、動物性タンパク質が臭いうんちに繋がることは仕方のないことですが、それよりも便臭をきつくするのは猫が消化できない原材料が含まれるキャットフードを食べさせることによって起こる消化不良です。
良質な動物の肉ではなく、副産物と呼ばれる食料の肉ではない、骨・くちばし・羽・血管などの栄養価のない部位や4Dミールと呼ばれる死んだ肉や病気の動物の肉など、劣悪な品質の動物性タンパク質は消化の妨げになります。
また、野生の猫は全く食べっていなかったトウモロコシや小麦などの穀物類を主原料としているようなキャットフードを食べさせていることも消化不良の大きな原因となります。
そもそも穀物を消化する体の作りになっていない猫にとって穀物を大量に食べることがどれほど負担になるかは想像がつくと思います。
消化できずに蓄積されてしまうことさえあります。
さらに、キャットフードに化学添加物などが大量に使用されている場合も猫の体が過剰に反応して消化不良に繋がってしまいます。
穀物や合成添加物など、もともとなかったものを体に入れることは消化不良だけではなく、アレルギーや別の病気を引き起こす可能性も増えますので、キャットフードの原材料をきちんと確認して良いものだけを食べさせるようにしましょう。
消化不良の場合は、緑がかった黄色のうんちになることが多いと言われています。
飼い猫のうんちのにおいと色、そして食べさせているキャットフードの内容を確認して、消化不良による便臭かどうか判断することができるでしょう。
猫は非常に心身ともにデリケートな生き物で、環境の変化や飼育状況などからストレス感じやすいです。
そして、そのストレスを溜め込む傾向にもあるので、腸の機能が低下しやすいと言われています。
ストレスは万病の元と言われていますが、一番影響を受けるのが消化器官で、便秘になったり、逆に緩くなってしまうことがあります。
腸には善玉菌と悪玉菌が存在し、絶妙なバランスを保つことによって消化吸収と排出をスムーズに行える腸内環境を作り出していますが、強いストレスはそのバランスを崩してしますのです。
ですから、同じキャットフードをあげていても腸内環境が乱れていると排便ペースも乱れて、今までよりもうんちが臭くなったりしてしまいます。
うんちをチェックすることは自分で症状を伝えることができない飼い猫の健康状態を知るための実際的な方法ですから、皆さんもマメに行われていると思います。
その際、便の形や色、頻度や柔らかさなどチェックしますが、においも大事な判断材料になります。
もちろん、臭いだけで病気かどうかを判断することは難しいですが、他の気になる点と合わせて病気の兆候ではないか早めに気づいてあげることができるでしょう。
臭さに加えて、どろっとしたタール状の便であれば消化管の中で出血をしている可能性が考えられます。
また、血が混じっているなら大腸から出血していることもありますので、早めに獣医さんに連れて行ってあげましょう。
このように、うんちがいつもより臭いと感じた場合、消化不良や腸内環境の乱れだけではなく深刻な病気のサインであることもありますので、いつも以上に猫の行動や食欲を観察し早めの対処をしてあげることが大切です。
ちなみに健康な猫のうんちは、焦げ茶色や濃い黄土色で食べ物や異物が混じっておらず、トイレ用スコップで拾い上げても崩れない硬さでツヤがあります。
頻度は1日に2回くらいが最も一般的で、臭いは異臭を感じない普通の臭いです。
Cat and a lot of toilet paper. Cat resting among the rolls of colored toilet paper. Toilet for cats
ここまでで、猫のうんちが臭くなるのは消化不良を起こしていたり、腸内環境が乱れていたり、病気が原因の場合があることを考えました。
病気のことは、専門家であるお医者様に任せるしかありませんが、飼い主さんがすぐにでもできる便臭を改善する方法があります。
なんだと思われますか?
それは、キャットフードを変えることです。
消化不良を起こしやすい原材料を使用しているキャットフードから、猫の消化機能にあったフードに切り替えるだけでうんちの臭さが劇的に改善されることがあります。
また、良質なキャットフードには食物繊維や腸内環境を整える成分が配合されていることも多いので、そのようなキャットフードを食べさせるなら消化を助けると同時に腸内環境もベストな状態になるように助けてくれます。
食べるものによって体は作られ、便のにおいも変わってくるというわけです。
では、実際にどんなキャットフードが良いのでしょうか?
キャットフード
それでは、便臭を軽減してくれるおすすめのキャットフードをランキング形式で5つご紹介したいと思います。
どのキャットフードも簡単に手に入れることができるものですので、猫ちゃんのうんちが臭くて困っておられる方はぜひお試しいただければと思います。
モグニャン
美味しさと健康促進のどちらも実現している、最高ランクのキャットフードとして人気の「モグニャン」は、猫が美味しく食べられて便の臭いも解決できるという、猫ちゃんにとっても飼い主さんにとっても嬉しいキャットフードです。
メインの原材料となっているのは、赤ちゃんの離乳食にも使用できるほど上質で安心安全な白身魚です。
白身魚は低脂肪かつ消化吸収もしやすいので、動物性タンパク質をしっかりと取りながらも便臭軽減の効果も期待できます。
また「モグニャン」は、良質な炭水化物の源としてサツマイモを使用しています。
猫が苦手な穀物やお米などではなく、食物繊維が豊富なサツマイモなので腸内環境を整えるのにも最適です。
さらに、体の調子を整えてくれるリンゴや、カロテン・カリウム・食物繊維がたっぷり入っているカボチャも入っているので毎日のスッキリをサポートしてくれます。
良いものを食べれば良いリズムで、良いうんちが出ますので、全ての原材料の質が非常に高く、グレインフリー、着色料や香料などの化学添加物を使用していない「モグニャン」は、便臭軽減という点から見ても、自信を持ってお勧めできるキャットフードです。
モグニャン購入はこちらキャットフードカナガン(canagan)
「与えてすぐにうんちの状態が変わってきました」という口コミも多い「カナガン」も便臭改善のためにぜひ試していただきたいキャットフードです。
主原材料として、イギリス産の平飼いチキンを60%以上も使用しています。
高たんぱく質なキャットフードではありますが、お肉の質がとても良いのでしっかりと栄養を吸収し、スムーズに消化できるので便が臭くなることはありません。
「カナガン」も時間をかけてゆっくりと吸収されるサツマイモを炭水化物源として配合しているので、体に負担をかけることもなくエネルギーも補給できるようになっています。
もちろん豊富な食物繊維がスムーズな排便もサポートしてくれます。
「カナガン」の原材料のうち30%は、ビタミンとミネラルが豊富な野菜やハーブ担っており、体のコンディションを安定させる助けをしてくれたり、リフレッシュ効果をもたらしてくれます。
ストレスを感じやすいと言われる現代猫ですが、食べ物を通してストレスを感じない体にしてあげたり、気分が安定するようなサポートをしてあげれるのは飼い主さんとしては願ったり叶ったりではないでしょうか。
もちろん、グレインフリー・化学添加物未使用という条件はクリアしていますし、製造から加工、輸送にまで徹底的に管理されて、高い品質を壊すことなく猫ちゃんの口まで届けられるように、最新の注意が払われているキャットフードです。
カナガン(猫)購入はこちらシンプリー(symply)
毎日のご飯が愛猫の健康維持を決めるから、一生を通して食べられるキャットフードを目標に、動物栄養学者と一緒に開発された商品で世界的に人気があります。
グレインフリー・タンパク質73%・猫が喜ぶ美味しさ・という3つのおすすめポイントがあります。
骨抜き生サーモン・ニシン・乾燥サーモン・乾燥白身魚など、良質な動物性タンパク質をたっぷりと配合して、袋を開けた瞬間から猫ちゃんの食欲を刺激し濃厚なフレーバーでやみつきになる美味しさを完成させました。
偏食だったり、食べ飽きをする猫が多いですが「シンプリー」はほとんどの猫ちゃんは喜んで食べてくれるので”体に良いのはわかっても食べてくれなかったらどうしよう”という不安を感じる必要はありません。
美味しくて、肉食の猫にとってたまらない動物性タンパク質が豊富なだけではなく、穀物を使用していないことや、食物繊維が豊富なオリゴ糖やサツマイモも、黄金のバランスで配合されていることにも注目できます。
オリゴ糖は毛玉の排出のサポートにもなりますので、猫の便臭の要因の一つでもあるグルーミングによる臭いを軽減する助けにもなってくれることでしょう。
このように、胃腸の働きを活発にしてくれる成分が入っていることはうんちの臭いを抑えるキャットフードを選ぶ際にポイントにすることができます。
「シンプリー」は、猫らしい食生活を追求しつつ、現代猫に必要な栄養バランスに配慮しているので、全猫種・子猫からシニア猫までみんなにお勧めできます。
シンプリーの購入はこちらLisovskaya Natalia/shutterstock.com
ジャガー
”真に質の高いペットフードを作りたい”という創業者の強い願いで、採算度外視で開発された「ジャガー」は、食材は全てヒューマングレード、動物性タンパク質80%、グレインフリーのプレミアムキャットフードです。
原材料となる素材は全て、新鮮で上質な素材の中から、専任の品質管理官がさらにチェックして合格したものだけを使用する徹底ぶりで他のキャットフードとは一線を画すハイレベルとなっています。
厳選された肉と魚(チキン・鴨肉・サーモン・マス)がたっぷり使用され、高タンパクのリッチな食事になっているのでグルメな猫ちゃんでも喜んで食べてくれます。
上質なタンパク質は猫にとっては最高のご馳走ですし、健康効果が高いとされているマルベリー・朝鮮人参・クランベリー・ブルーベリーなども贅沢に配合されているので、美味しさと健康促進のどちらも実現しています。
また、化学添加物の代わりに天然由来の成分で酸化を防ぐなど、安全面での配慮も行き届いているので安心して食べさせることができます。
実際に「ジャガー」を購入されている方からも、「猫の体への配慮が行き届いている」「初めて食べた時からモグモグと喜んで食べていた」「お腹を壊しやすかった子がご機嫌な様子でいる」など高評価な口コミが寄せられていました。
ジャガーの購入はこちらフリーリバーランチ
今までご紹介した4つのキャットフードと比べると知名度は落ちる「フリントリバーランチ」かもしれませんが、グレインフリー・無添加・全年齢対象と、立派なプレミアムキャットフードです。
アメリカ合衆国発のキャットフードで、楽天やアマゾンなどの通販サイトで800g入りで2,272円ほどで販売されています。
原材料の一番最初に”チキンミール”と表記されているので、質は大丈夫なのか疑問に感じられた方も多いかもしれませんが「フリントリバーランチ」の場合、チキンを細かくしたものであって粗悪なものではないので安心してください。
むしろ原材料の質はかなり良い方で、穀物も合成添加物も含んでおらず、栄養バランスも整っていると言えるでしょう。
消化吸収にもこだわって作られたキャットフードで、食物繊維が豊富なスィートポテトが配合されて、便通改善や便臭軽減に有効です。
高タンパク・低炭水化物のキャットフードで肥満気味の猫ちゃんにも食べさせることができるでしょう。
フリントリバーランチ猫
どんなに可愛い愛猫のうんちでも、臭いものは臭く、不快なものです。
お互いが快適に過ごすためにも改善できることに取り組むのは価値があるのではないでしょうか?
しかも、「キャトフードを変える」という非常にシンプルな方法で改善することができるのなら試してみない手はないと思います。
今回ご紹介したような上質なキャットフードを食べさせることは、便臭軽減だけではなく愛猫の健康維持や促進にも役立ちます。
そして、猫ちゃん達が食事の時間を楽しみにしてくれる美味しさもついてきます。
ご紹介したキャットフードの中で、気になるものがありましたら、メーカーホームページをみていただければさらに詳しい情報や購入の方法を知ることができます。