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毛玉ケアのキャットフードは食物繊維が多く含まれています。
食物繊維の狙いは体内で消化されていない毛玉をかきとり便と一緒に押し出すためのものです。
しかし食物繊維ならば穀類と考え、第一主原料がトウモロコシや穀物で作られているものは猫のためにはなりません。
なぜならば、猫は本来肉食動物ですから体を形成するため肉や魚などが主原料になっている方が良いとされているからです。
ですから第一主原料は肉か魚であり、食物繊維は猫にとってふさわしい食材が配合されているものを選ぶ必要があります。
アメリカンカールの耳は他の猫と比較すると開口部が広くなっていて、ゴミや菌が入りやすくなっています。
また、耳の中は細かく入り組んだ形状をしているので湿気も多く垢が外に出ずに耳の中に溜まってしまい、外耳炎になりやすいといわれています。
抗炎症作用を期待してオメガ3脂肪酸のEPAやDHAが配合されているキャットフードが良いかもしれません。
また、バリア機能を高めるためにも添加物が入っていない安全なキャットフードを選んであげたいと思います。
Cat'chy Images/shutterstock.com
アメリカンカールの特徴やかかりやすい病気を理解した上で次の点を考慮に入れてキャットフードを選んでいきたいと思います。
① 第一主原料は肉か魚であること
② オメガ3脂肪酸が配合されていること
③ 人工添加物不使用
④ 食物繊維がたっぷりと入っている
では、このような点を考慮に入れたキャットフードを5つご紹介いたします!
「全ての猫ちゃんに必要な栄養素とおいしさを」と願っている『ファインペッツ』の製造は食品先進国の「オランダ」ということで「世界最高品質で、安心安全」なキャットフードです。
では、どのような点で安心安全なのでしょうか。
特徴を見てみましょう。
ファインペッツは人間が食べることができるレベルのヒューマングレードの原材料を使用しています。
品質管理に問題があるとの観点から使用していないということです。
猫にとってアレルギー性の高い「牛肉」および「牛肉関連産品」といった原材料は使用していません。
消化吸収率は87%と非常に高い数字となっていますので、一般的なプレミアムフードと比較しても倍以上といえます。
毛玉を便とともに排出しても体にはしっかりと栄養は吸収されています。
食材の中には熱に弱いものがあるために熱処理をすることによって栄養が流れ出てしまうものがあります。
そのような無駄を省くためにオーブンベイク(比較的低温でじっくり焼き上げる)後に、添加や加工することによって栄養価を損なわない工夫がなされています。
このように最高の食材を最高の状態を保ったままキャットフードにしたのがファインペッツです。
ではファインペッツはどのような点でアメリカンカールにおすすめなんでしょうか。
アメリカンカールのキャットフードを選ぶためのポイントの①〜④と照らし合わせながら原材料をみてみたいと思います。
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第一主原料はアレルギー性の低いフランス産のアヒル肉と第二原材料はオランダ産のニシンですので動物性タンパク質がしっかり入っています。
保証成分をみると粗タンパク質が32%と豊富!
筋肉、臓器、皮膚、被毛など体を作るのに質の良いタンパク質が十分入っていると言えます。
アメリカンカールをはじめ、全ての猫ちゃんにとってうれしい原材料だと思います。
フレッシュサーモンオイルによりオメガ3脂肪酸が配合されていますので
抗炎症作用を期待することができますし、アレルギー性皮膚炎などの皮膚の改善、関節炎の症状の緩和、免疫力の向上など猫ちゃんにとってとても良い成分が配合されています。
加えて、毛艶を艶やかにし、毛並みをサラサラにする効果もあります。
特に長毛種のアメリカンカールにとってはうれしい成分かと思います。
Dani Vincek/shutterstock.com
食物繊維はチコリ、マンガンオリゴ糖などに豊富に含まれています。
チコリとはキク科に属する多年草で、ヨーロッパでは昔から野菜として栽培されているものです。
主成分である「イヌリン」はオリゴ糖になり善玉菌の増殖を助けてくれます。
それらと共にプロバイオティクスも配合されていますので腸内環境のバランスが整えられアメリカンカールの毛玉ケアをサポートしてくれることでしょう。
無添加・無着色が最大の魅力になっているファインペッツキャットフードは危険性のある「エトキシン」や「BHA」「BHT」といったものは使用していません。
酸化防止剤は天然由来成分のみを使っているので安心です。
アーテミスは世界25カ国以上で愛されている、アメリカ生まれのプレミアムフードです。
食事・運動・心のバランスを大切にした「ホリスティックアプローチ」をベースにして、食事から自然治癒力を高めるフードを目指しているキャットフードです。
ではアーテミスの特徴をいくつかみてみましょう。
原材料は人間が食べることができるレベルの食材を使用しています。
熱に弱い栄養成分であるビタミンやミネラル、消化酵素などは高温加熱処理を行うことによって栄養素が失われてしまいます。
独自の製造方法により弱熱成分をペレット調理後に常温まで冷ましてから浸透させていますので確実に栄養吸収ができる製法を用いています。
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一般的に食物アレルギーの原因となりやすいと言われている小麦・トウモロコシだけでなく、
米・麦類などの穀物を使用せずつくられたグレインフリー(穀物不使用)。
本来肉食の猫ちゃんにとってうれしいキャットフードです。
このように猫ちゃんのために徹底したこだわりを持って作られているキャットフードですがアメリカンカールにどのような点でおすすめなんでしょうか。
アメリカンカールのキャットフードを選ぶためのポイントの①〜④と照らし合わせながら原材料をみてみたいと思います。
第一主原料はフレッシュサーモン、第二原材料はドライサーモンですので動物性タンパク質がしっかり入っています。
保証成分には粗タンパク質が35%と豊富!!
サーモンにはオメガ3脂肪酸のDHAやEPAがたっぷり入っていますので抗炎症作用はもちろん期待できます。
サーモンの「アスタキサンチン」により老化やガンの引き金となる活性酸素を抑制することもできますし、免疫力を高めることもできますのでサーモンは猫ちゃんにとって、とても良い原材料なんです。
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食物繊維に関してはえんどう豆やかぼちゃから摂取することができます。
ガルバンゾーという日本ではひよこ豆として親しまれている食材は特徴ある食物繊維で野菜や穀物に含まれる食物繊維と違い血液中の脂肪をコントロールしたり、腸内に溜まった有害物質の吸収を阻害し排出させる働きを持っている興味深い食物繊維です。
プロバイオティクスとプレバイオティクスをバランスよく配合し、腸内環境を整えることができるように設計されていますので毛玉ケアをサポートしてくれるでしょう。
もちろん人工添加物不使用の安全なキャットフードです。
シンプリーとは動物栄養学者との共同研究から開発されたキャットフードです。
では、どのような点にこだわりがあるのでしょうか。
腸が短い猫ちゃんにとって小麦など消化しづらい炭水化物は消化器官に負担を与えることになってしまいます。
そんなことを考慮に入れるのならグレインフリー(穀物不使用)は当然です。
デリケートに作られている猫ちゃんの健康を第一に考えたキャットフードになっています。
野生の猫であっても室内飼いの猫ちゃんであってもタンパク質がたっぷり入っている必要があります。
シンプリーはサーモン、ニシン、マス、乾燥白身魚など73%もの魚が配合されているキャットフードです。
では、アメリカンカールにどのような点でおすすめなんでしょうか。
アメリカンカールのキャットフードを選ぶためのポイント①〜④と照らし合わせながら原材料をみてみたいと思います。
Mateusz Gzik/shutterstock.com
第一主原料は骨抜き生サーモンです。
サーモン以外にもニシン、マス、乾燥白身魚などの魚が合計73%も配合されていますので、
粗タンパク質が37.00%という高い数字になっているのでしょう。
第一主原料のサーモン、ニシン、マスに加えて、サーモンオイルが配合されていますので、オメガ3脂肪酸のDHAやEPAがたっぷり入っていますから抗炎症作用はもちろん期待できます。
脂質に関しても20.00%中、オメガ6脂肪酸1.33%、オメガ3脂肪酸3.89%も配合されているようです。
特にオメガ3脂肪酸3.89%という数値は結構すごい数値だと思います!
マンナンオリゴ糖、フラクトオリゴ糖が配合されているのでお腹の調子を整えてスッキリをサポートしてくれます。
シンプリーを食べることで腸内環境が良くなりお腹に毛玉が溜まってしまう「毛球症」の予防もできるキャットフードです。
また、キャットフードのビタミンやミネラルは人工の化学合成で作られたものを添加することが多いのですが、シンプリーはニンジンやホウレンソウ、フルーツや野菜を使用することによってビタミンなどを直接食物から吸収するように設計されています。
もちろん人工添加物は一切入っていません!
猫ちゃんの体に不必要なものは入れないという点で徹底さを感じます。
モグニャンは『ペットオーナー様の願いに寄り添う本当のフードを作りたい』という思いから開発されたキャットフードです。
そんなモグニャンのこだわりをみてみましょう。
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モグニャンの最大の特徴は白身魚を63%も使っていることです。
肉食動物である猫ちゃんにとっては最高のごちそうになることでしょう。
穀物が入っているキャットフードを与えると猫ちゃんの体に負担がかかってしまうという理由と、
穀物アレルギーを避けるためという理由があげられています。
原材料は全て人間が口にする食材と同じ水準のものを使用しています。
このような特徴を持ったモグニャンですが、具体的にどのような点でアメリカンカールにおすすめなんでしょうか。
アメリカンカールのキャットフードを選ぶためのポイント①〜④と照らし合わせながら原材料をみてみたいと思います。
第一主原料は白身魚が63%も使われています。
低脂肪で高タンパクな白身魚は消化吸収もよく優れたタンパク源として注目されています。
またモグニャンて使われている白身魚は赤ちゃんの離乳食にも使われるほどの安全な白身魚です。
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サーモンオイルやアマニによりオメガ3脂肪酸の抗炎症作用を期待することができます。
成分値は2.08%です。
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かぼちゃやさつまいもに含まれている食物繊維によって毎日のお腹スッキリをサポート!
またひよこ豆に含まれている食物繊維は野菜や穀物に含まれる食物繊維と違い、血液中の脂肪をコントロールしたり腸内に溜まった有害物質の吸収を阻害し排出させる働きを持っている特徴的な食物繊維なのです。
そのようなわけで毛球症の対策もしっかりできているキャットフードと言えます。
ひよこ豆に関してもう少し説明を加えるのなら・・・
糖質や脂質の代謝を促し疲労回復に役立つビタミンB1や骨の成長や強化に役立つカルシウム、体内の余分なナトリウムを排出するカリウムなど豊富な栄養素が含まれている食材です。
小さな体をした愛猫が危険な人工添加物が入っている食事を毎日摂取することなど考えられない!
・・・そんな飼い主さまにモグニャンは安心ですね。
カナダからやってきたNOW FRESH(ナウフレッシュ) フィッシュアダルトキャット。
魚がメインになっているキャットフードのため肉アレルギーの猫ちゃんにもおすすめです。
もちろんグレインフリー(穀物不使用)で、穀物にアレルギーがある猫ちゃんも大丈夫!お腹に優しいキャットフードです。
とにかく新鮮な食材にこだわりがあり、そのこだわりが調理方法にも現れていますので少し説明をしたいと思います。
NOW FRESH(ナウフレッシュ)は新鮮な食材の風味と栄養素を生かした調理方法SCSB製法(少量を時間をかけて90度の低温で調理する方法)を採用しています。
そうすることによって栄養素を一粒一粒にとじこめることができています。
では、アメリカンカールにどのような点でおすすめなんでしょうか。
アメリカンカールのキャットフードを選ぶためのポイント①〜④と照らし合わせながら原材料をみてみたいと思います。
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トラウト(マス)が第一主原料になっていますが、その他の動物性タンパク質にはサーモン、ニシンが使われています。
乾燥魚粉も使っていませんし、鶏、豚、牛などのお肉も使っていません。
魚はお肉よりも消化吸収が良い食材で、アレルギーになりにくいといわれていますので安心して食べさせることができます。
消化・代謝を促進させるココナツ油、オメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸の供給源であるキャノラ油を使用しています。
NOW FRESH(ナウフレッシュ)と名前のとおり
オイルに関してもフレッシュなものを使用していますので安心です。
プロバイオティクスとプレバイオティクスに加え、一般的なフードでは不足しがちな消化酵素も配合!
消化を助け毛玉の排出をサポートしてくれます。
粗悪な食材をごまかそうとする人工添加物は使っていないため安心です。
アメリカンカールにおすすめ!栄養満点のキャットフードを
①第一主原料は肉か魚であること
②オメガ3脂肪酸が配合されていること
③人工添加物不使用
④食物繊維がたっぷりと入っている
・・・という点を考慮に入れて5つ選んでみました。
『ファインペッツ』、『アーテミス オソピュアグレインフリーフィーライン サーモン&ガルバンゾー』、『シンプリー』、『モグニャン』、『ナウ フレッシュ フィッシュアダルトキャット』の5つです。
上記のキャットフードはいわゆるプレミアムフードですので、ホームセンターなどの店頭に並んであるものに比べると高額なフードといえるかもしれません。
食いつきに関しては猫ちゃんの嗜好性と関係があるのでなんとも言えませんが、ランキング形式になっているわけではありませんので猫ちゃんの好みに合わせながら選んでいただければと思います。
猫ちゃんにとって良いキャットフードが見つかるといいですね。