ブリティッシュショートヘアに!おすすめキャットフード5選
ブリティッシュショートヘアの特徴
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ぱっと見ずんぐり体型に見えるものの実は特技はネズミ捕りということで運動能力は抜群です。実際は筋肉質な体型をしているためその筋肉を維持するためにも上下運動ができるキャットタワーのようなものがあると良いかもしれません。
毛色で認知度の高い色はやはり「ブリティッシュブルー」と言われる青みがかったグレーと言えるでしょう。しかし実際には豊富なバリエーションが存在し、配色パターンも豊富です。
ブリティッシュショートヘアのかかりやすい病気
一時は絶滅にまで追い込まれた歴史を持つブリティッシュショートヘア。その後、ブリティッシュショートヘアと顔が似ているとされるペルシャ猫との交配が行われた関係で、ペルシャ系にありがちな遺伝病の肥大性心筋症(ひだいせいしんきんしょう)にかかる可能性ができてしまいました。
また、遺伝病のほか、生活する上でかかりやすい病気もいくつかあります。
そのひとつは糖尿病です。もともと特技はネズミ捕りですので運動能力は抜群ですが、活発に運動する時期を越えて運動不足になると肥満やストレスから糖尿病になりやすいといえます。
また、別の病気としてはブリティッシュショートヘアは皮膚病にもなりやすいといわれています。痒がっていないか、皮膚に炎症がないか日頃からチェックをしてあげてください。
ではこのような点を考慮に入れてブリティッシュショートヘアにおすすめのキャットフードを5つ選んでみたいと思います。
モグニャン
モグニャンとは『ペットオーナー様の願いに寄り添う本当のフードを作りたい』という思いから、開発されたキャットフードです。猫を飼っている人なら一度は聞いたことのあるフードではないでしょうか。そんなモグニャンのこだわりをみてみましょう。
たっぷりの動物性タンパク質
特技はネズミ捕りということで運動能力は抜群で、実際は筋肉質な体型をしているためその筋肉を維持するためにも食事は高タンパクなものを心がけてあげたいと思います。
その点モグニャンは白味魚を63%も使っていることです。肉食動物である猫ちゃんにとっては最高のごちそうになることでしょう。
また、白身魚に含まれるDHAとEPAはオメガ3脂肪酸で体内では生成することができないため食事で摂取する必要があります。これらはブリティッシュショートヘアのベルベットのような手触りの被毛を維持するためにも必要です。
またブリティッシュショートヘアは心臓に負担がかかってしまうためEPA・DHA(オメガ3脂肪酸)を配合することで心臓の健康維持に配慮しています。
さつまいもとグレインフリー(穀物不使用)
またさつまいもが使われていますがさつまいもは他の穀物や芋類に比べると、血糖値が上がりにくい(低GI)ことが分かっています。モグニャンは血糖値が上がりやすい穀物に関して、グレインフリー(穀物不使用)の設計になっているので糖尿病の予防にもなりブリティッシュショートヘアには良いキャットフードだと思います。
ヒューマングレード、人工添加物不使用
原材料は全て人間が口にする食材と同じ水準のものを使用していますし、人工添加物も一切使っていないことから小さな体をした愛猫が危険なものは摂取させないという徹底さと感じます。
シンプリー
シンプリーとは動物栄養学者との共同研究から開発されたキャットフードです。では、どのような点にこだわりがあるのでしょうか。
高品質タンパク質たっぷりの73%
野生の猫であっても室内飼いの猫ちゃんであってもタンパク質がたっぷり入っている必要があります。シンプリーにはサーモン、ニシン、マス、乾燥白身魚など73%もの魚が配合されているキャットフードです。筋肉質な体型を維持していくのには十分なタンパク質が配合されています。
またサーモン、ニシン、マスに加えて、サーモンオイルが配合されていますので、オメガ3脂肪酸のDHAやEPAがたっぷり入っていますから健康的な皮膚や美しい毛並みの維持、また抗炎症作用など期待できますし、心臓の健康維持にも配慮されています。脂質の成分値は20.00%中、オメガ6脂肪酸1.33%、オメガ3脂肪酸3.89%も配合されているようです。特にオメガ3脂肪酸3.89%という数値は結構すごい数値だと思います。
さつまいもとグレインフリー(穀物不使用)
またさつまいもが使われていますがさつまいもは他の穀物や芋類に比べると、血糖値が上がりにくい(低GI)ことが分かっています。シンプリーは血糖値が上がりやすいといわれている穀物に関してグレインフリー(穀物不使用)の設計になっているので糖尿病の予防にもなり、ブリティッシュショートヘアには良いキャットフードだと思います。
人工添加物不使用
もちろん人工添加物は一切入っていません。猫ちゃんの体に不必要なものは入れないという点で徹底さを感じます。
ジャガー
「食を通して愛猫との豊かな生活に貢献する」そんな哲学を持ったキャットフードがジャガーです。では、どのような点にこだわりがあるのでしょうか。
動物性タンパク質80%以上のプレミアムな食事です。
タンパク質は、筋肉質な体型を維持するためにはもちろん必要ですし、しっかりとした骨、健康的な皮膚、美しい被毛、またホルモンなど体を作るのに必要な栄養素の土台とも言えるものです。十分なタンパク質が配合されていますのでブリティッシュショートヘアの健康的な体づくりに最適かと思います。
※しかしあまりにも高タンパク(粗タンパク質40%)なためシニアの猫ちゃんにはおすすめできないかもしれません。シニアの猫ちゃんが高タンパクなキャットフードを食べると、腎臓に大きな負担がかかり体調をくずしてしまうことがあるためシニアの猫ちゃんに食べさせたいと思うのなら獣医さんに相談されてからの方が良いかと感じます。
またサーモンが配合されていますが、サーモンは猫ちゃんが好んで食べる食材です。『DHA』、『EPA』が豊富に入っていますので、健康的な皮膚や美しい毛並みの維持、また抗炎症作用など期待できますし、心臓の健康維持にも配慮されています。加えてサーモンの『アスタキサンチン』は、老化やガンの引き金となる活性酸素の発生を抑えたり、血液をサラサラにして動脈硬化を抑制したり、免疫力を高めるなどの効果が期待できます。
DHAやEPAはオメガ3脂肪酸です。それらは体内では作られにくく毎日の食事で摂取するしかない栄養素なのでサーモンが入っている『ジャガー』は効果的に摂取できるキャットフードと言えるでしょう。
グレインフリー(穀物不使用)
血糖値が上がりやすいといわれている穀物に関してジャガーはグレインフリー(穀物不使用)の設計になっているので糖尿病の予防にもなりブリティッシュショートヘアには良いキャットフードだと思います。
ヒューマングレード、人工添加物不使用
美味しさも健康も全ては上質な食材を選ぶところから始まるという考えのキャットフードですからもちろんヒューマングレードで、専任の品質管理官が品質をチェックしています。
人工添加物は使用していません。保存料はミックストコフェロール(ビタミンE)を使用していますし、着色料は飼い主さんの購買意欲をかき立てるものなので愛猫には不要であると考え使用していません。さまざまな病気の元となる人工添加物が入っていないジャガーはブリティッシュショートヘアにおすすめです。
アーテミス オソピュアグレインフリーフィーライン サーモン&ガルバンゾー
アーテミスは世界25カ国以上で愛されている、アメリカ生まれのプレミアムフードです。食事・運動・心のバランスを大切にした「ホリスティックアプローチ」をベースにして、良いフードを食べることで、体の中から健康になって自然治癒力を高め、病気になりにするという理念のもと作られたキャットフードです。ではアーテミスの特徴をいくつかみてみましょう。
サーモンのタンパク質たっぷりです。
第一主原料はフレッシュサーモン、第二原材料はドライサーモンですので動物性タンパク質がしっかり入っています。保証成分を見ると粗タンパク質が35%と豊富に入っていることがわかります。猫ちゃんはタンパク質が大好きですので若い猫ちゃんにとっては嬉しいでしょう。タンパク質は筋肉質な体型を維持するため、しっかりとした骨、健康的な皮膚、美しい被毛、またホルモンなど体を作るのに必要な栄養素の土台とも言えるものです。十分なタンパク質が配合されていますのでブリティッシュショートヘアの健康的な体づくりに最適かと思います。
しかしタンパク質が多いためシニアの猫ちゃんや腎臓に疾患のある猫ちゃんの場合タンパク質に制限をしなければならない猫ちゃんもいますので、高タンパクのキャットフードを食べさせても良いか、かかりつけの獣医さんにお尋ねになってください。
またサーモンには『DHA』、『EPA』が豊富に入っていますので、健康的な皮膚や美しい毛並みの維持、また抗炎症作用など期待できますし、心臓の健康維持にも配慮されています。加えてサーモンの『アスタキサンチン』は、老化やガンの引き金となる活性酸素の発生を抑えたり、血液をサラサラにして動脈硬化を抑制したり、免疫力を高めるなどの効果が期待できます。
DHAやEPAはオメガ3脂肪酸です。それらは体内では作られにくく毎日の食事で摂取するしかない栄養素なのでサーモンが入っている『アーテミス オソピュアグレインフリーフィーライン サーモン&ガルバンゾー』は効果的に摂取できるキャットフードと言えるでしょう。
グレインフリー(穀物不使用)
血糖値が上がりやすいといわれている穀物に関してアーテミス オソピュアグレインフリーフィーライン サーモン&ガルバンゾーはグレインフリー(穀物不使用)の設計になっているので糖尿病の予防にもなり、ブリティッシュショートヘアには良いキャットフードだと思います。
腸内環境のバランス
食物繊維に関してはえんどう豆やかぼちゃから摂取することができます。また、ガルバンゾーという日本ではひよこ豆として親しまれている食材は、特徴のある食物繊維で野菜や穀物に含まれる食物繊維と違って、血液中の脂肪をコントロールしたり、腸内に溜まった有害物質の吸収を阻害し排出させる働きを持っている興味深い食物繊維です。プロバイオティクスとプレバイオティクスをバランスよく配合することによって腸内環境を整え免疫力アップにつながるキャットフードになっています。
ガルバンゾー についてもう少し説明を加えるのなら、『タンパク質』も含まれますし、糖質や脂質の代謝を促し疲労回復を助けてくれる『ビタミンB1』、骨の成長や強化に役立つ『カルシウム』、体内のナトリウムを排出してくれる『カリウム』などの栄養素が含まれる結構役に立つ食材です。
ヒューマングレード、人工添加物不使用
原材料は人間が食べることができるレベルの食材を使用しています。もちろん人工添加物不使用の安全なキャットフードです。
独自の製造方法により栄養素を逃さない!
熱に弱い栄養成分であるビタミンやミネラル、消化酵素などは高温加熱処理を行うことによって栄養素が失われてしまいます。アーテミスは独自の製造方法により弱熱成分をペレット調理後に常温まで冷ましてから浸透させていますので確実に栄養吸収ができる製法を用いていますので、食材の良いところをキャットフードの一粒一粒にしっかりと凝縮したキャットフードに出来上がっています。
オリジン シックスフィッシュ
プレミアムキャットフードの中でも特に人気が高いのが「オリジン」です。数々の賞を受賞した世界が認めるオリジンです。
『生物学的に適正』なタンパク質のレベルのフード・・・つまり猫が「自然本来の形で摂取」するような自然な食事を再現してくれています。
こだわりの製造方法
高温加熱しないでキャットフードを作りあげるため、栄養成分の吸収が原材料から可能になり多くの添加栄養素は必要としなくなり食材の栄養をまるごと活かすことができるようなキャットフードが出来上がっています。
このような特徴を持ったオリジンですが具体的にどのような点でブリティッシュショートヘアにおすすめなんでしょうか。原材料をみてみましょう。
見てください!この魚の量を!
オリジンのシックスフィッシュの原材料には天然魚が85%もの割合で入っています。詳細は以下の通りです。
『新鮮丸ごと大西洋サバ, 新鮮丸ごと大西洋ニシン, 新鮮丸ごと大西洋カレイ, 新鮮丸ごとアカディアンレッドフィッシュ, 新鮮大西洋アンコウ, 新鮮丸ごとシルバーヘイク, 乾燥丸ごとサバ, 乾燥丸ごとニシン, 乾燥 アオギス』
原材料リストのトップ6に含まれる魚の、まる3分の2が、新鮮肉または生肉という考えられないくらい質の良いタンパク質が使われているようです。保証成分をみると粗タンパク質は40%です。
新鮮魚からオメガ3やDHA、EPAといった自然の必須脂肪酸が豊富に配合されています。保証成分には2.1%とあります。
ブリティッシュショートヘアの筋肉の維持、皮膚や心臓への配慮が全て食材によってなされているようです、
グレインフリーと言うよりもバイオロジックフードです。
これはどんなことを意味しているのでしょうか。つまり「生物学的に適正なフード」作りを追求したと言う意味です。オリジンはタンパク質を40%以上含有しているため、必然的に炭水化物は少なくなります。原材料として使っている炭水化物は血糖値の上昇がゆるやかな低GI値のものを使用していますので、肥満対策や糖尿病の対策にもなっているキャットフードですのでブリティッシュショートヘアに最適かと思います。
ヒューマングレード、人工添加物不使用
オリジンで使用している原材料のほとんどは地元で採れた新鮮なものです。ホルモン剤や抗生物質を使用せずに育てられた放し飼いの鶏や家畜の肉、天然の魚や新鮮な野菜やフルーツだけを使っています。人工添加物はもちろん使用していません。酸化防止剤には天然由来のミックストコフェロールを使用しています。
腸内環境のバランス
プロバイオティクスとプレバイオティクスがバランスよく配合されていますので腸内環境も整い免疫力アップにつながるでしょう。
まとめ
ブリティッシュショートヘアに!おすすめのキャットフードを体型やかかりやす病気などを基本に5つ選んできました。
『モグニャン』、『シンプリー』、『ジャガー』、『アーテミス オソピュアグレインフリーフィーライン サーモン&ガルバンゾー』、『オリジン シックスフィッシュ』の5つです。
上記のキャットフードはいわゆるプレミアムフードですので、ホームセンターなどの店頭に並んであるものに比べると高額なフードといえるかもしれません。食いつきに関しては猫ちゃんの嗜好性と関係があるのでなんとも言えませんが、ランキング形式になっているわけではありませんので猫ちゃんの好みに合わせながら選んでいただければと思います。
猫ちゃんにとって良いキャットフードが見つかるといいですね。