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名称:ウェルシュ・コーギー・カーディガン
性格:活発・利口・友好的・愛情深い
寿命:12~14歳
体重:11~17kg
体高:25~32cm
毛色:ブルー・マール、ブリンドル、レッド、セーブルブリンドル・ポイントを伴うトライカラー、レッド・ポイントを伴うトライカラー
値段相場:ペットショップ20~30万円
牧畜犬として長年重宝されてきたウェルシュ・コーギー・カーディガンですが、ジョージ6世がペットとして飼っていたのをキッカケに人気犬種の仲間入りをします。
ウェルシュ・コーギー・カーディガンは広い牧場で走り回っていた犬種だけあって、活発で動きも機敏です。飼い主に忠実で明るい性格なので家庭犬にも向いています。
ただし、牧畜犬としての本能からかウェルシュ・コーギー・カーディガンのオスは攻撃性が高く、「性格が悪い犬種」というレッテルを貼られることも。それに対し、メスはおっとりしていて手のかからない性格の犬が多いです。
コーギーというとペンブロークの方が馴染みが深い人も多いでしょう。実は1943年までこの2つの犬種は同じ犬種として扱われてきました。
しかしサイズやカラーが全く違う2つのコーギーを、同一評価するのが難しかったことから、別々の犬種として登録されます。
両者の違いは、カーディガンの方が少し体が大きいことや、被毛の色で見極めます。また、性格はカーディガンの方が落ち着いているといわれています。
ウェルシュ・コーギー・カーディガンの平均寿命は12~15年です。犬の平均寿命が12~15年なので平均的な寿命といえるでしょう。
ウェルシュ・コーギー・カーディガンの平均体重は、オス13~17kg、メス11~15kgで、オスの方がメスに比べて一回りくらい大きいです。
日本で犬種の選定を行うジャパン・ケネルクラブでは明確な理想体重は定めておらず、体重よりも全体のバランスが大事になります。太りやすい犬種なので、肥満にならないよう注意が必要です。
ジャパン・ケネルクラブが定める理想体高は30cmです。体の長さに比べて極端に足が短いのが、ウェルシュ・コーギー・カーディガンの特徴です。
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中型犬に分類されるウェルシュ・コーギー・カーディガンは、生後12カ月で成犬になります。中型犬は人間の5倍ものスピードで年をとるため、8~9歳でシニア期に入ります。
※成犬とは身体的な成長が止まることです。
ウェルシュ・コーギー・カーディガンは牧畜犬だったことから、警戒心が強く吠えやすい面もあります。声が大きく近隣トラブルのもとになりがちなので、吠えないようしつけをすることが重要です。
病名 | 時期と症状 | 治療費 |
---|---|---|
椎間板ヘルニア | 椎間板が変性し、脊髄を圧迫することによって痛みや麻痺を引き起こす。 | 手術の場合、約30万円前後 |
股関節形成不全 | 関節部分の骨の変形によって関節内に炎症を起こす。痛みを生じ、悪化すると歩行が困難になる。 | 手術の場合、約40万円前後 |
皮膚病 | 皮膚に痒みや湿疹などの症状が出る。 | 約7千円 |
※症状や病院によって金額は変わってきますので、かかりつけの動物病院で確認してください。
ダブルコートで被毛が多いウェルシュ・コーギー・カーディガンは暑さに弱い犬種です。気温22~23℃を超えたら注意が必要です。
足が短く地面に近いので夏場の暑い時間帯の散歩は熱中症の危険を伴います。
ウェルシュ・コーギー・カーディガンの臭いの原因は、密集して生える下毛に汚れがたまったり、雑菌が繁殖したりすることです。
定期的なシャンプーやブラッシングはもちろん、体を濡らしたままにしないことが大事です。雨の日の散歩やシャンプー後は、しっかり乾かして生乾きを防ぎましょう。
ウェルシュ・コーギー・カーディガンは運動量が必要な犬種なので、毎日の散歩は欠かせません。
ただし、中型犬ながら大型犬なみのパワーをもつ犬種です。散歩の際、リードを引っ張られないようしっかりしつけをしましょう。散歩以外にもおもちゃで遊んだり、ドッグランで走ったりすることでストレスを解消します。
胴長短足の犬種は関節に負担がかかりやすいので、なるべく家の中の段差をなくしたり、床に滑りにくい素材のマットを敷いたりの工夫が必要です。
ウェルシュ・コーギー・カーディガンのように胴長短足の犬に多いのが関節疾患です。関節疾患の予防には、グルコサミンやコンドロイチンを含むドッグフードがおすすめです。
ウェルシュ・コーギー・カーディガンは運動不足から肥満になりがちなので、「太ってきたな」と感じたら、ダイエット用のドッグフードを選ぶとよいでしょう。
与えるドッグフードの量は、種類によって異なるのでパッケージに記載されている量を目安に与えます。犬の体調や様子を見ながら、量を調節しましょう。
なお、成犬になる生後1歳までは子犬の成長に必要な栄養が効率よく摂取できる、子犬用のドッグフードを与えます。
犬が食べてはいけない食べ物 | ネギ類全般(にんにく・ニラ・玉ねぎなど)・ぶどう類全般・チョコレート・キシリトール・生の魚介類(魚、イカ、タコ、エビ、カニ)・鶏の骨・アボガド・ナッツ類全般 |
犬は避けたほうがいい食べ物 | ほうれん草・生肉・香辛料・にぼし・のり・生卵・生野菜・牛乳・ココナッツオイル・干しあんず |
上記は代表的な食べ物を記載していますが、もっと詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
また犬が苦手な食べ物として、犬は臭覚が優れているため酸み・辛み・苦みに対する感覚がとても敏感で、においを嫌がります。
上記の食べ物も控えたほうが無難でしょう。
上毛と下毛のダブルコートをもつウェルシュ・コーギー・カーディガンは、1年中毛が抜ける犬種です。特に春と秋に訪れる換毛期には大量に毛が抜けるるので、スリッカーブラシ等を使って毎日ブラッシングをしましょう。
ウェルシュ・コーギー・カーディガンの被毛は、からまりにくく扱いやすいため、サロン等に行かなくても自宅でのシャンプーが可能です。シャンプーは抜け毛対策や皮膚病予防にもなるので、月1程度定期的に行いましょう。
シャンプーは必ず犬用を使用しましょう。犬の肌や被毛に合うよう作られており、人間のシャンプーとは全く異なるためです。
特に、皮膚が弱いウェルシュ・コーギー・カーディガンには、低刺激で肌にやさしいシャンプーを選ぶといいです。
子犬をお風呂に入れる際は短い時間で済ませることが大事です。お風呂に対し、嫌なイメージを記憶させないためにも無理強いはしないようにしましょう。
ウェルシュ・コーギー・カーディガンの子犬のお風呂の入れ方成犬の場合も、流れは同じです。
ウェルシュ・コーギー・カーディガンの成犬のお風呂の入れ方ウェルシュ・コーギー・カーディガンは運動が大好きなので散歩は必須です。1日2回、30分程度の散歩が必要になります。
ときにはドッグランのような広い場所で思いきり走らせてあげるといいでしょう。
ウェルシュ・コーギー・カーディガンは運動量が足りないとストレスがたまったり、肥満になったりする恐れがあります。肥満は、内臓疾患や椎間板ヘルニアの発症原因となるので注意が必要です。
ウェルシュ・コーギー・カーディガンは飼い主に従順な犬種ですが、その一方で頑固な面もあります。しつけには時間を要するかもしれません。「トイレ」「吠え」「噛み癖」「散歩」「待て」のしつけ方法を紹介します。
トイレのしつけは、犬を迎えたらすぐにスタートしたいしつけの1つです。粗相するとその場所にオシッコの臭いがつくため、マーキングのために何度も同じ場所でオシッコをしてしまう可能性があります。
また、ウェルシュ・コーギー・カーディガンは胴が長いのでトイレを失敗しがちです。トイレを置く位置にも注意しましょう。
犬は自分の寝床では排泄をしません。そのため成犬の場合は、ケージにトイレを置くと我慢する可能性もあります。トイレをケージから離すことでスムーズにトイレトレーニングが進むこともあるでしょう。
ウェルシュ・コーギー・カーディガンはテリトリー意識が強い犬種です。さらに吠えることが仕事である牧畜犬の本能から吠えやすい傾向にあります。無駄越えは近隣の人への迷惑行為になるので、しっかりしつけたいものです。
飼い主への愛情が深く、陽気な性格のウェルシュ・コーギー・カーディガンですが、羊の踵を噛んで羊を誘導していた牧畜犬の名残から、人の踵やイスの脚などを噛む習性があります。
噛んでもよいオモチャやガム等を用意すると共に、噛まないようしつけをすることが必要です。
ウェルシュ・コーギー・カーディガンは利口な犬種ですが、興奮しやすい面もあります。「待て」のしつけを行い、思わぬトラブルを予防しましょう。
ウェルシュ・コーギー・カーディガンは留守番時、警戒心から吠えることが多いので無駄吠えのしつけも併せて行うようにしましょう。
また留守番前に散歩をしておくと、適度な疲労感で留守番中にお昼寝をするのでおすすめです。
犬という生き物は、いい香りがしたりすると食べ物じゃなくても口に入れてしまいます。
でも、犬には食べさせてはいけない食べ物も存在します。食べてしまうと命の危険もあるので要注意です。
今回は、そんな食べ物を食べてしまった時の対処法も合わせてお話していきます。
https://mofmo.jp/article/19619