タダでもらった子犬の正体は・・・
子犬として育てられた生き物の本当の姿
瞳に一目ぼれしたものの・・・
オオカミをもらった男性
ある家から無料で子犬をもらったこの男性は,子犬の琥珀色の瞳に虜になったそうです。そしてこの犬をネオン(Neon)と名付け可愛がっていましたが,徐々にこの犬に対して違和感を感じ始めました。出典:https://www.boredpanda.com/not-puppy-dog-wolf/
すっきりした顔のラインにとても無防備な姿・・・こんなところにも飼い主さんは愛情を抱いていったのかもしれませんね。
そして念願の犬の飼い主になれた男性,しかし彼の思い描いていた”ペットのいる生活”とはちょっと異なっていたようです。
拭い切れない違和感
オオカミをもらった男性
ネオンの行動は奇妙で,必死で自分の仲間を探そうとしていました。そこで男性はこの犬をあるシェルターに連れて行きました。すると,そこで驚くべき事実が発覚することに・・・出典:https://www.boredpanda.com/not-puppy-dog-wolf/
飼い主さんが惚れ込んだ琥珀色の瞳は相変わらず魅力的ですよね。
犬も仲間がいると嬉しいものですが,飼い主さんはネオンのその執拗さにある疑問を抱いたようです・・・
驚くべき事実が・・・
オオカミをもらった犬
愛犬を連れて行ったのは,”the Wolf Connection”というオオカミの保護施設。そこで飼い主さんはスタッフの人からこう聞かれたのです。「これはイヌではないと知っていますよね?」と・・・ネオンはオオカミの割合が高いオオカミ犬だということが分かったのです。出典:https://www.boredpanda.com/not-puppy-dog-wolf/
飼い主さんがネオンをオオカミの保護施設に連れて行ってみたようです。
少し疑問を持ちながらもその疑問を打ち消して欲しかったのでしょうね・・・しかしそんな彼の前に残酷な真実がつきつけられることになりました。
自分の可愛がっていた犬がオオカミだったら・・・それはほとんどのケースで愛するペットとの生活の終わりを示します。
オオカミの血
オオカミをもらった男性
ネオンは柵から抜け出したり,その柵を越えたりして隣の犬と遊びたがっていました。そして,いつも逃げ出す手段を探しているようだったのです。ネオンは,琥珀色の瞳,そして粗い被毛といったオオカミとしての身体的特徴だけでなく飼い犬としての生活になじんでいない様子も見せていました。そして,普通の犬であれば喜ぶご褒美にも全く関心がなく,飼い主さん以外の人間にも全くかかわろうとしなかったのです。ネオンはただ他の犬や仲間にだけ興味を示しているようでした。そんな彼の行動が飼い主さんの手に負えなくなったのでこれは正しい選択だったのです。出典:https://www.boredpanda.com/not-puppy-dog-wolf/
やっぱり体の中を流れる種の特徴というものは出てしまうもののようです。
特に仲間のオオカミが近くにいたわけでもなく人間に育てられたオオカミ犬。
しかしどれだけ人間と一緒にいる時間が長くても本能が薄れることはなかったようです。
人間よりも仲間・・・この思いが強い限り飼い主さんも大変だろうし,ネオンにとってもストレスを抱えた生活を送ることになったのかもしれません。
そして,この姿を見ると・・・やっぱりオオカミの色が濃い気がします。
幸せになるための別れ
オオカミをもらった男性
飼い主さんはネオンを特別オオカミ犬保護区域に連れて行くことを決断しました。すると,そこで彼は長い間求めていた幸せと仲間と出会うことになるのです。彼はマヤ(Maya)という雌のオオカミ犬のボスと友達になり,他の仲間たちと遠吠えをしているようです。大切なのは本当の仲間を見つけること・・・出典:https://www.boredpanda.com/not-puppy-dog-wolf/
辛い決断を下した飼い主さん。
しかしそこには彼のネオンに対する愛情があふれています。
この決断がなければ,こうしてネオンが楽しそうな時間を過ごすこともなかったのかもしれません。
いくら人間という家族がいてもオオカミにとって心の支えは仲間の存在。
自分が求める存在と同じ時間を過ごすことで人生が実りあるものになるのでしょうね。
ネオンの飼い主さんにも彼を必要とする犬がきっと現れるはず・・・同じ時間を共有することはできませんでしたが,それぞれが幸せな人生を歩み出したようです。
Wolf Connection
子犬だと思ったらオオカミだった!