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小さな子供が年に一度っきりのプレゼントを諦めるのは辛い選択に思えますが、それにも増して彼女の犬達への愛が強かったのでしょう。
しかしエルシーちゃん一人の力では80匹の犬全員にクリスマスプレゼントを届けるのはとても難しいことです。
それではエルシーちゃん、一体どのようにして大量の物資を集めることができたのでしょうか。
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母親のマーティーさんは娘の決意を誇りに思っています。エルシーちゃんはクリスマスプレゼントを買う代わりに12缶のドッグフードを買って欲しいと両親にお願いしました。更に学校でチラシを配ったり、お手製のミサンガを街で売るなどして費用を集めました。その結果、合計150kgのドッグフードと毛布をBucknall City Dogs Home(BCDH)というシェルターに届けることができたのです。出典:https://barkpost.com/good/girl-gives-up-gifts/
始まりはたった12缶のドッグフードでしたが、そこは賢いエルシーちゃん。
学校でチラシ配りをしたり、手作りの品を売るなど抜かりはありませんね。
わずか9歳の女の子がクリスマスをシェルターで過ごす犬達のためにここまでできるとは、ご両親が誇りに思うのも納得です。
ところでエルシーちゃん、普段はどんな女の子なのでしょうか。
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エルシーちゃんは無類の動物好きで、獣医師かドッグトレーナーになることを夢見ています。ウォリー家には2匹のシュナウザー犬ミスティーとタイニー、そしてシェパード犬コニーがいますが、コニーは木に繋がれ酷い状態で放置されていたところを保護されていました。コニーを引き取り看病した経験が娘の人生に大きな影響を与え、今回の行動に繋がったのではないかと父親のアンドリューさんは思っています。出典:https://barkpost.com/good/girl-gives-up-gifts/
エルシーちゃんのこの行動は単なる思いつきではなく、動物への深い愛が普段からあったからこそだったんですね。
そして傷ついた動物を自らの手で看病し健康にするその過程は、小さな子供にとってとても貴重な経験となったはずです。
彼女なら将来立派な獣医さんかドッグトレーナーになれるはず。
そしてたくさんの動物を幸せに導いてくれそうですね。
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BCDHの責任者であるヴィッキーさんは、この季節に捨てられシェルターに溢れかえる犬達のためにエルシーちゃんがしてくれたことに感謝をしています。出典:https://barkpost.com/good/girl-gives-up-gifts/
「彼女は素晴らしい子。この季節の毛布の寄付は本当に助かるの」とヴィッキーさん。
エルシーちゃんの活動はこれに止まらず、既に次のクリスマスに向けて始動しているのです。
大人が平気で犬を虐待したり遺棄したりする一方で、子供が動物のために何かをしてくれることはシェルターにとって嬉しい限りでしょう。
そして犬達もエルシーちゃんの思いが詰まった毛布があれば、不安いっぱいのシェルター生活もリラックスして過ごせるかもしれませんね。
実際に日本の保健所でも、寒い季節の毛布やタオルの寄付は大変喜ばれます。
みなさんも不要な毛布やタオルがあれば、地元の保健所に寄付してみてはいかがでしょうか。
小さなことかも知れませんが、その行動が動物を救う手助けになるかもしれませんよ。
Selfless Little Girl Gives Up Gifts So That No Shelter Dog Goes Hungry This Christmas