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「彼のお気に入りはバケツなんです。バケツがそばに無いと不安になるんです」RMO談。
出典:http://www.lifewithdogs.tv/2015/11/dog-whose-only-friend-is-a-bucket-now-ready-for-a-home/
恐らくかつては誰かの飼い犬だったであろうスリム。
信頼していた飼い主に置き去りにされたショックから破壊行為をするようになったのかもしれません。
なぜ彼がバケツだけを気に入り大切にしていたのかはわかりませんが、どこに行くときもバケツをくわえて移動していたというスリム。
バケツには家族との思い出に繋がる何かがあったのかもしれませんね。
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SNSの投稿を見た愛護団体Forget Me Not Animal Rescue(FMNAR)が行き場の無かったスリムを引き取り、間もなく預かり生活が始まりました。出典:http://www.lifewithdogs.tv/2015/11/dog-whose-only-friend-is-a-bucket-now-ready-for-a-home/
スリムには自分の食べ物を守るために唸るという問題があったのだそうですが、このような問題があっては保健所としては一般譲渡の対象から外さなければなりません。
そうなると彼を救えるのは保護団体による引き出しのみ。
しかし彼自身の写真、つまりRMOがSNSに投稿したバケツの写真がきっかけで愛護団体に命を救われたスリム。
まだまだ克服しなければならない問題はありますが、家族のいる環境、そして相棒のバケツが一緒なら、ゆっくりあせらずハードルを越えることができるかもしれませんね。
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その後のスリムのがどうなったのか気掛かりになり、FMNARのSNSを訪ねてみました。
すると嬉しいニュースが!
スリムの預かりをしていた家族が、スリムを手放せないほど気に入ってしまい正式に家族として迎えてくれたのだそう。
英語圏では預かりさんが正式な家族になることをFoster Failure(預かり落第)と言うのですが、もちろんこれはネガティブな意味ではなく、ハッピーエンドを意味するユーモア溢れるフレーズなのです。
見事預かりさんを落第させて幸せを勝ち取ったスリム。
もうこれからはゴハンの心配をすることも、一人ぼっちになることもありません。
そして大好きなバケツともずっと一緒に居られますね!
Dog Whose Only Friend Is a Bucket Now Ready for a Home