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パティがかかっていたのは、「猫免疫不全ウイルス感染症」いわゆる猫エイズと言われるものです。
ワクチンで予防できる病気ですが、ノラ猫だったパティが受けられるはずもありません。
猫エイズはすぐに死んでしまう病気ではありませんが、外で暮らす猫には致命的ともいえる病気です。
パティは保護されて本当にラッキーでした。
しかし、パティは4年ほどして里親の事情により、シェルターに戻されてしまいます。出典:https://www.aspca.org/news/senior-fiv-cat-overcomes-odds-pattys-happy-tail
その時点でパティは9歳になっていました。
でも、彼にとって本当の「運命の相手」は最も近くにいたのです。
大人猫のほうが里親が見つかりにくいのは、海外も日本も一緒なんですね。
しかも、9歳といえばシニアに近い歳です。
子猫を欲しがる人が多い中、9歳のパティが「運命の相手」を見つけられたのは奇跡的なことと言えるでしょう。