やっと見つけた新しいお家。でも……

パティは、2010年にニューヨークのマンハッタンをさまよっていたところをASPCAに保護されました。

そして、彼はFIVキャリアだということがわかったのです。

FIVは猫の免疫を弱めて感染症にかかりやすくなる病気ですが、適切に扱えばきちんと管理できる病気です。

ASPCAのスタッフは彼を治療し、新しい家を見つけることができました。
出典:https://www.aspca.org/news/senior-fiv-cat-overcomes-odds-pattys-happy-tail

パティがかかっていたのは、「猫免疫不全ウイルス感染症」いわゆる猫エイズと言われるものです。

ワクチンで予防できる病気ですが、ノラ猫だったパティが受けられるはずもありません。

猫エイズはすぐに死んでしまう病気ではありませんが、外で暮らす猫には致命的ともいえる病気です。

パティは保護されて本当にラッキーでした。

本当のお家はどこ?

しかし、パティは4年ほどして里親の事情により、シェルターに戻されてしまいます。

その時点でパティは9歳になっていました。

でも、彼にとって本当の「運命の相手」は最も近くにいたのです。
出典:https://www.aspca.org/news/senior-fiv-cat-overcomes-odds-pattys-happy-tail

大人猫のほうが里親が見つかりにくいのは、海外も日本も一緒なんですね。

しかも、9歳といえばシニアに近い歳です。

子猫を欲しがる人が多い中、9歳のパティが「運命の相手」を見つけられたのは奇跡的なことと言えるでしょう。







情報提供元: mofmo
記事名:「 病気も一緒に乗り越えよう。FIVキャリアのパティの幸せなお話。