飼主の理不尽な放棄理由にあ然

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「ジェイクは時間が無いという理由で家族に捨てられたの。16年も良きパートナーとして家族を守って来たのにね。でも年を重ねた犬は賢いもので、抵抗もせず私達を信用して付いて来てくれたの。だから彼のためにあらゆる団体に声をかけたの。彼は16歳で健康問題も抱えていたから一般譲渡の道は閉ざされてしまっていたの」とHSCCのビクトリアさん。
しかし収容からわずか2時間後、Almost Home Dog Rescue of Ohio(AHDRO)という団体がジェイクの引き取りに手を挙げてくれたのです。
出典:https://www.thedodo.com/16-year-old-dog-left-shelter-1435295983.html

同じくオハイオ州にあるAHDROでは、コリー犬を中心にあらゆる助けが必要な犬達を引き取り、新しい家族に巡り会えるまで厳選した預かり先でお世話をする活動をしているのだそう。
又AHDROでは一般市民に対して動物愛護への啓蒙を促す教育活動も行っており、日々悲しい思いをする動物の数を減らすために努力を怠りません。
そんな素晴らしい信念を持っている団体に引き取られることになったジェイク。
これから先、彼にはどんな余生が待っているのでしょうか。

二度と一人ぼっちにはさせない!

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「搬送のため引き取りに訪れた二人の女性が、彼を見るなり涙を流したの。美しい魂を持つこの子の余生は素晴らしいものになると確信したわ。『私にはあなたの仕事は務まらない』なんてよく言われるわ。でも私はここでしか働きたくないの。世の中には残酷で無責任な人がいる。だから物言えぬ動物達を助けたいの。彼らが穏やかな犬生を送るお手伝いができて、私はむしろ恵まれてるわ」とビクトリアさん。
出典:https://www.thedodo.com/16-year-old-dog-left-shelter-1435295983.html

ジェイクはAHDROのシニア犬プログラムの下で、その命が尽きるまで穏やかな犬生を送るのだそう。

動物の保護活動の現場には残酷であったり、悲しい現実がつきものですが、もちろんそんな辛いことばかりではありません。
困難な状況から救い出した動物達が愛情いっぱいにお世話され、理想の家族に引き取られて行く。
それは保護活動者にとってこれ以上無いほど幸せな一瞬ではないでしょうか。

全ては彼らの笑顔が見たいから。
ビクトリアさんの思いが通じ、ジェイクは再び幸せを掴み取ることができました。
彼女のような信念を持った人、そしてその信念を引きついでくれたAHDROの素晴らしい活動に惜しみない拍手を贈りたいですね。

情報提供元: mofmo
記事名:「 16歳で一人ぼっち。その年齢と健康状態ゆえに一般譲渡の道を閉ざされた犬の運命は?