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その上14年間も去勢されず歯もボロボロだったということは、彼の元家族はあまり愛情を持って彼に接していなかったのかもしれません。
その証拠のように、引っ越しを理由に、いとも簡単に長い間共に暮らしたシェイを手放してしまっています。
ただでさえ里親探しが難しいシニアの彼に、新たな出会いは訪れるのでしょうか。
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ある晩、トリスタンという名の少年が小型で抱っこ好きな犬を求めて施設を訪れました。シェイなら彼にぴったりだと感じたスタッフはトリスタン君の膝にシェイを乗せました。すると彼の顔は自然にほころんだのです。出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/boy-adopts-senior-poodle-iowa
「シェイはトリスタン君と最初から相性バッチリだったわ」ARLのジェシカさん。
こちらがシェイとトリスタン君の、出会いの瞬間の様子です。
トリスタン君のその表情は年老いたシェイへの愛情に満ちていて、なんとも微笑ましい光景です。
こういった場面に出くわすと、子供ってやっぱり純粋なんだなぁと思い知らされますね。
しかし、かわいいだけでは飼えないのが動物。
トリスタン君は、高齢ゆえに特別なケアが必要なシェイの面倒を看ることはできるのでしょうか。
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スタッフがトリスタン君にシェイにはどんなケアが必要かを説明すると、彼は言葉の一つ一つをしっかりと噛みしめ、膝上のシェイのために全力を尽くす意志を示しました。出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/boy-adopts-senior-poodle-iowa
「耳が不自由で周りの状況が分かり辛い事や目が不自由で動きがスローな事もしっかり理解してくれたわ」とジェシカさん。
なんて穏やかな笑顔なのでしょう。
まるで二人は、ずっと昔から友達だったかのような雰囲気すら醸し出していますね。
スタッフさんの説明を何一つこぼすことなく頭に入れている様子から、出会ったその一瞬からこの子だと心に決めていたのでしょうね。
シェイもトリスタン君がとっても気に入ったみたいですね。