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今回はそんなシェットランドシープドッグの基本情報から、健康維持に欠かせないおすすめのドッグフードまでたっぷり紹介したいと思います。
シェルティってどんな犬なんだろう?どんなドッグフードがおすすめなのかしら?そんな疑問にお答えします。
シェットランドシープドッグはイギリス・スコットランドのシェットランド諸島原産の牧羊犬です。ラフコリーやボーダーコリー同様、スピッツやスパニエルから作られた牧羊犬と言われています。シェットランド諸島は厳しい気候で牧草地も狭いため家畜も全体的に小さい傾向にあり、羊は通常の半分の大きさです。
そんな環境のため牧羊犬もそこに適応させるため小型化されました。
19世紀になるとイギリス海軍によってイギリス本土に渡り、当時人気のあったラフコリーとの交配が始まりました。見た目は美しくなりましたがサイズが大きくなてしまったため、今度はポメラニアンやキングチャールズスパニエルなどと交配を行い小型化し、見た目の美しさと親しみやすい性格の犬へと変化していきました。
20世紀には現在のシェットランドシープドッグの形になり、その見た目と賢さや親しみやすい気質などから世界中で人気が出てきました。
シェットランドシープドッグの特徴はコリーにも似た外見です。
シェットランドシープドッグの平均体高はオスで35~39センチ、メスが33.5~37.5センチ、体重は8~12キロ程度となっています。中型犬から大型犬の間くらいの大きさです。
体高よりも体長の方が少し長く筋肉質です。コリーの小型とよく言われてはいますが、足と胴体のバランスや首の位置などが違うので、そのまま大きくしたとしてもコリーにはなりません。
鼻が高く鼻筋が通っており、耳が半分に折れていることもシェットランドシープドッグの特徴です。
MirasWonderland/shutterstock.com
シェットランドシープドッグのもう一つの特徴がふわふわの被毛です。長毛のダブルコートで、アンダーコートは密集しているので豊富に見えます。オーバーコートはまっすぐのサラサラの毛質ですから触り心地が抜群です。首周りから胸にかけて襟巻のような飾り毛があり、豪華な印象を与えます。オスの方が毛量がさらに多くなります。
カラーはセーブル、ブラック&ホワイト&タン、ブルーマール&ホワイト&タン、ブラック&ホワイト、ブルーマール&ホワイトの5色が認められており、頭、首、胸、あし、しっぽの先には白いマーキングがあります。
シェットランドシープドッグの性格は明るく、活発で人と遊ぶことが大好きです。愛情深いので人を喜ばせることも大好きです。
牧羊犬だっただけあり賢く従順な性格も持っています。ですから人のいうことを良く聞き理解する力もあり、服従心もありますからしつけのしやすい犬種です。初心者でも比較的飼いやすい犬種ということでしょう。
ただし元が牧場で番犬として働いてきただけあって、吠えやすい犬種でもあります。警戒心が強く神経質な一面もあるので、番犬としてしつけることや無駄吠えをやめさせるしつけを行うと良いでしょう。
ここまでシェットランドシープドッグの特徴や性格を見てきましたが、ここからはシェットランドシープドッグの魅力を見ていきたいと思います。実際にシェットランドシープドッグを飼っている方の声も入っています。
なんといてもシェットランドシープドッグはコリーに似て見た目の美しさがあります。しかしコリーよりも小さいため、うつくしさに加えかわいらしさが生まれました。顔に柔らかさが加わりかわいらしい表情を見せます。さらにあのふわふわで豊富な被毛が触り心地抜群ですので、癒しを感じている方は少なくありません。
シェットランドシープドッグは飼い主に対して従順ですし、学習能力も高いのでしつけがしやすい犬種です。身体能力も高いため遊ぶことが大好きで、ボール遊びやフリスビー投げもすぐに覚えて喜んで遊ぶようになります。犬と一緒に遊びたい方には本当におすすめの犬種です。
そしてコリーに似ていますが、コリーよりもサイズが小さいですし、興奮したり暴れたりすることも少ないため扱いやすいでしょう。初心者でも扱いやすい犬種です。
元々番犬として働いていたということもあり、警戒心が強いので番犬になってくれます。用心深く、知らない人に対して吠えます。