シェルター前に横たわるホームレス男性

男性の目的とは?

「スタッフが男性を起こして事情を聞くと、愛犬が失踪していたことがわかったの」シェルター広報のカレンさんはそう話します。
男性は愛犬と再会できることを願い必死に集めたお金でバスに乗りシェルターを訪れました。幸運にも愛犬は放浪犬として保護されていましたが、失踪場所から離れたシェルターで2週間ほど過ごしていたのです。そして戻るお金の無い男性にシェルターは帰りの運賃を寄付したのです。
出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/homeless-man-finds-lost-dog

欧米などの海外では犬を連れたホームレスの人達の姿をしばしば見かけます。
彼らがホームレスとして生きなければならなくなった理由は様々でしょう。
そしてホームレス生活は想像以上に孤独なもの。
そんな彼らの唯一の心の支えが犬や猫などのペットだったりするのです。

里親さんに厳しい譲渡条件を課す保護活動者の方からすると、ホームレスの人が犬を飼うなんて冗談じゃないと思われるかもしれません。
しかしこの男性と愛犬が再会する姿を見れば、ほんの少しでも彼らの絆がどれだけ深いものか、そしてお互いがどれだけ大切な存在であるかがわかっていただけるかもしれません。

お金があることが幸せじゃない

 
情報提供元: mofmo
記事名:「 この世にたった一人の家族を探して。ホームレス男性の行動にシェルターじゅうが感動。