強い絆で結ばれた2匹

体のサイズの違いにもかかわらず、2匹の子犬はとても離れ難い関係です。
出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/chichuahua-german-shepherd-rescue-friends

シェパードとチワワでは、体の大きが一回りも二回りも違います。
しかし、2匹は絶対に離れたくない、離すことは出来ないほどの絆で結ばれているというのです。

一緒に施設へ連れてこられた2匹、これから先一体どうなってしまうのでしょうか。

ボク達はずっと一緒

「収容されてすぐに2匹が大親友だとわかったわ。ジェリコは栄養失調で弱っていて、しかもマダニだらけ。そんなジェリコの上にジェフィしがみ付くように乗ってじっと耐えていたの」とAHSスタッフのアシュリーさん。
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こちらがAHSに到着して間もない頃のジェリコとジェフィです。
どちらも痩せていて、2匹を捨てた飼い主のネグレクトが疑われます。
ジェリコに寄り添うジェフィの様子はまるで、病気のジェリコを守っているように見えますね。

2匹はこうやって身を寄せて互いを守り、辛い日々を我慢していたのだと思うと、胸が痛みます。
お腹が空いても、飼い主さんが気に障るようなことがあればゴハンをもらえなかったり、満足に食べることも出来なかったのかもしれません。

ジェリコはボクが守る

スタッフが診察をしようとジェリコを抱き上げようとすると、ジェフィは半狂乱になったため、2匹一緒にERへと移動することになりました。
「絆があまりにも強いから、2匹は一緒じゃないとダメだと痛感したわ」とアシュリーさん。
幸いにもジェリコの状態は改善されましたが、渓谷熱持ちのため、薬を飲み続けなければなりません。そんなジェリコの療養中も、ジェフィはそばを離れることなく寄り添い続けました。
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2匹の飼い主は、恐らくジェリコの健康状態が思わしくないことをわかっていながら治療もせず、飼育放棄してしまったのでしょう。
そんな環境で暮らしていれば、人間不信に陥ってもおかしくありません。
AHSスタッフは良かれと思ってジェリコを抱き上げたのでしょうが、ジェフィにとっては全ての人間がジェリコに危害を加える敵に思えたのかもしれません。
なんだか切ないですね。

ところでジェリコが患っているという渓谷病(コクシジオイデス症)とは、アメリカ大陸内の限られた土壌に潜む真菌の一種が肺に感染することによって起こる病気で、せきや発熱などを伴います。
軽度ならは自然治癒することもあるそうですが、ジェリコの場合は恐らく投薬が必要なレベルだったのでしょうね。

離れ離れは絶対にダメ!

ジェリコの状態が上向きになって来たため、AHSでは2匹のために愛情いっぱいの家族を探してあげたいと考えています。
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こんなに仲良しの2匹を引き離すなんて、絶対に無理ですね。
大型犬と小型犬のコンビということで条件は難しいかもしれませんが、諦めなければきっと2匹を両手を広げて受け止めてくれる素敵な人が現れるはずです。

2匹をネグレクトの末に捨ててしまった元飼い主の行為は許されるものではありませんが、あのまま元飼い主の下にいたら、どのみち2匹は幸せにはなれなかったでしょう。
このような人はまた同じ過ちをするでしょう。二度とペットを飼うなんてしないで欲しいです。

今度こそジェリコとジェフィがが幸せになれるよう、心から祈りたいですね。

情報提供元: mofmo
記事名:「 ネグレクトされた2匹の犬。守るように決して離れようとしない強い絆に心打たれる