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通りで生まれた子猫から、長年一緒に過ごしたはずの犬まで。
彼らがどんな理由でシェルターに入ったとしても、すべての動物にとってこれが真実です。
彼らは檻の中にいたくはありません。
シェルターで約2週間を過ごした可愛いピーナッツにとって、騒々しくて慣れることのない恐ろしい場所にそして一生出られないように感じることがあります。出典:http://www.lifedaily.com/dog-rescued-from-kill-shelter-thanks-his-new-dad-in-the-sweetest-way/
悲しいことに、動物たちが施設に入れられる事態は今も起こっています。
そしてそれは野良犬や野良猫だけでなく、飼われていたペットにもあり得る話なのです。
ということは、飼われていた子たちが施設に来るのは飼い主の持ち込みもある、ということ。
しかも理由はほとんどが飼い主の身勝手なものです。
成長して可愛くなくなったから、年を取ってお世話できなくなったから、引っ越すから。
大切な家族のはずなのに、飼い主から施設に収容を希望されるペットの気持ち…
悲しみと絶望を想像するだけで胸が苦しくなります。
しかしそれがまかり通ってしまうのです。
おかしなことですよね。
床が冷たい、檻が冷たい、空気が悲しい…何をとっても【温かさ】がまるでないのです。
そうですよね、処分される場所なのですから。
説明なんてされなくても空気や雰囲気でそれがわかるはずです。
処分されてしまうかもしれないのに出られない、その恐怖心から逃げることは出来ないのです。
人間がこんなところに入れられたら大問題になるのに、どうして動物たちはそこまでならないのでしょうか。
動物だから?
人間に飼って【もらっている】から?
考えても考えても、分かりません。
幸運なことに、ピーナッツは自分の人生を必要としてくれる男性に出会いました。出典:http://www.lifedaily.com/dog-rescued-from-kill-shelter-thanks-his-new-dad-in-the-sweetest-way/
救助者エリックさんによると、「ピーナッツは約1歳です。彼女は12日をシェルターで過ごした後に引き取りました」。
ピーナッツの人生は、シェルターで過ごすならば間違いなく短い生涯だったことでしょう。
エリックさんに命を救われ、ピーナッツは感謝しても足りないほどでした。
ピーナッツはまだ1歳足らずなのにもうあの施設に収容されていたのです。
たった一年しか生きていないのに、命を亡くすかもしれなかったのです。
ですが彼女は、新しい飼い主エリックさんに出会って助かりました。
エリックさんが現れなかったらと考えるだけで恐ろしいことです。
ピーナッツは再び、誰かに必要とされる喜びを知ることが出来ました。
たった12日間と思うかもしれませんが、彼にとっては長くて長くて仕方のない、施設での毎日だったことでしょう。
これからは何もかもが冷たい施設に戻ることはありません。
新しい家に着いたとき、ピーナッツはすべてのことを怖がっていました。出典:http://www.lifedaily.com/dog-rescued-from-kill-shelter-thanks-his-new-dad-in-the-sweetest-way/
ですが2週間で彼女はすぐに家の大きな赤ん坊になって、お父さんが大好きになりました!
新しい環境になれるのは誰でも最初は困惑するものですよね。
私たち人間だってそうです。
ピーナッツは特に、連れて行かれた場所が施設だった、という最初の苦い経験がありますから警戒するのも無理はないと思います。
ですがそこがこれまでと明らかに違うことはすぐに分かったのでしょう。
お布団もソファも自分を迎える空気も、かつて感じたことのないほど温かかったはずです。
それがわかったらもう嬉しさが大爆発。
自分が助けられたことが分かり、男性が自分を受け入れてくれることが分かったのでしょうね。
可愛い子犬が新しいお父さんと一緒に過ごし、永遠の家を持つことが幸せであることを知ったのでした。出典:http://www.lifedaily.com/dog-rescued-from-kill-shelter-thanks-his-new-dad-in-the-sweetest-way/
こちらをご覧ください。
とってもいい表情していると思いませんか?
特にエリックさんは本当に嬉しそうで幸せそうですね。
エリックさんにとってピーナッツは大きな贈り物で、お互いが唯一無二の家族。
こんなふ風に抱きしめてくれるエリックさんと出会えて、ピーナッツは心から幸せでしょう。
これからも彼らが幸せいっぱいに暮らしていけますように。