まるであの動物みたいなにゃんこ

運命の出会い

尿路感染症と短頭種気道症候群と診断されたラピューは保護団体に引き取られ預かり先で暮らしていました。そんな中、預かり家族の元へ友人女性のジェシカ・ローマンさん夫妻が遊びにやって来ました。
「彼女の瞳に魔法をかけられたわ。うちは長期治療が必要な猫を飼って来た経験があったから、友人からこの子を勧められた時、断るなんてできなかったわ。すぐに保護団体から譲渡許可をもらってニューハンプシャーまでのフライトを予約したわ」とジェシカさん。
出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/rescue-cat-lapew-looks-like-pug

短頭種気道症候群とはいわゆるはなぺちゃの犬や猫に起こりやすい症候群で、気道が変形していたりすることから呼吸が難しくなったり、いびきなどをかいたりするのだそう。
治療法としては重度の場合は外科的手術が行われることもあるようですが、ほとんどの場合は飼い主さんが気をつけて見ていれば日常生活には問題はないようです。

大きな目とはなぺちゃがとっても印象的なラピュー。
みなさんの目にこの子はどう映りますか?
同じ短頭種のあの動物に見えませんか?

新しい生活

まるでパグのようなしかめっ面のラピューですが、とても気の優しい猫で新しい生活と先住猫達にもすぐになじみました。
「不思議なことに先住猫達も同じようないきさつを持ったラピューをすぐに受け入れたわ。うちは特別なケアが必要な子を引き取るようにしているのよ」とジェシカさん。
出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/rescue-cat-lapew-looks-like-pug

確かに毛色も鼻周りの黒っぽさも目の大きさもパグにそっくりですね。
ジェシカさんはきっとラピューのユニークなルックスだけでなく、彼女がそれまで過ごしてきた経歴に心を打たれてしまったのでしょうね。
生涯特別なケアを必要とする動物を引き取ることはとても勇気のいることでしょう。
しかしジェシカさん夫婦は彼らの全てを受け入れて、あえて似たような経験をしてきた動物を引き取るように心がけているんですね。
実に器の大きなご夫妻ですね。

情報提供元: mofmo
記事名:「 あの動物にソックリ?毛刈りすると驚きの姿に変身した猫がSNS上で話題に!