- 週間ランキング
シカゴのシェルターに保護されていたこの2匹の子猫。この子猫たちのケージの前で足を止めていく人達は、その特異な動きを目にすると、即座にそこから立ち去っていったそうです。
しかし、この病気はそう厄介な病気ではありません。運動能力に問題があるだけで、彼らは引っ掻いたり、キッチンカウンターに乗ったり、健常な猫がやるような悪さはしない(出来ない)ので、むしろ飼いやすいという人もいるぐらいです。出典:http://www.boredpanda.com/here-are-some-of-the-most-heartwarming-stories-from-my-ongoing-series-girls-and-their-cats/?cexp_id=4962&cexp_var=3&_f=trending
彼らのぎこちない動作を見たり、小脳形成不全と聞くと、とても厄介な病気に聞こえるかもしれません。
しかし、よくよく聞くと、生命にかかわる病気でもないし、生活にもそう支障はないようです。
高い所に登ったり、高い運動能力は猫の魅力の一つではありますが、中には、我が物顔でキッチンの上を行き来し家を荒らす猫ちゃん達に不平を漏らす飼主さんもいるようですから、そういう人には、むしろもってこいのニャンコちゃん達かもしれませんね。
この病気を抱える猫たちは、引き取り手が探せず、殺処分になる事が多いようです。
どこかで、ヨチヨチ歩きですぐコテンと転んでしまうネコに出会ったら、ひょっとしたらその病気かもしれません。その時はゆっくりと立ち止まってあげたいですね。
ダイナさんは、ある日、避難所のウエブサイトで見つけたロシアンブルーを引き取りに行きました。しかし、避難所の職員に他の猫と会ってみないかと勧められ、この黒猫のウルフィーのケージに案内されました。出典:http://www.boredpanda.com/here-are-some-of-the-most-heartwarming-stories-from-my-ongoing-series-girls-and-their-cats/?cexp_id=4962&cexp_var=3&_f=trending
その猫は全くアイコンタクトを持たず、手を差し伸べると檻の隅に逃げてしまいます。
職員の話によると、過去に酷い事をされて人間に対してトラウマがあるのだろうということでした。
彼女は職員から、「黒猫がいかに嫌煙され殺処分率の高いか」などの説明を受け、最終的には、黒猫ウーフィーを引き取ることを決心したのでした。
このウルフィーという名前には、不快感を表すニュアンスがあります。
ウルフィー自身、きっと、そういう気持ちを嫌と言うほど味わってきたことでしょう。
中世、黒猫は悪魔祓いなどの儀式に使われていたことがあり、今でも古い迷信を信じて嫌煙されることがあります。
日本にも黒猫にまつわる、なんともナンセンスな迷信がありますよね。
そんな可哀そうな黒猫ちゃんにとって、ダイナさんはエンジェルのような存在でしたね。
未だに見知らぬ人には警戒心が強いですが、辛抱強く面倒をみたダイナさんのお陰で少しづつ、心を開いたウルフィーです。
ウルフィー君、君はもうその名前をとっくに克服したようですね。
ナイジェルはシモンさんのパートナーが、ある冬の寒い日にプレゼントしてくれた猫です。出典:http://www.boredpanda.com/here-are-some-of-the-most-heartwarming-stories-from-my-ongoing-series-girls-and-their-cats/?cexp_id=4962&cexp_var=3&_f=trending
彼はまだ手の平に乗るぐらい小さく、ストリートで生き抜くにはまだ小さ過ぎました。
ナイジェルはレスキューされた猫で、頭に負傷をし首がいつも傾いていました。
彼は、ハイパーで落ち着きのない子猫で、引っ掻くわ、噛むわ、モノは破壊するわで、シモンさんを大変手こずらせました。
そのため、私達はしばしばナイジェルを巡って口論をするぐらいでした。
しかし、数か月後、引っ越しをきっかけに、ナイジェルはガラリと変わりました。
未だに噛みはしますが、かなり落ち着いてくれました。
シモン君、なかなかのやんちゃ者だったようですね。
そのやんちゃぶりが想像できます。
だけど、途中でギブアップしなくて本当に良かったです。
中にはこの時点でギブアップする無責任な人もいるでしょう。
しかし、昔から「ダメな子ほど可愛い」と言いますが、この猫のシモン君も然り。
手のかかる子、世話がやける子ほど、結果的に手間をかけた分、より可愛く思えるのだと言います
危機もあったようですが、乗り越えられて良かったですね。
初めてでも優しく受け入れてくれた