お腹に大きな「何か」を抱えたわんこ

アメリカ・ニューメキシコ州で保護された「ギルバート」。

悲しい表情をしている彼のお腹には、何やらとても大きなものがくっついています。

肥大化してしまった悪性腫瘍

ギルバートが抱えていたのは、大きくボールのように肥大化してしまった「悪性腫瘍」でした。胃の上にできてしまった、大きな腫瘍は、ギルバートの3分の1もの大きさ。命の危機にさらされていました。
出典:http://wp.viralnova.com/they-rescue-this-dog-call-gilbert-but-whats-that-near-his-chest/

なんと悪性の腫瘍が大きくなったものだったのです。
体の細いギルバートにとって、その腫瘍の重さは体に負担がかかっていたでしょう。

どうしてこんな酷い状態で保護されたのでしょうか。
元から野良育ちなのか、それとも飼われていたけれど、病気にかかり治療をしたくないからと捨てられてしまったのか。
ギルバートの今までの人生は誰にも分かりません。
ですが、助けたいという気持ちに変わりはありませんよね。

腫瘍の痛みと、空腹と・・・

ギルバートを救助したシェルターの専門家によると、これだけ大きな腫瘍であれば、痛みも大きかったのではないかといいます。さらに、ギルバートは栄養失調の状態でお腹がすいて力が出ない。腫瘍を抱えた弱った体での厳しい野良生活は、想像を絶するほどの苦しみだったのではないかというのです。
出典:http://wp.viralnova.com/they-rescue-this-dog-call-gilbert-but-whats-that-near-his-chest/

想像してみてください。
体の3分の1ほどの大きな腫瘍が自分に存在していたら。しかも誰にも頼れないという厳しい状況。

生きる希望を失いそうな程の絶望を感じませんか?
ましてやギルバートは犬で、助けて!と叫んでも人には聞こえません。
ここまで良く耐えてくれたと褒めてあげたいですよね。

ギルバートを助けたい!プロジェクトが立ち上がる

シェルターのスタッフは、ギルバートの腫瘍切除の資金を集めるため、「寄付キャンペーン」を開始。手術に必要な6800$、日本円でおよそ70万円もの資金集めを始めました。
出典:http://wp.viralnova.com/they-rescue-this-dog-call-gilbert-but-whats-that-near-his-chest/

ギルバートを死なせてはいけない。
すぐに行動に移したシェルターのスタッフさんの強い意思に、頭が下がります。

寄付金額は、決して安くありません。
それほど難しい手術になるということが分かりますね。

寄付キャンペーンの結果は?ギルバートは無事に助かるのでしょうか

 
情報提供元: mofmo
記事名:「 体の3分の1もの腫瘍を抱えた犬。絶望的な未来を変えた一筋の光に感動