孵化した雛がもつハンディギャップ

ある時、一家はニワトリの家族を増やそうと、タマゴを孵化させることに挑戦しました。
しかし、彼らはまもなく卵から孵化させることが簡単でないことを思い知らせれます。
彼らの懸命な努力の甲斐もなく、卵から孵化できたのはたった一匹でした。
それも、その雛は自力で殻を破けず、助けが必要としていました。
そして、人の手を借り殻からようやく脱出し生き残ったひよこも、可哀そうに障がいを持っていたのです。
趾の先がカールをしていて、立つことも歩くこともできなかったのでした。
出典:https://www.thedodo.com/chick-learns-walk-shoes-2367259463.html

私達人間の心を和ませたり楽しませてくれるペット。犬、猫、ハムスター、鳥、豚、その種類は様々です。その中には、家畜ととして、私達の食卓の上に乗る動物もいます。ペットとしての動物を選ぶ際、飼いやすいか否かという点は確かにありますが、家畜とペットになり得る動物の境界線はありません。どんな動物がペットになり得るかは、飼い主さん次第ともいえます。

さて、今回ご紹介するのは、アメリカはアイオワ州に住む、Adam Tiernanさん一家で飼われているペットのお話。
ティエルマンさん一家は、ニワトリをペットとして飼っていました。
その家族を増やそうと奮闘したようですが、ようやくふ化させた雛には障がいがあったようです。

ドナルドダックのような手作り趾シューズの効果は?

一家は、そのヒヨコを助けようと治療法を探し求めました。
その結果、彼らは変形した趾を矯正するための方法をインターネット上で見つけ出しました。
それは、とてもシンプルな方法で、趾にテープを巻く方法でした。


約1週間後、テープが取り除かれました。
すると、どうでしょう!ヒヨコは猛ダッシュで歩き始めたのです。
そして、そのヒヨコには、ニトロいう名前が付けられました。

出典:https://www.thedodo.com/chick-learns-walk-shoes-2367259463.html

こちらは特製の草履を履いたニトロです。
まるで、ドナルドダックのようですね。
家族の支えもありこの特製の趾シューズで、不安定ながら歩くことも出来ました。
障がいをもちながらもここまで愛されているニトロは幸せ者ですね。

こうしてニトロは、一家の手によって命を救われ、今では彼らの庭を自由に歩き回っています。
ニトロのように障害を持って生まれてきた動物達は、こうして幸いにも人の手によって救われることもありますが、一方、人の手によって簡単に抹消されるという悲しい現実もあります。
ニトロは心優しいティエルマンさん一家の元に生まれてきて、本当にラッキーでしたね。

 
情報提供元: mofmo
記事名:「 唯一生まれたのに障がいが…。立つことすらできない雛の運命はどうなる?