たくさんの動物を引き取る事になった理由

今回ご紹介するお話の主人公はリー・アッシャーさんとその家族の動物たちです。
彼は現在7頭の保護犬と2匹の保護猫の里親さんです。無類の動物好きのアッシャーさんは幼少の頃より、自分は動物を助ける役割を担っているのではないかと感じていたそうです。

彼は動物保護施設のそばに住んでいたためシェルターに居る動物たちと多くの時間を過ごす機会に恵まれて育ったそうです。シェルターに関わる人たちがどのようにして動物をレスキューするかの手順や概念を自然に学び、身についてしまったんだそうです。

アッシャーさんの犬たちが彼にぴったり寄り添い彼を見つめていて、彼がどれだけ犬たちから愛されているかが伝わってくる写真ですね。



「自分が大人になったら、自分の家がいっぱいになるくらいのたくさんの動物たちと暮らすであろうと思いながら育ったので、自分自身も周りの人も動物を引き取って暮らし始めた時はそんなに驚くことではなかったと思うよ。

犬を救いたいという動機は犬が好きだからっていう事もあるけれど、命を救うという使命を果たすことになって、次に救った犬たちがどこで暮らせだろう?と考えた時に、自分が引き取って里親になればいいんだって事に気が付いたんだ。

自分のしたい事と犬たちが必要としている事が一致した素晴らしいウイン-ウインの関係だと思うんだよ。」

とアッシャーさん。
出典:https://www.thedodo.com/hot-guy-rescue-dogs-2317086058.html
成長して大学生になると、アッシャーさんはシェルターから犬を引き取り犬たちの里親を探す活動など実家にいても出来る活動を始めました。
これまでにアッシャーさんは16頭もの動物を救い、実家から独立した現在もなお9頭の動物と共に暮らしています。
出典:https://www.thedodo.com/hot-guy-rescue-dogs-2317086058.html

実は、その内の何匹かは「里親の失敗」によりアッシャーさんの手元に残った動物たちなんだそうです。
「里親の失敗」とは、終の住み家となってくれる里親探しの途中で短期的に預かったつもりの動物を手放したく無くなって、自分で引き取り自身が里親となる事を意味するのだそうです。

自分で引き取る事例も少なくないのでこの様な表現が生まれたそうです。
なんだか失敗という言葉にクスッと笑ってしまうけれど、失敗ではない事実にじんわりと心が温かくなるお話しですね。

動物たちとの出会いはいつも偶然に

アッシャーさん家族を紹介します!

7頭の犬の名前は、ヤッファ、モリー、キャリ、ボーボー、バターズ、ヘヴン、そしてリリー、2匹の猫にはウィスキーとグースという名前を付けたそうです。

アッシャーさんが大人になり親から独立して自分の家を構えるようになるとすぐに、彼はそれが天性の仕事であるかの様に犬を引き取るようにしたのだそうです。この日をどれだけ待ちわびたことでしょう!

アッシャーさんと犬たちはどのように出会ったのでしょうか。

どういう訳か彼は、助けを必要とする犬に出くわす出会いが増える様になりました。

たとえば・・・
バターズは虐待を受け子犬の頃に売り飛ばされそうになった犬で、シェルターで偶然に出会いました。

リリーはゴミ箱の後ろで泥まみれになって寝ていた犬でした。特にリリーはひどいてんかんを患っていたのだそうです。

「リリーは汚れた状態で見つけられ、斜視であろう目をみても他に何か持病を持っているという事が分かりました。

週に3-4回、リリーの様子を見に行って『ここから出たら楽しい事がいっぱい待っているよ!』とリリーに伝え続けました。そうやってリリーが出てきてくれるまでに3週間もかかったんです。」

リリーを引き取って1か月の間、アッシャーさんはリリーのてんかんの発作を抑える方法を見つける事に奔走し、ついにリリーのてんかんに合う薬を見つける事ができました。9か月の間はてんかんの発作を起こす事がなくなり、ついには薬の助けを借りなくても発作は起きない様になったので服薬を止めても問題なくなったそうです。
出典:https://www.thedodo.com/hot-guy-rescue-dogs-2317086058.html

体の大きなリリー、てんかんの発作の間は暴れたり、けいれんしたりと看病も大変な事だったと思います。

アッシャーさんは自分の苦労よりも、リリーの発作の苦しみを取り除いてあげられた事に何よりも喜びを感じているではないでしょうか。

なんて頼もしいお父さんなんでしょう。ね!リリーちゃん!

アッシャーさんは自ら里親を名乗り出るために動物を探しに出かけることは特に無いのだそうです。彼の元にいる犬たちのほとんどは彼がシェルターで手伝いをしている時など、ふいに不思議な方法で出会って来たというのです。

モリ―の場合、たまたまアッシャーさんが彼のお母さんの腕時計の修理にでかけた先の道路の向こうにシェルターがあり、何気に訪れたシェルターで出会ったそう!

ヘヴンはエックス・ガールフレンド(前の彼女)がテキサスに帰郷した時に連れ帰った犬。彼女はヘヴンをアッシャーさんに任せて去ってしまったのですね・・・

彼の元にいる犬たちは思いもよらずアメリカ全土のあちこちからやってきて、不揃いで可愛らしく小さな家族となって暮らすことが出来るなんて。幸せな犬たちですね。

みんな家族!

大型犬、小型犬、年寄の犬、そして若者の犬などアッシャーさん宅の犬たちは容姿、性格、年齢もさまざま。のんびり過ごしていたい犬もいれば、これでもか!という程の運動が必要な犬も居るそうで飼い主さんのご苦労がうかがい知れます。

犬たちのそれぞれの類似点と言えば・・・それはアッシャーさんが、どの犬も平等に愛を注いでいて、犬たちも同じようにアッシャーさんを愛していることでしょうか!相思相愛の愛にあふれた家族です。

体の大小問わずみんな仲良しなんですね!

周りの人からみれば、一軒の家に住むこの多くの犬たちはアッシャーさんの「ペット」と見えるのかも知れません。でもアッシャーさんは犬たちを「大事な友達」と思っているそうです。彼の犬とのふれあい方はそれぞれ各犬とも違うのだそうです。そして、犬たちが彼の人生に何をもたらしてくれているかをまず何よりも尊重しているのだそうです。

アッシャーさんは彼の犬たち全てが彼の親友と呼ぶそうです。そして、親友ですからお互いに意志の疎通がうまく出来ない時もあり喧嘩もするのだそうです!

例えば、先日ボーボーはアッシャーさんの大事なカウチを壊してしまったそうです・・・!

「僕は6.5フィート(約2m)の身長で体重が250ポンド(113㎏)もあるんだ。ただでさえ大きい体の僕の体にあうカウチを探すのが大変なのに、一生使っていこうと思っていたお気に入りのものが壊されたんだよ。怒りもするよ。」

「カウチが届いてから24時間以内に台無しになってしまったんだよ。ボーボーはあっという間に・・・そう、シリアルをボウル一杯食べ終わる前という位の短い時間にカウチを切り裂いてしまったんだ。」
出典:https://www.thedodo.com/hot-guy-rescue-dogs-2317086058.html

もちろん、アッシャーさんとボーボーは親友同士がそうするかのようにとことん話し合い仲直りをしたそうですが・・・

たくさんの犬との暮らしってどんな風なの?

多くの人は9頭の保護動物と暮らすなんて、とても手ごわい考えと思うのではないでしょうか。
どうやったらそんな事できるの?
飼い主本人も犬みたいになっちゃってるんじゃないのかしら?
アッシャーさんにとってはたくさんの犬と暮らすことはとても自然な事なんだそうです。
どの犬も彼の生活になくてはならない存在なのだそう。
彼の家では犬も猫も同じ屋根の下で仲良く、お互いが楽な方法で上手く暮らしているようなのです。
アッシャーさんは犬たちを出来る限り外出するように心がけ、そして個々に触れ合う時間を持つようにも心がけているそうです。

「たいてい外出するときは2-3頭の犬を連れて行きます。」

「時々、一人っ子になりたいと思っている犬が居るな、と感じた時はその子を連れて出かけます。他の犬と離れて一緒に過ごした後は、行動に顕著に違いが現れるんですよ。時々そうしてもらう事をこの子たちも望んでいると思います。」
出典:https://www.thedodo.com/hot-guy-rescue-dogs-2317086058.html

たくさんの動物に囲まれて暮らすことはアッシャーさんの夢であり目標でした。そして現在、彼はその夢を実現し夢の存続のために頑張っています。

彼の事を愛してやまない毛むくじゃらのフワフワした家族と共に・・・

いかがでしたか?
人間の動物の暮らしを分けて考えず共に家族として過ごすという夢を実現し実行する姿にには驚きと尊敬の念を感じます。これからもSNSを通してその元気な姿を見させて下さいね!

 
情報提供元: mofmo
記事名:「 短期間、預かるつもりが…気づくとわんこだらけの生活になっていた男性が幸せそう!