痛みと共に歩んできた女性の人生

トロントに住む25歳の女性シネイド・エリスさんはパークスウェーバー症候群という難病を患っています。

時には右足から急な出血が起こり、血液が静脈内で凝固してしまう病気です。

エリスさんは言います。

「高校時代はほとんど入院生活でした。歳を重ねるごとに病状は悪化しています。」
出典:https://www.thedodo.com/service-dog-hugs-woman-toronto-2266474784.html

エリスさんですが大人になってから痛みと共に、あるかけがえのない素敵なものがいつも寄り添うようになったそうです。ふわふわした毛並みの大きな存在「パディントン」です。

介助犬との出会い

パディントンは特別に訓練を受けた介助犬です。

彼女が痛みを感じ始めるとただ寄り添うだけではなく、まるで彼女の痛みを引き受けてくれるかのように深く深くハグをするのだそうです。

まるでお互いの体にマジックテープか磁石が付いているかの様にぴったりして離れないのだそう!

パディントンは温かでふわふわでそばにいてくれるだけでもとても癒されますね。

パディントンは犬の訓練機関であるテムズ介助犬センターで訓練中で、一人前の介助犬になるにはまだまだ訓練が必要だそうです。
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すでに人間との暮らしの中で色々なサポートが出来るパディントンではありますが、資格習得となるととても厳しく審査されるのでしょうね。

エリスさんがパディントンのその優しい性格と可愛らしい容姿に一目惚れしてからというもの、訓練学校の卒業前でありましたがすでに共に生活をして彼女にとってなくてはならない存在になったようですね。

頑張れ!パディントン!

エリスさんの足には裂傷を繰り返していてなかなか治らない傷創があるそうです。

もう10年以上も繰り返していてお医者さんも手を焼いている症状なのです。

驚いたことにパディントンがエリスさんの所にやってきた時にはじめにした事が、傷を閉じる様にパディントンがギュッと患部を押さえたというのです。
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それはまるで生きた包帯のように、絶える事なく優しく傷を癒しました。

心と体の癒しの技を持つパディントン

実際の医療手法でもある『ディープ・プレッシャー・セラピー』を用いてるかのように、パディントンは患部に適度に連続した圧力を加え始めました。

彼は忠実にも3週間にわたり毎日1時間以上もこの作業を続けたのです
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パディントンには相手をハグしたいという生来の素質が備わっている上に、数々の医療作法も習得しているのですね!

パディントンはエリスの身体上に起こる物理的変化を犬の持つ敏感な嗅覚で嗅ぎ分ける事ができます。

たとえば睡眠中に起こり得る致命傷になりかねない体の奥深くの出血も感知できるのです。
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パディントンはエリスさんの感じる不安が危険な程までに高いと察知した場合は、彼の持つ生来の優しさと習得した技術でエリスさんを落ち着かせるようにするのだそうです。

パディントンはいつもエリスさんの傍らに居て様子を彼女の様子を良く観察しているからこそ迅速に適切な行動が出来るのですね。

そしてエリスさんの外出時には一緒に伴って出かけ、彼女の不安定な歩行を助けてくれるんだそうです。なんて頼もしいパートナーなんでしょう!

エリスさんはあまりに不安がある時には外出を避けるようにしているそうです。

パディントンがエリスさんの所に来たのは生後9週目の事でした。

パディントンはエリスさんの足が一目で気に入りました。
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9週目のワンちゃんといえばまだまだ子犬です。犬のお母さんの心臓の音を聞いているような温かな気持ちになったのかも知れませんね。

そしてエリスさんの足を通してエリスさんがパディントンの事を愛して止まない心からの気持ちを感じ取っているのではないでしょうか。

ふたりのアドベンチャーはまだまだ続きます

いかがでしたか?
エリスさんの事が心配で癒しを続けるパディントンとパディントンを心から愛して止まないエリスさん。介助犬とそのオーナーというよりお互いにベストパートナーを見つけた運命的な出会いだったのでしょう!

パディントンとエリスの素敵なお話の続きはインスタグラムとFACEBOOkでご覧になれますよ!

パディントンが一人前の介助犬になるために訓練費用の募金を募っています。支援を希望される方はこちらのサイトをどうぞ。

 
情報提供元: mofmo
記事名:「 共に大切なパートナー。難病に苦しむ女性を救ったのは介助犬という垣根を超えた存在だった