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ラスはお座りや待てなどの基本のコマンドをすでに知っていたことから、生粋の野良犬ではなく、かつては人から愛された飼い犬だったと考えられます。
しかしこんなに穏やかで優しい犬がなぜシェルターに収容されなければならなかったのでしょうか?そしてなぜこんなにボロボロになってしまったのかただただ疑問です。一つだけ言えることはこの子が手に負えないから捨てられたという可能性は彼の穏やかな性格からは考えられないということです。
そんな中、ケイラさんはある衝動に駆られたようです
散歩を終えてラスを犬舎に戻したケイラさんは母親に一本の電話を入れました。出典:https://www.thedodo.com/pit-bull-hugging-new-mom-2248239878.html
「明日にも犬を引き取らなきゃならないのってママに話したの。ママは私が散歩する犬達みんなに恋をするのを知ってたから冗談だと思って信じなかったの。でもラスには他の犬とは違う何かを感じたの」とケイラさん。
その頃ラスの収容されていたシェルターは大きな問題を抱えていたようです。それはどこのシェルターにもよくある収容頭数オーバーの問題。
どの犬がいつ殺処分されてもおかしくないほどの状況の中、悲しいことに病気を抱えていたり狂暴性などの問題のある犬達は真っ先に処分リストに入ってしまいます。そのような理由からケンネルコフを患っていたラスの身を案じるケイラさんは一分一秒でも早く彼を救いたかったのでしょう。
始まった2人の幸せな時間