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犬は集団行動、猫は単独行動をしてきた動物なので、猫には共同生活としてのルールが必要なかったんですね。
けれど、猫の知能は人間の3歳児程度といわれているので、学習能力はあります。
社会性を身に付け始める子猫(生後2ヶ月~7ヶ月まで)の段階であれば、母猫の真似をして学ぶ事と同じように比較的しつけが上手くいくようです。
しかし、成猫の場合はそれまで自由に生きてきた経緯がある為、しつけを学習させるのは非常に困難で根気が必要です。
猫がとる行動に対して飼い主さんが一貫した行動、しつけをすれば、それが良いことか悪いことかは理解してくれますよ。
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言語道断ですが、叩いてはいけません。
猫にとっては何故こんな痛い思い、怖い思いをさせられたのか理解できません。
たとえば、トイレ以外の所で粗相をしてしまいます。
それから時間が経って、飼い主さんがそれを発見して猫を怒って叩きます。
猫は粗相してから時間が経っているし、全く飼い主さんの怒りが理解できません。
こういったしつけは全く無意味です。
無意味なだけでなく、猫から飼い主さんへの信頼も崩壊しかねません。
状況を冷静に確認してみましょう。
粗相をしてしまった原因はなんでしょうか?
トイレが汚れていませんでしたか?外出中にトイレを汚してもいいようにトイレを増やしていますか?
猫は話せない代わりに何かで訴えようとします。
楽しい愛猫との生活を飼い主さん自ら壊しているようなものなので、絶対に猫を叩いてはいけませんよ。
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いつの時代のお仕置きですか?という感じですね。
人間の子供も、悪さをしたら押し入れや物置に閉じこめるなんてことがあるようですが、猫を閉じこめて何の効果があるというのでしょうね。
全く理解できません。
猫をケージや狭い場所、箱の中などに閉じこめる、監禁することで伝わることは何一つありません。
人の子供も犬も同じですが、悪さをしてから叱るまでのタイミングは早ければ早い程良いのですが、猫の場合は1秒以内とされています。
猫にとっての行動は、安全か危険かであり危険でなければやりたい事をする。
そして、やり終えた行動は忘れてしまいます。
なので、いきなり閉じ込められてもサッパリ意味が分からず閉じ込められたという負のイメージだけが残り、飼い主さんを怖がるようになりかねません。
引っ越しや片付け、掃除機をかける間ケージに入れるなどは理解できますが、しつけとして閉じこめるということは意味が無いので止めましょうね。
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多少驚く程度の声であれば、危険な場所に立ち入った場合歩みを止めさせられるので効果的ですが、怒鳴り続けるなどは意味がありません。
そもそも、飼い主さんが危険な場所と理解してるならば、入られないように策を講じておけばよいのです。
引っくり返されるような物は置かなければよいのです。
猫は興味の湧いた物には本能的につい手を出したり入ったりしちゃうのです。
大声で怒鳴ってもしつけにはなりませんよ。
注意といっても、階段の手すりに乗った時など、飼い主さんがびっくりして大きな声で名前を呼んでしまうことがあるかもしれませんが、そういう時は大丈夫です。
声のトーンなどで猫も理解してくれますからね。
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叩くに等しいですが、猫にとって苦しい体勢を取らせる、痛い思いをさせることは一種の虐待ととらえて欲しいです。
しつけではありません。
例えば、爪研ぎをして欲しくない場所で爪研ぎをした形跡があったとします。
そこに猫を連れて行って押さえつけて見せるなどという行為は、しつけではなく虐待ですよ。
幸せな時間を共有するために一緒に居るということを忘れないでください。
しつけと称して、人間の親も子供を叩いたりしますが、それは本当に効果があるのでしょうか?
猫に対してももう一度考えてみてください。