- 週間ランキング
スタッフォードシャーとスパニエルのミックス犬であるボスは預りボランティアさんのお宅に少しの間いたことがあり、預かりさんにもその優しさを振りまいていたのだそう。出典:https://www.thedodo.com/senior-dog-atlanta-shelter-2148967172.html?tdfb
「彼の名の『ボス』は実にふさわしい名前よ。お散歩の時も近所の人達はその威厳ある風貌から彼を尊敬の目で見てくれるの」
預りボランティアのデボラ・ラローさんはボスと過ごした日々のことをそう振り返ります。
そんなボスのために彼が一日も早くシェルターから脱出できるようにと譲渡の際の手数料を募金してくれる心優しい人も現れました。そしてシェルター側もクリスマスまでに家族を見つけようと全力を注ぎました。
シニア犬の譲渡というのは若い犬達と比較すると簡単なものではありません。もちろんシニアですからそれなりの医療費もかかりますし、一緒に過ごせる時間も子犬や若い成犬よりも短くお別れの時もそう遠くありません。ですから里親になる人も並々ならぬ覚悟が必要となります。
しかしもちろんシニア犬を迎える利点だってあります。子犬から犬を育てた経験のある方ならおわかりだと思いますが、子犬というものは思った以上に手がかかります。その点シニア犬は落ち着きがあり、あまりワチャワチャした犬がお好みでない方にはうってつけのパートナーに成り得ます。シニア犬を譲り受けた筆者の友人は前述のような理由でシニアを選んだと実際に話していました。
このようにシニア犬を家族に迎え入れる利点はあるのですが、なかなか世間から理解を得られないのが悲しいですが現状です。
人生を楽しむことに年齢は関係ない!