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ある日、高速道路を走行中に1匹の子猫を発見しました。
交通事故に遭ってしまったのか、子猫の後ろ足は曲がっており、とても歩けるような状態ではありませんでした。
カーメンさんは子猫を保護すると、急いで動物病院へと連れて行きます。
検査が終わると、獣医さんは予想外の結果を告げました。
なんと子猫は一切ケガをしていなかったのです。
どうやら子猫の後ろ足は、生まれつきの障がいのようでした。
それだけではありません。
子猫はもうひとつ、大きな障がいを抱えているようでした。
獣医さんによると、子猫は盲目であるとのことでした。
また、今後視力が回復することはないと言われてしまったのです。
生まれつき歩くことができず、目も見えない。
子猫はわずか生後5週間でしたが、獣医さんは安楽死をすすめました・・・。
しかし、カーメンさんはその言葉に”待った!”をかけました。
そして獣医師さんに、
と伝えます。
障がいを抱えた猫を育てるというのは、そう簡単なことではありません。
それでもカーメンさんの意志はゆるぎませんでした。